らしく。
うちの子はなんて賢いんだろう!
親馬鹿でもなんでもいい!
絶対!可愛くって御利巧さんなのだ!
夜のお散歩。
「よーいどん」で猛ダッシュ。
私は一直線にブランコに向かう。
タイトなスカートが走りにくい
暗いのをいいことにちょっと捲くった。
目的は輪に勝つ事!
輪は輪で走る私に負けない程度に走る。
余裕を見せて草むらに足を止めつつ。
でもブランコに着いたのは私が先だった。
そうなんだよ。
輪はブランコには興味が無い。
だから暫く漕いで遊んでても輪が来ない。
途中までは一緒だったのに・・・
不安になり公園を探す。
暗いし分からない。
公園を回ってから空き地に行く。
ヤバイ。
焦る気持ちに足も速くなる。
空き地にも居ない。
裏のおばさんにも一緒に探してもらおうか・・・
考えながらも駄目もとで家に向かう。
入り口が見えると
ニッコリ笑った輪が私を見つけて走ってきた。
私も膝を付き両手を広げる。
ずっと家の前で待っててくれたのだ。
なんて賢い子なの!
こんなイイコ何処にも居ないわ!!
沢山のほめ言葉を浴びせながら私は輪を抱きしめた。
部屋に入って無芸でおやつを与える。
とっても良い子だったったんだもん
何の問題も無い。
本当に本当に愛らしい子だぁよ~。
・
・
お昼、部のおじ様たちと4人でランチ。
「一緒に行ってくれるの?」
熊谷さんがサラッと云う。
「パスタにする?何でも合せるよ」
流石娘3人と仲が良いお父さんである。
本当はお話好きだから仕事を離れると
沢山話をしてくれる。
凄く嬉しそうに話してくれるから嬉しい。
部長が奢ってくれた。
私が隣の席を拒んでるのに
優しくしてくれる。
ちょっと可哀想。
でも仕事がしやすい方が良い。
自分が不便だからって理由に私は納得いかない。
整えた環境を変えればいいといとも簡単に云ったのも
傲慢で嫌だった。
これはこれ。
それはそれ。
大人になろうかとも思ったけど。
もう少し部長の大人っぷりも窺ってからにしようと思った。
私が大人になるのはその後にしてみよう。
「まだ地が出て切れてないな?」
中村さんに指摘された。
「地は甘えん坊だから程々にしないと仕事にならないですよ~」
と返すと
「甘えてくれていいよ」
だって。
お言葉だけでありがたや。
甘えたらどんなけ残業するか分からない。
1人になって2日目。
残業は何とか30分以内で片付けてる。
しかしフル回転だ。
なかなかいそがしっくって良いんでない?
・
・
彼を諦めようと思った。
昨日から引きずってる。
何も知らない石田さんにこぼしてみた。
「らしくない、頑張れ」
なんて返って来て泣きそうになった。
私もらしくないって思ってここまで来たけど。
らしさで進んで行って良いものなの?
しかし、会って3週間の私のらしさを口にした石田さん。
私ってやっぱり頑張るキャラですか?
でもこのキャラは実は彼に貰ったキャラなんです。
だから私は彼がとても大事で大好きで。
感謝してて愛しくって尊敬してて惹かれるんです。
もちろん凄い昔に好きだったのもあるけど。
・
水君からメール。
「仕事終わった?」
こんなリアルタイムの監視的なメールはホントしんどい。
いいこなんだから邪険にしてはいけないといい聞かせる。
夜電話があった。
ポテサラを作ってたが出てみた。
話すと普通にいいこだった。
あのメールの嫌悪感はない。
メールのキャラがウザイのか?
電話は私が結構受け流してるのか?
