日本の七十二候を楽しむー寒露(かんろ) | あなたの人生をトータルで応援します

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心を伝えるマナー講師の藤原優子です。

 

 

この季節10月8日~10月22日頃を

 

二十四節気第十七節気をかんろ(寒露といいます。

 

春分と同じく、昼と夜の長さが同じになる頃。

この日を境に、だんだんと昼が短くなり、

秋の夜長を感じて行きます。

赤とんぼが空を舞い

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りに涼しさが増していくのが

ふしぎですね。

静かに読書をしたり、美術館に出かけたりしたくなる季節です。



和の暦には季節の情緒があふれています。

 

1年を二十四の季節に分けた二十四節気

用いて、季節の移ろいを表しました。

 

さらにそれを3等分した七十二候があります。

 

 

第四十六候(9/22~27)鴻雁来(こうがんきたる)
 

雷が夕立を連れてくるとやっと凉しくなってホッとしたものですが

いつの間には轟は遠のいて、秋雨前線が活発になり、一雨ごとに

秋へと季節が進みます。

ギラギラとしていた太陽も少し優しく感じる今日この頃です。


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秋の空 

すじ雲      刷毛で掃いたような雲

うろこ雲   細かな粒が集まっている雲

かすみ雲   空をベールでおおうような雲
 
ひつじ雲   羊の群れのような雲


 

 



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第四十四候(9/12~16
菊花開(きくのはなひらく)蟄れて戸を坏ぐ(むしかくれてとをふさぐ)

 


寒さが忍び込んでくる前に、虫たちが冬ごもりの準備を

始めます。

小さな生き物たちが、いち早く季節の訪れを敏感に感じる

のかもしれませんね。

日暮れが早くなり、夕暮れの空がため息が出るほど

美しい色彩を醸し出します。


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秋の星座 

南の天高くかかるのがペガサス

ペガサスの大四辺形を目印にするといいです。

アンドロメダは私たちが住む銀河よりも大型の星の大集団    

南の一つ星は秋の空の唯一の一等星で目立っています。



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第四十八候(10/3~7
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)水始涸(みずはじめてかるる)


金木犀の香がどこともなくしてきて

田んぼは水を抜いて景色ががらりと変わります。


それから、稲刈りが始まります。


かわいらしい銀杏の実が・・・。落ちるのが楽しみ・・・。


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十三夜(日本オリジナルのもの) 

十五夜に月見をしたら、十三夜にもしたほうが縁起がいいと

言われています。



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美しい日本の四季を感じて暮らすこと。 


豊かな季節の中に幸せを感じられますように・・・。