子供と言って切っても切れないことの一つに反抗期があります。
ちょうど反抗期を迎えてるである時期のお子さんもいっぱいレッスンに来ます。
するとまず反抗期でなかった時と明らかに違う雰囲気が漂うことも多々。
よくあるのが、そうでなかった時期と比べてだいぶ暗いとか不機嫌っぽいとか。。。
本人は講師に対して決してそういう態度をとろうとしている訳ではないのですが、反抗期特有の雰囲気が外でも出てしまっているのです。
そんな時は講師としても気付くことは多々で、まずこう言います。
「家で取っている(反抗期の)態度が外でも出ちゃってるよ!」と。
そして、その頃の気持ちは僕にもありましたし理解出来るけど、せめてまず外に出た場合に、少し頭で考えて行動しようと。
反抗期特有の、例えば物事に取り組む時のどこか暗い、不機嫌な態度、そして返事の不明瞭さなど、そういうものが本人も知らず知らずの内に他人への態度で出てしまっているデメリットをと。
そういう態度を見た他人は、「なんか暗い子だな」「態度が悪い子だな」「子供なのに明朗快活でなくて魅力がない」などの感想を持ってしまうよと。
芸事をやっていれば人に夢を与えたり、元気を与えたりする事が多くあるのに、普段逆をやっていて良い訳はないですし、いろいろな場所で大人のスタッフも見ています。
なのでせめてまず外に出たときは気持ちのスイッチを入れてと。
やはり自分だって他人に良く思われたいでしょうし、嫌な奴とは思われたくはないでしょう。
人間として損をするような態度は取らない方が良いに決まってます。
自分の気分だけのスイッチで何気なく行動しないで、一つフィルターを入れてほしいです。
そしてそういうフィルターを入れながら他人の前でも行動できたら、一番自分のことを考えてくれている親御さんが、誰のために話してくれるのかも考えられるようになるでしょう。
自分はそういう事を教えてくれる人がいなかったので、親にはだいぶ迷惑をかけたし、それが分かるまで時間費やしたなぁ・・・。
先人はただ歳をとっている訳ではありません。
聞く耳持つことが大事です。
僕の生徒は本当に良い子ばかりなので、こういう話しをしてすぐに理解をして実践してくれる子も多くて、保護者の方からすぐに良い報告を聞くことも多々です