不思議だ。
ananで云う「メールより電話だ」のパワーを知る。
水君に学ぶの巻である。
そして電話できないで居る自分にがっくしする。
彼と電話したら。
話せるなら楽しく話せると思う。
でもきっと彼は出ないだろ。
出れないのかもしれないけど。
折り返し掛けたりなんかはしてくれない。
東京に帰ろうか。
沖縄に行こうか。
思いがよぎる・・・
いや。もう少しここで頑張ってみよう。
逃げたら繰り返すだけだから。
・
今日は念願のカラオケ日だったけど
やる事だらけで諦めた。
気分も乗らない。
また来週いってみよー。
回りくどい大人の世界。
瀬古さんに年下君改め水君の事を聞く。
もともと水君目当てで来る子の為のコンパだった。
でも彼女は過労で倒れてしまったらしい。
看護婦さん。
やっぱり大変だ。
・
水君のメールに私はもうウンザリしてた。
私は口説かれるのが嫌いだ。
押しが強いのも。
それを聞いた真哉が
「好きな人だったら大丈夫だて~」
と云った。
そっか・・・そうなのかなと考える。
でもそんな状況でで好きだったら私はすぐ
「好き」を口に出してるだろう。
口説いたり気を使う姿は好きじゃない。
東京でいろんな人と恋愛について話し合って
気づいた事がある。
私は相手の好意を感じた時点で自分が好きでないと
凄い勢いで拒絶を示す。
さらさら友達になる気も無くし結果縁を切ってしまう。
大体よく知りもしないで好きなんて理解不能だと思っていた。
それを話した友達がいう
「好きになれるかなってゆーきを知りたいから寄って来てるんだよ?
ゆーきもすぐに拒絶しないで好きになれるかなって
みてからでも遅くないんじゃない?」
まったく考えもしてない領域の話だった。
そうである。
知らないけど知ってみたいと思ってくれたのだ。
なんて酷い事をしてきたのだろうか。
この事に気づいてから、今度そんな事があったら
ちゃんと辛抱してみようと思った。
そして今回水君である。
イライラしている自分が居る。
「今何してるの?」
とかうんざりである。
でも自分に云い聞かす。
いいこだったでしょ?
酷いことをしては駄目。
友達の様に接しなければ・・・。
仕事帰りもう一度瀬古さんに話しかける。
云おうか迷う。
そこへ偶然メール。
「今日何時に仕事終わる?」
またイラっとしてしまった。
そのまま瀬古さんに見せて
私は気は無いんだけど・・・と
友達に云われた事やそれで反省したことを話した。
すると瀬古さんはそれとなく気が無い事を示すようにしたらと
色々なパターンでアドバイスをしてくれた。
それらは聞いてて胸が痛かった。
全て私が彼にされている事。
いつもそうである。
ちょっとこんな状況に陥ると
彼の気持ちもこうなのかと想像して凹んでしまう。
唯一違うところは
私は告白されてない。彼は告白をされている。
私には断わりを口にする必要性が無い。
彼は口にしていい事だ。
彼がはっきり言わないのはやはり優しさなんだろうか。
断わるのは後味が悪いんだろうか?
私はきっぱりフラれても友達の姿勢は崩さないのに。
彼が考えてることが知りたい。
瀬古さんの言葉に沈みながら帰った。
もう大人らしく忘れる努力をしたほうがいいのかな。
努力って何をしたらいい?
気持ちに嘘をつけばいいの?
知らないフリをするの?
嫌いにはなれないし。
苦しくなってくる。
なによりあの人に迷惑掛けてきた事が悲しい。
切羽詰ってる訳ではないからずっと好きで居て良いと思ってた。
でも嫌われてて迷惑ならば諦めなければならない。
何か私に言葉をください。
おもう。
またまたいつの間にか寝てた。
横になったら寝てた。
ウツラウツラしながらも輪の運んでくるおもちゃを
必死で投げてた。
手や顔に届けられる玩具を引っ張り合い投げる。
何度も。何度も。
寝てるんですよ・・・
もう勘弁してください。
と思いながらも
あ、今度はサッカーボールか
次はサメか。
と手で玩具を感じ取ってた。
どれくらい遊び続けたんだろう。
ちゃんと飽きるまで付き合ってたはずだと思う。
気づいた時には輪はハウスで寝てた。
可愛い奴だ。
・
・
昼前に起きる。
掃除。洗濯。
荷物も届いた。
テレビ台だ。
どうやら自分で組み立てるらしい。
ドライバーが無いよ。
・
今日は初コンパ。
でもそん何は良くって瀬古さん。
瀬古さんと何を話そうかな♪
って感じである。
早めに会ってお茶をしようって言われてウキウキになった。
・
スキャナーを使えるべくする為
ニコンとキャノンに電話した。
これで今度こそ!!
にん♪
・
服が決まらない。
いつもと違う私を瀬古さんに見せたい。
Gパンを穿く。
でもコンパにGパン・・・
やる気が無いのがばれるだろうか。
そして履き潰されたニューバランス。
プーマの横掛け鞄。
まぁ。良いではないか!
