さて、今回はパフォーマンスの斑(ムラ)について。
斑(ムラ)という言葉の意味を辞書で調べてみたところ
・物事がそろわないこと。一定しないこと。また、そのさま。
・気が変わりやすいこと。また、そのさま。
などと書かれていました。
スポーツ選手にかかわらず、一般の方でも学生でも、ムラがある人、ない人はそれぞれ見受けられますね。
ここで言うムラというのは、行動そのものであったり、言動であったり、思考であったりと様々です。
「あの選手は良い時と悪い時の差が激しい」
そんな言葉もよくこの仕事をしていると指導者からお聞きすることが多々あります。
そんなムラのある・ない(パフォーマンスが変動しやすい・しにくい)選手について自分なりに考えてみたところ、ある共通点がありました。
それは、、、
「年齢が上になるにつれてムラが少なくなる」
あたりまえじゃーん(笑)
そりゃそうだろとなりますが、ではなぜ年齢が上の選手にはムラのある選手が少ないのかは、以下のような要因が考えられます。
・過去の経験により予測しやすいケース(試合中の場面など)が多い
・自分の身体をより理解して行動していることにより、コンディションを整えやすい
・コミュニケーション能力が高いことや過去の経験により、余計なストレスを溜め込まずに済む
・試合へ向けて日々の生活がルーティン化している
など、他にも様々な要因があると思われます。
経験によってのみ磨かれるものはあると思いますが、それで高校生や若い選手が
「じゃあ経験を積むしかないのかーい」
と悲観的になる必要はないと思います。
それは、上記の2番目にある
「自分の身体をより理解して行動していることにより、コンディションを整えやすい」
ということには、経験というよりも、今現在の選手自身の「欲」によって影響される部分が大きいですし、
4番目の
「試合へ向けて日々の生活がルーティン化している」
についても経験ばかりでなく、個人の取り組みによってより良くできる部分が多いと思うからです。
どうやって日々の練習に入っていくのか。
自分の身体はどうすればベストコンディションに近づくのか。
準備が少ないからダメ!とか、練習場に早くきて準備するからイイ!とか単純な話ではなく、
自分は何を成し遂げるために、何を大事にして、何に取り組むべきか。
難しいなーと思った時には、なにか一つでもまず「行動に移す」
そうすれば、だんだん気持ちも乗ってきます。
もしかしたら、その「行動」とは
家の掃除
とか
約束を守る
とか
プレーそのものではないのかもしれません。
「脳は行動の後追いをする」
そんな言葉を昔TVに出演していた脳科学者の方がおっしゃっていました。
もし身体のコンディションについてわからなくなった時には、ぜひ自分を頼ってもらえたらなあと思います。