私が子供の頃の梅雨と言うと、じめじめした霧雨に近い汁だったと思うんです・・・私が育った名古屋と言うのは夏の時期は湿度が高くて、海からの風が入り込みやすい地形なので「夏の暑さが尋常でない」と感じることが度々ありました。その上に私の部屋は西日が溜まる部屋だったので、部屋のドアと窓を閉め切ると「サウナと同様の暑さ」を感じていました(苦笑)たぶん自分の体温よりも高い部屋の室温で「疑似熱中症体験」になるのではないかと思う経験をしました・・・室内温度が体温よりも高くなっていると「あまりの暑さに意識が飛ぶ」という経験をして、お店の冷房の効いた店内に行ったり・・・水冷式クーラー(建て直す前のお店では水冷式の冷房専用機でした)の排水タンク(?)に溜まった水を打ち水にしたりしていました。

 

長い梅雨が明けると熱さも本番になり、今度は熱帯夜で寝られない日が何日も続きました(汗)そんな時に憶えたのが「風呂の残り湯で深夜の水浴び」です・・・丑三つ時(現代時間で言うと午前2時ごろ)になると風呂の残り湯も結構冷え冷えして、じっくり入っていると火照った体温が冷めて行く感覚が味わえて・・・水浴びで1時間ほど涼んでから扇風機を回しながら布団で寝ると2~3時間の間でもスッキリ眠りに付けたので、暑くて眠れない夜はそうやって過ごしていました(嫁さんと結婚して新城に引っ越してからは1度した事がありますが、浴槽がステンレスのため残り湯の冷え方がユニットバスと違ってかなり冷え込んでいたので・・・それっきり水浴びはやめました)

 

追伸です・・・名古屋に比べて新城は湿度が低いので比較的に暑くても過ごしやすいと思います(限りなく盆地に近い地形なのですが、周りに森林が多いために「昼間が暑くても夜は落ち着く」と言う感じです)お店を再開するようになってからは「昼間の暑い日はエアコンに聞いた店内で店番で、夜は自宅で少し厚めのお湯に入った後扇風機付けっ放しで就寝」という生活をしています(昼間の時間エアコンに入っている時間が長いので、「クーラー病」にならないように自炊して食事を済ませるまでは食事スペースにはエアコンをかけないようにしています・・・汗)これが名古屋だと「夜も逃げ場のない暑さ」なので、熱帯夜が長く続いた年には「ここから脱出したい」と何度も思いました(新城も暑いには暑いんですが、湿度の高い名古屋よりはまだましなような気がします)

 

編集後記・・・これから暑さが本番になる時期です・・・皆さん「暑さ対策」していますか?・・・もし何か良い対策があったら教えてください。男性と女性とは暑さの感覚が違うようですし、年齢や体調によっても暑さの感じが違うようです・・・父方の伯父さんが亡くなる年の夏、確か法事が終わった後の事ですが・・・伯父さんの自宅に行った時コタツがあったのを見て、父が「コタツがあるなんて信じられない」と言ったのですが・・・伯父曰く「寒かったらスイッチ入れるぞ」と言っていて・・・父が呆れていましたが、その年の寒くなった冬に亡くなったので・・・少なからず父はショックだったようです(もう何年前の話かは忘れましたが・・・呆れていた父も亡くなって、こんな記憶しか残っていません・・・大汗&苦笑)

 

みなさん熱中症や天災にご自愛ください!