そのまま出かけた。
・
待ち合わせナナちゃん。
「ナナちゃんポーズをナナちゃんの股の下でやってる」
ふざけながら瀬古さんと連絡を取って合流。
ミスドに気になる飲み物があるので誘う。
聞きたいこと話したいことが一杯で
時間はすぐに過ぎた。
コンパ。
想像と違い普通に友達を紹介した感じで
楽しかった。面白かったし。
恋愛的にどうかといわれたら
私からは何も無い。
人をなかなか好きにならないし
私は彼が好きだから。
年下の子に「かわいい」と云われる。
年下に云われるのは普通に受け止められる。
そして流せれる。
O型男はよく褒める。
さらっと表現してくる。
A型男はやっとな感じで云ってくれる。
私はそれが好きだ。
A型が好き。
血液型が関係あるか分からないけど。
そんな感じを受けてる。
彼に友達との写真を見せた時
「二人とも可愛いね」
そう云った事がある。
私はビックリしてシラーっと数回頷いた。
友達の事が好きで云えたくって
二人ともっと云ったのか?
写真好きの私に対して
何かコメントしなきゃと思って無理に云ったのか?
色々ぐるぐるした。
私は彼が好きだから
友達には
「可愛いって云ってたよ」
なんて伝えれなかった。
御免ね。
・
結局2件行くことになった。
お腹一杯なのに2件目行ったのは不思議だったけど
皆普通だったみたい。
男性に全部奢って貰ってしまった。
奢られるのは本来好きじゃない。
女扱いを受けてるような
貸しのような。
気が無いのに申し訳ないような。
可愛げがないよね。
笑ってご馳走様と云えと何回か云われたことがある。
彼は飲み会の時何回か
私の分をみて多く払ってくれた事がある。
「働いてないでしょ?いいよ」
なんて云って。
私はそのうちの千円札を大事に持ち歩いてる。
もうじき2年になるかな。
お金だけど。
唯一彼がくれたものだから。
私はいつまで持っているだろうか。
なんでこんなに好きだと思うんだろう。
涙が出てくる。
・
年下君に電話を聞かれたので
まぁイイコやし教えた。
電話は好きじゃないと付け加えて。
帰宅すると早速鳴った。
家事をやりながら話す。
ドライブは微妙である。
まぁ。お茶くらいなら。
サッカーは好きだから見に行きたいけど。
1人はちょっと。
コンパで会うと友達にはなれないのかな?
恋愛経験を聞かれる。
O型って聞きたがるよね。
調査みたい。
A型は気になっても聞かない聞きにくい感じ。
そこがまた可愛い。
聞かれると愛しく思う。
色眼鏡かしら。
彼に
「彼とうまく言ってるみたいで
なかなかどうして良かった良かった」
って云われたことがる。
胸が痛かった。泣きそうになった。
もう駄目だって思った。
引き返せないところまで好きが近づいてると思った。
あの時好きって云えたら良かった。
私はきっといつかこのまま彼を想い続けられなくなる。
わかってる。
ちゃんとわかってる。
覚悟はできてる。
もう1年半覚悟してる。
だからそうなっても取り乱したりはしない。
素直にお礼を言えるはず。
ゆっくりでもちゃんと前に進むよ。
私には彼がくれた友達が沢山居るから。
想いが沢山あるから。
きっと頑張るからね。
らしさ。
現像の出来上がり。
会社に行く前に見たい。
家を早く出て電車を遅らせて受け取りに行く。
いつもの曲がり角。
アジサイが小さく花をつけて可愛い。
濃い色が力強い。
やはりスナップ。良いのが少ない。
デジカメと写メブームでライバルも多い。
人が映り込む。特にカメラを構えた人は微妙。
こんなんでアルバムを作るのは至難の業だ。
そもそも4本しか撮れてないからイタタである。
前撮りの写真があるので私の爪も甘かったかもしれない。
でもあんな男の人ばかりの所に潜れなかった。
カメラマンが周りの目を気にしてちゃ駄目だよね。
反省である。
しかし、与えられた条件の中でいいものを作り上げる。
そこがらしさ。ここからである。
・
・
明日を最後に高橋さんが居なくなってしまう。
口を結んで何度も高橋さんの顔を見る。
やってけるだろうか。
中村さんが「個性はドンドン出していけばいい」
といってくれた
ちょっとひいてるかしら?
