「ママ、あそぼあそば」と一日中追ってくることに逃げて逃げて。
「あーんして」と全然食べようとしないことに「3歳になったんだからあーんは無しだよ」と拒否し、逃げて逃げて。
ご飯作るより遊んで欲しい、トイレに行っちゃダメと泣いてまで訴えてくれてた次男に、冷たい態度しか取れない自分にさらにイライラしてました。
どうにかしなくちゃどうにかしなくちゃ、次男がかわいそうだと反省するんだけど、冷たい態度は変えられず、さらにどうにかしなくちゃと思って、さらにイライラしたりして。
でも楽しそうに通ってた母子分離の体操でまで「ママのところに行きたい」と次男が泣き出し、これはまずいぞと思い、
1週間だけでも覚悟を決めて、次男の欲求を全部受け止めようと決意。
家事はおざなりになってもいい!と心に決めてみる。
すると、あれ不思議。イライラの呪縛がスッと取れたんです。
あれ?遊んでと言われてもイライラしてない?あれ?
私のイライラの原因は、次男の赤ちゃん返りではなく、
「完璧に家事をしなきゃ!あれもやってない!これもやってない!ああ!部屋が汚い!三男にとって危ない環境だ!綺麗にしなきゃ!危なくなくしなきゃ!なのに、子供達はどんどん汚してく、片付けないのに、子供達はママ、ママと呼び、ママに家事をする時間を与えない。
でも○時までには終わらせなくちゃ!○時までには食べさせなくちゃ!○時までには寝かさなくっちゃ!イライライライラ。こんなに頑張ってるのに、なんでこんなに家事が進まないの?終わらないの?!」
というエンドレスのこれでした。
何故か完璧にしなきゃと時間通りに過ごさなきゃという呪縛を自分にかけてたんです。
そのイライラのせいで、すぐ怒るし、急かすし、怒鳴る、無視する。
子どもたちにとっては最悪の環境だったはず…。
家事はおざなりになってるし、終わってないけど、次男の勉強したいの意欲に付き合って、長男の宿題にきちんと付き合って、子供達のそれぞれの欲求を受け入れ、応えていたら、なんだか私の心も穏やかな風が流れ、なぜか今日は次男の「ママ、ママ」攻撃が少なく、「あーんして」も一度もなく、夜中の「抱っこ紐に入る」も10分くらいで終了。
そうか、そういうもんなんだな。
と納得。
自分の首を自分で締めてた。完璧なんて、子どもは求めてない。ママを求めてたんだなぁ。気がつけてよかった。
泣いてピンチを教えてくれた次男に感謝。
忘れないように。まずは子どもたちの心のケアを頑張ろう。