今日も晴れ。昼ごろから天気が悪くなるそうだが午前中には終わる予定。


■88番 大窪寺(おおくぼじ)

88番はいくつかルートがあるが、最初の数キロの平坦な道は共通。


自分が行くルートは前川ダムというダムの手前から山に入っていくルート。ダムのへり(?)みたいなところを歩く。
宿の人に聞いたら大体の人がこのルートを通るらしい。


当分ダムを横目に沿って歩く。


そのままダムに繋がっている川を登っていく。


川は舗装されていないようだが、自然のきれいな感じ。




そろそろ本格的に山道が始まる様子。


ここまでそれほど傾斜はなかったので、ここから一気に傾斜がきつくなっていく。


地図に"道が荒れている、状況により迂回"と書かれていた道に入っていく。


たしかに結構崩れていたりする所がちょこちょこあった。でも、今までも同じくらい危なげな場所はあったので、特別注意書きされるほどではなかったような…。


水が枯れた石段の川。


のようにも見えるがこれが経路。

ここが最後の歩き遍路の登道。ただ88番は山頂にあるわけでは無いので、登りきった後中腹くらいまで下ることになる。


ここの傾斜が遍路の中で一番キツいかもしれない。
写真上半分のような切り立った岩の上を登るような所が続いた。


ようやく頂上。天気もいいので遠くまで見えた。歩いてきた方向を振り返る形で取った写真なので香川県が見えているが、どれが何かはわからない。


先ほど書いた通り、徳島方面に山を降りる。
こちらも急な傾斜だが、さっきの岩の上みたいな場所はなかった。
登山的な楽しみ方をしているのか、数組リュックを背負った人たちとすれ違った。88番は広い駐車場があるようなのでそこから歩いて登るのに丁度いいのかもしれない。


10分程度だろうか、木々の隙間から眼下に駐車場や車が見えてきたのでほぼこれが最後の下りっぽい。


無事88番に到着。
※歩き遍路ルートは寺の裏側に出てきたので、正面に戻って写真を撮った。


2025年6月22日10時42分、46日目にして結願(88箇所巡礼した)。
ちなみにここからさらに1番に向かい綺麗に1周する人もいるらしいが自分はここで終わり。
※多分1番に行くと再度納経帳に記載(重ね印という)をしてくれると思うのだが、そうなると個人的に1番だけ2重になっているのがなんか気持ち悪い…。

歩き始めの頃は歩き遍路は自分ひとりで頑張るものだと思っていたが、道中の色々な人(お店、宿、接待など)の助けありきだと感じた。自分が黙々と歩いている間もそれぞれの人が色んなところで色んなことをしていて、直接ではなくても自分に関わっているのかもしれない。
時間、お金、体力(健康)と揃っていないとできない歩き遍路を経験出来たのは幸せだと思います。

・おまけ 88番目の前、売店にて
実家が愛媛であることもあり、88番からの帰宅は迎えに来てもらうことになっていた。
待っている間にいつものを見つけたのでいつも通り食べる。

さてこれは何味でしょう?





ブルーベリーヨーグルト味でした。

今日(最後)の経路情報