なんて心配してたからホッとした。
ではお言葉に甘えまして。ほどほどに。
片桐さんと駅まで一緒に帰る。
片桐さんも病院で働いてたらしい。
派遣は今回が初。
色々な共通点が浮かび上がってくる。
いい子だ。
面白いし。
父親思いである。
・
・
最近日記に夢中でやりたい事を犠牲にしてきた。
今日は家に帰ってからやりたいことを先にやってみた。
掃除、片付け、洗濯、輪と遊んで散歩に行って
ビデオを見た。
凄くすがすがしい。
お風呂に入ってお弁当を作って。
軽い気持ちで今ここに向かっている。
こんな感じでいいんだ。
彼にもきっとこんな感じでいいんだろう。
私は思いをぶつけ過ぎなのかもしれない。
お散歩は味を占めてブランコに行く。
夜が遅くなってきたように思う。
これからだんだん日が長くなるんだね。
変化。
痛い。
火傷をしてしまった。
お弁当を作ってたらうっかり焼いてしまった。
八兵衛である。
ひりひりひり。
・
ふと考え出し違うと思った。
日記の内容。
最初考えてたのと違う気がした。
本当の理想は短くて読み易い文。
でも性格なのか長い。
日記までもが面白さや完璧さに囚われ始めてる。
最近の文は気持ちよりも状況の表現や
読んでて展開がある書き方になっている。
森さんは面白いといってくれ
キホちゃんは好きだなんていってくれたけど。
ちょっと戻していこうと思う。
それではつまらなくって好みじゃなくなってしまうだろうか?
少し気になるけど。
下書きだけで公開してない日記を
少し書き直してみようと思った。
・
・
片桐さんに馬の話をした。
私が乗馬をしてるなんて驚いて感激してくれた。
私が昨日感激したように。
もう300鞍だって!
私なんてまだ41鞍。
一緒に行こうよと誘ってくれた。
嬉しい!
しかしこんな所でそんな人に会うなんて凄い!
石田さんのダイバーといいナイスである。
趣味って素敵だ。
仲良くなる時間がグッと縮まる。
ぐずぐずしてないでパラグライダーにも早く行こう。
大学の時、冬ちゃんと体験で訪れた。
いつかライセンスを取ろうと夢に見た。
そのいつかが今なんだろう。
いろんな物が重なって私はここにいるのだから。
・
・
朝のお散歩。
いつも通りに空き地に向かう輪。
私が歩道に出かけると
「やっぱり公園」
っと前を横切り反対に向かいだす。
(え!そうなの?)と焦り。
「り~ん~」
と甘えたような困った声を出した。
今日は時間が無い。
すみません。お願いします。
そんな思いである。
するとテケテケと輪は引き返して空き地に向かいだした。
なんて優しいいい子なんだろう。
可愛くって仕方ない。
・
夜のお散歩。
ブランコに乗りたくて公園に誘う。
私は小さい頃からブランコが好きだ。
大人になってもよく乗っている。
今日は月が出て無くて残念。
昔はよく月を見ながらのったなぁ。
家の近くに有った大和公園を思い出す。
さっきまで肌寒かったのに風が気持ちよかった。
目の前の木よりも足が高く上がる。
まだまだ上がりそう。
もっともっとと漕ぎ続ける。
久しぶりで夢中になってると輪が
「他へ行こうよ」
とブランコの横で私を待ちだした。
腕をまっすぐに伸ばし体重を後ろにかける。
角度をつけてブランコを揺らし止めた。
「いこっか?」
声を掛けると輪は嬉しそうにテケテケ歩き出した。
今度は鉄棒に行く。
斜め懸垂。
5回で疲れてしまった。
体力診断で50回もこなしてた自分にビックリする。
昔は運動神経は良かったのにな。
今ももしかしたら運動神経はいいのかもしれない。
ただ・・・体力と持久力が無いのか?
そういえば持久走も結構いい方だった。
気力で走ってたきもするが・・・
今夜は公園にきてよかった。
ブランコまた乗ろう。
月が綺麗なときに是非。
・
ハウスから輪の手がちょこんと覗いている。
気づかないフリで輪を探す。
「あれ~?」
どこ行ったのかな?という声を大げさに出す。
すると何処からかトントンと規則正しい音が聞こえ出した。
ふざけて輪と遊ぶつもりだったのに音が気になって
真剣に発信源を探しだす。
見つけると、とても可愛い音だったので微笑んでしまった。
輪がハウスの中でしきりに振っている尻尾が原因だった。
音がするほど壁にぶつけている。
見えてないのにフル。
やっぱり勝手に振られてしまうものなのだろうか。
見られてなくても想う事。
それを知るととてつもなく愛しくなるものである。
・
11日からずっと雨予報。
テニスにいけない。
何より輪の散歩が大変。
腱鞘炎になるかもしれない。
日曜の乗馬行きたいな。