デッドボール | フォークシンガーの生きる道

フォークシンガーの生きる道

自称昭和最後のフォークシンガーです

ポルノグラフィティ、ゴールデンボンバー、松山千春さん、中森明菜さん、天使もえさんを崇拝しています。

一貫性の無さを一貫する矛盾の塊。

目指せ一発屋‼



ビーバップハイスクールは

全く世代じゃないけどヤンキー漫画大好き佐藤裕紀は全巻読んだし実写化されている映画もちょいちょい見てる。

そんなビーバップハイスクールの作者木内一裕さんがかかれた小説。

実は読み終わるまで作者さんがビーバップハイスクールの作者さんだとは気付かなかった。

言われてみてもなるほどってよりはあの作者さん小説かいてもこんなに面白いんだっていう驚き。

彼女にフラレ職無し怪我有り借金有りの主人公が金を手にするために誘拐事件を起こす。

誰も傷付けないはずだったこの犯罪なのに何故か死体が…
しかもその殺人の罪まで疑われて…

ドタバタ系の小説だけど凄くまとまっていてテンポも良く久しぶりに1日で読み終えてしまった。

真面目で相手が誰であれ出来ないことには出来ない‼と断る主人公ノボルが色んな理由はあるにせよとんでもない犯罪に巻き込まれて巻き起こして。

キャラクター設定や伏線の引き方はもう作者さんの筆力に脱帽。

特にこれだけ納得できるラストに持っていけたことが個人的には衝撃だった。

主人公ノボルに恐ろしく頭のキレるプロの犯罪者佐藤(仮名)、サイコパスで嘘を真実のように語る異常性格者弁護士の成宮、成宮の愛人で何か陰のある不思議な女性マナミ。

この4人を中心に展開されるストーリー。
1度読まなきゃ損‼と言えるくらいに面白いし素晴らしいストーリーだった。

木内一裕さんの作品も全作読みたいな。 

そう思えるくらいの作品、ぜひ試していただきたい。