やさしさを「強さ」に変える心理学 | 遊楽(元そば屋)

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やさしさを「強さ」に変える心理学

理不尽な要求を断れず、うまく丸め込まれてしまう人、友人からの頼みだからと、イヤなことにでもつい“いい顔”をしてしまう人、詐欺師や身勝手な人間に騙されてばかりいる人……。そんな人たちに共通するのは、“やさしくて弱い”心。敵をつくることを恐れ、余計な衝突を避けるために、周囲の人には従順に従う。多くの人に、自分が「いい人」だと思われたいがために、本当の自分をどんどん殺していく。そして、結果的には他人にふりまわされ、自分だけが傷つき、身も心もボロボロになっていく……。

 本書では、そんな“やさしくて弱い人”の心理を徹底分析。自分にとって本当に必要な人は誰か、嫌いな人と上手に距離を置くにはどうすればいいかなど、自分の中にある「好き」「嫌い」の感情ときちんと向き合いつつ、やさしいがゆえの辛さを「強さ」に変えていく方法をアドバイスする。周りの目を気にせずに、自信を持って生きるためのヒントとなる一冊。
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この本、まさにそうなんだ。あの人に忠告したいが怒ったりしたり嫌われたらどうしようという気持ちが働いてしまう。電話すらできない。こんな時間に迷惑ではないだろうか。そんな事ばかり考えてしまう。メールなら大丈夫だろうと言葉を選びながら書き送信。怒りの返信だったりする。平謝りのお詫びメールを送ることになる。その後は心地よい美辞麗句しか書けない。電話はメールで電話くださいや電話してもいいですかの確認をしなければできない。いつからこんなに弱い心になってしまったのか。友達はいない。裏切ることも裏切られることも嫌なのだ。他人との争い事はしたくないという事になってしまう。そんな弱い気持ちは逃げ場もないのだ。この本、読まねばならないと思う。