野球の聖地とも言われる「阪神甲子園球場」が今年8月1日でちょうど創設100年を迎えるそうです。(1924年(大正13年)に竣工した時は、「甲子園大運動場」と命名され、野球だけでなく、各種球技や陸上競技場を兼ねていた)

 

 


この甲子園が完成した当時、日本にはまだプロ野球がきちんと存在していなくて(東京巨人軍の設立は1934年、大阪タイガースの設立は1935年)、学生野球が人気の中心だったようです。特に、全国高等学校野球選手権大会(1915年から開催。今年8月の大会が第106回)や選抜高等学校野球大会(1924年春から開催。今春のセンバツ大会は第96回)が、この新しい甲子園大第運動場(1929年からは野球専用の甲子園球場)で継続開催されるようになって(但し、第二次世界大戦やコロナ禍などで中止された年もありますが)、それぞれ、夏の甲子園大会、春の甲子園大会として、大人気イベントとなりました。

私は、学生時代(1969年~1975年)、6年間京都に住んでおりましたので、高校野球の応援や、阪神タイガースの試合の応援によく出かけました。ただ、当時は、巨人V9の時代(1965年~1973年)に重なっていて、私の学生時代は阪神は2位がほとんどで、最後はどうしても巨人に勝てず、1974年も中日の後塵を拝して悔しい思いをしました。

というようなこともあって、甲子園100年の今年は、是非とも連覇を達成して欲しいのですが、これまでのところセリーグは大混戦で(阪神タイガースは、やっと甲子園で4連勝して現在2位)、優勝の行方も全く予断を許さない状況です。

また、夏の甲子園大会では、今年センバツに久々に出場して健闘した田辺高校が、予選大会を勝ち上がれるかどうか(7月14日に昨年優勝校である強豪・市立和歌山高校と試合予定)が、地元の大きな関心事となっていますが、何とか勝ち上がって甲子園100年の大会を盛り上げて欲しいと祈念します!