韓国ブログ
少し前から韓国ソウルでは
豚肉
の希少部位を取り扱う焼肉屋さんが密かなブームとなっていて、例えば、今や日本のお客さんもグッと増えた
モソリを筆頭に、豚希少部位を提供するお店が少しづつ増えていますが、
今回、そんな豚希少部位ブームが起こる前からある
このジャンルでの老舗店とも言えるお店へお食事に行って来ました
병철이네 치맛살
（ピョンチョリネ チマッサル）
パッと見ちょっと入りづらく感じてしまう、
レトロな雰囲気でローカル感漂うテント風の店構え。
江南側の狎鴎亭エリアの路地にあります。
実はここのお店、わたしが大好きで何年も通っている
“軍手をはめて手掴みで食べる骨付きカルビ”のお店
병철이네 쪽갈비（ピョンチョリネ チョッカルビ）の姉妹店
どちらのお店も韓国の人気芸能人もプライベートで通うお店として、
地元では有名な名店です
メニューはこんな感じ。
日本語はおろか英語表記もなく、
ハングルも手書き風文字でちょっと難易度高め
お肉のメニューは全部で5種類
치맛살(チマッサル) 17,000W/160g（豚のトモサンカク）
가브리살(ガブリサル) 16,000W/150g（豚トロ）
갈매기살(カルメギサル) 16,000W/150g（豚ハラミ）
목살(モクサル) 16,000ウォン/200g（首肉）
생껍데기(センコプテギ) 15,000W/200g（生の豚皮）
その他、
一品料理やご飯ものや汁物として、
味噌ごはん、豚トモサンカクラーメン、明太子卵蒸し、
コチュジャンチゲ、味噌チゲ、ビビンバなどがあります
基本のテーブルセットはこんなに充実しています
注目して頂きたいのが、
写真2枚目の赤い器に入った緑色のもの。
焼肉屋さんでこういう物が出てくると、
ほとんどの場合はワサビだと思うのですが、
これはなんと、
青唐辛子のペーストなのです
お肉を食べる時に、
ポン酢ベースのタレお好みで加えて頂きます！
今回わたしは初訪問だったので、
まずはお店の名前にもなっているここの代表メニューである
豚のトモサンカクの치맛살(チマッサル)を2人前オーダーしました
こんな感じの薄いピンク色に細かくサシが入った綺麗なお肉。
もも肉の最上級部位なんだそう！
お肉は基本的でセルフで焼きます
この日一緒にお食事に行った韓国人の友人が手慣れた感じに焼いてくださいました。
焼き上がったお肉は、
ポン酢ベースのタレにネギや青唐辛子、
そして、青唐辛子のペーストも加えて、
それに付けて一緒にいただきます
豚のトモサンカクと言うこの部位、
豚トロにも少し似たもっちりとした肉質で、
もも肉でもパサつきは一切無く、かと言って脂っぽさも無く、
ひたすらジューシーな旨味が広がります
ポン酢、ネギ、青唐辛子というサッパリの極みとも言えるソースと本当に相性抜群
めちゃくちゃ美味しいです
2人前を2人でペロリと食べてしまい、
続いては2種類の部位を1人前づつ追加オーダーしました
写真手前が豚ハラミの갈매기살(カルメギサル)、
奥が豚トロの가브리살(ガブリサル) 。
豚トロは日本でも一般的な豚焼肉メニューですが、
日本とは捌き方？お肉の切り方？が異なっているので、
日本の豚トロほど脂身が大部分な感じでは無く、赤みもしっかりあります！
豚ハラミはこんな感じで細長くなっているので、
焼きながら食べやすい大きさにカットします
ハラミを食べた感想はとにかくお肉の味が濃い！！
食感はジューシーで柔らかく、噛むとお肉の旨味が溢れ出して来ます！！
豚トロも焼いていきます
豚トロは日本のそれとは全く違う味わい！！
赤身部分がある豚トロなのでもっちりとした噛み応えがあり、
噛むごとに豚トロの魅力とも言えるジューシーな脂が口に広がり、
決してひつこくは無い旨味として感じられます。
わたしはトモサンカクが一番お気に入りでしたが、
わたしの韓国人の友人はこの豚トロが一番美味しい！と言っていました
と言いますか、
ここのお店の豚希少部位、この日食べた3種類とも全部美味しかったです
ちょっと入りづらさのある店構えやメニューの難易度などはありますが、
日本ではもちろん韓国でもなかなか食べられない
絶品！希少部位が揃う焼肉屋さんなので、
気になる方はぜひぜひ行ってみてください
わたしもまた絶対リピートします
병철이네 치맛살
（ピョンチョリネ チマッサル）
ソウル特別市江南区新沙洞565-14
（서울 강남구 신사동 565-14）
070-8899-6629韓国インスタも更新中♡♡
