2012年2月の短歌 | あなたの人生をトータルで応援します

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人生の節目でお役立ちシューカツマスター

2012/02/01
忙しき日々に埋もれて水仙の一月尽の花咲くを見ず


2012/02/02
苛々と心病めるは生野菜不足かサラダムシャムシャと食む



2012/02/03
災いの多かりし年あらたまり 春待ち焦る節分の朝


2012/02/05
撫子とストックの苗買いきおり春を迎えに行くのもいいかと

2012/02/07
言葉持て遊びし夜はきれぎれの夢をみており眠れぬままに

頬杖をついてパソコン向かいおり解けない頭痛悩まされつつ


2012/02/09
如月の雨に打たれて擡げくる物憂き感覚封じる感情

2012/02/11
名ばかりの春とはいえど日脚延ぶ仕事終えたり明るきうちに

2012/02/13

つぶやき短歌
雪山の緊張感を懐かしむ吾はいよいよ緩みてありぬ

今日は、金剛山に登る予定だったのですが・・・、
今週も仕事満タンだし、大事をとって休養に当てました。

雪山が恋しい・・・。去年のこの時期、金剛山にて。

今日の金剛山は樹氷さっぱりだたっとか・・・。



つぶやき短歌

雪山短歌
「新雪を踏みしめ登ればみ空より雪のダストはきらめきて降る」



2012/02/14

つぶやき短歌
「どのような実を結ぶやら所詮は現実・無実・事実・忠実」

漢字で遊んでしまいました・・・。

こういう歌もあっていいのだと強く思います。
ことばの羅列や遊びのようでいて
実際は実という字のある単語に踊らされもする
自分たちの暮らしの滑稽や哀歓を突き放した表現で差し出してくる。
こういうのわたしは好きな表現です。
短歌というジャンルを超えて
言葉が一瞬人と釣り合ったばかりに見せた
切れ味のような感じがあって。




2012/02/17
まご歌
「ちんまりと投げ座りする八月児の頬にほんのり桃の華かげ」


2012/02/18
ダイアリーに走り書きあり将来見れば今が一番若いと

2012/02/22
車中にてメールする人仕事する人吾は歌を詠める人なり

旧友を尋ねあぐねて平成の夕日果てたり我が天下茶屋


2012/02/23
今日もまた議論は空をさまよいて空腹のまま家路を急ぐ

2012/02/24
ご当地短歌
梅田駅裏にて遭難すつくづくと街を歩けぬ女やと思ふ

2012/02/25

吾癒す優しさそして懸命さ女ばかりの居心地のよさ」

先日の「問塾」の際の思いを詠いました。


2012/02/26
良き人と今日逢わんとす新しきコートは地味かしばし迷いぬ

2012/02/27
つぶやき短歌
ご当地短歌
「教室で話し足りずに天王寺二廻りしてまた天王寺」

近場の地名を入れた短歌の習作です。
高校生の頃、今みたいにマクドやミスドのなかったころ、
喫茶店に入るのは不良みたいで入れなくて、
もっぱら話込むのは環状線の電車の中、
寺田町から乗って何回か廻って天王寺で降りていました。

この歌にほぉーという驚異があるでしょうか?
あ~わかる!という共感はあるでしょうか?

2012/02/29
つぶやき短歌
「みずからを変えずに人は変わらじの持論はあれど行うは難し」

授業で、順番に3分間スピーチをしていただいていますが、
反対にいい勉強をさせていただいているなと
思うことがよくあります。

長く勤めてきた女性の
「人は変わらないから、自分が変わるしかない」
という内容のお話があり、ダーウィンまで飛躍。

生き残るものは強いものではなく変われるもの。

私も人を変えることはできないから、
自分が変わるしかないと勤めていました。
今は、変われるだけではなく、
変わるスピードについていけないと
生き残れないですねぇ・・・。


2012/02/29
春までに幾たび雨に降られしや今朝きさらぎのうるう尽日