こんにちは
楽しい香りの研究所
もりラボのユウコです
お立ち寄りいただき
ありがとうございます
いかがお過ごしですか?
今朝 藤山奈見さんの
思い出したことがあります
16年前
父を亡くしたのですが
1週間の忌引休暇から復帰し
いつも通り相談業務をこなす私に
お得意先の社長さんが1枚のメモを
スッと渡してくださいました
そこには
辛
と書かれており
何を伝えたいのかなと考える私に
1本線を足してごらん
と優しくおっしゃいます
それでも戸惑う私の前で
社長さんは一を足して
幸
という漢字にしてくださいました
格言めいたことは
何もおっしゃらず
ただ優しく一本足して
辛から幸
にした紙を優しく渡して
微笑んでくださったのでした
溢れる涙を堪えながら
優しさに包まれて
すごく励まされて
ずっと手帳に挟み
お守りとしていたことを
覚えています
生と死
幸と辛
喜と悲
楽と苦
笑と泣
光と影
バランス良くと言うけれど
色んな局面で人は大きく揺れて
バランスを崩しますよね
だけど だからこそ
大きく揺れて 泣いて笑って
経験を味わい積み重ねた人は
優しくなれるのかな
深くて優しくて温かい人は
きっとたくさんの想いを
経験してきたのだろうと
きんぴらごぼうを作りながら
甘辛い家庭の優しい香りと共に
想いを巡らせると
自分の経験も感情も愛おしく感じて
不思議と心が穏やかになるのでした
奈見さん
大切なことを思い出すきっかけを
ありがとうございました!
そして
カチコチの胃が
柔らかくなった事は
言うまでもありません
どうぞ
温かくして
穏やかな午後をお過ごしください〜
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました