あんまり細かいことは、説明できないんですが。


とある、私の親しい女性、。

歳はおそらく、向こうが20歳近く上だと思うんですが。


どうも、体調が悪くて、病院で検査を受けたみたいで・・・。


お付き合いの中で、私の病気のことはご存知なもので。


どんな気持ちで、その時、私は検査を受けて。

どうやって受け入れたのか。

聞かれたんですよね。


うん。


検査して、結果が出るまで時間がかかるから。

「その間の心理」って複雑なんですよね。


きっと、今が一番キツイんだろうなあ・・・と。


そして、万が一、最悪だった時に。

どこまで、すぐに受け入れられるか。


家族がいれば、みんなを巻き込むし。

お仕事をしていれば、収入の問題とか。


少しでもお役に立てられればと、

私は自分の体験談をお話ししたんですが。


結局は。

他人がどうにかしてあげられるのは限界があって。

本人次第。


「実はね~。

私、つい先日、誕生日だったのよお。

さすがにね、この日はさ、結果を聞きに行く気にはなれなくて。

息子たちからも、お祝いの電話があってさ~。

いい誕生日だったわ。

今度、病院に聞きに行ってくるわ。」


根が明るくて、サバサバしているので、

そんな悩みを抱えているなんて、聞かないとわからなかったんだけども。

本当のところは・・・。


私ね、34歳で発病しているんだけども。

「あと、10年待ってくれ」「まだ、一生の病気を抱えるのは早すぎるだろ」という思いがあって、

自分の事なのにも関らず、ずっと現実を受け入れられなかったんだけど、


もう数年もすればその10年になるけれど、

「その時なら、受け入れられるか?」と聞かれたら、

「受け入れられる」なんて、答えられないと思う今日この頃。


「一病息災」って言葉があるけれど、

早いか遅いかだけで、

歳を取れば、みんな、何か1つぐらい病気を抱えて、日常をこなしていく。

そういう時に「受け入れ」という「作業」(という表現が正しいのかよくわかんないけども)に、

つまずくんだよね。


これが親、家族に起こった時、私はどうするんだろう???

受け入れられるんだろうか???


義父の目は、なんとか現状維持で推移してるんで、

まだ、未体験に近いので、わからないなあ・・・。


「健康」でいられるのは、ある意味「奇跡」なんですよね。


そうそう、9月の初めに知ったんですが。


あの全米オープンで2度優勝した「ビーナス・ウィリアムズ」が、

自己免疫疾患の「シェーグレン症候群」で、

2回戦を棄権してるんですよね。


私、つい3ヶ月ほど前、6月24日にこんな記事を書いてるんです。

http://ameblo.jp/yu-yomama/entry-10933103646.html


「クルム伊達vsビーナス」の試合。

ビーナス、サービススピード190キロを出してたんですよ。

クルム伊達が、ラケットすら、かすらない。


でも、思えば、もうこの頃から。

体は、疲れがとれなくて、悲鳴を上げていたんですね・・・。

想像もついてませんでした。


「今は病気を治すことに集中して、早くコートに戻ってきたい。」って声明を出しておられるんですが。

かなうといいな。


「失ったものの数を数えるよりは、

できることの数を数えた方がいい。」


どこだったかで聞いて、いいと思った言葉。