昔、まだ私が小学館の少女コミックで少女漫画を描いていたころの話。
漫画家は漫画のストーリーを作る際
何よりも先に、登場人物のキャラクター設定を作ります。
当然なんだけど、キャラクターが出来ていないと
物語は作れません。
魅力的なキャラクターがあってこそ
魅力的な漫画作品が作れるのです。
まず、人間が存在しないとその人の人生が成り立たないように、
主人公や脇役等のキャラクターがあって、そのキャラクターが行動してそこで初めて、事件が起きたり困難に遭遇したりストーリーがどんどん面白く転がっていくからです。
なので、漫画家は編集者との打ち合わせの前にまず架空のキャラクターを0から1で
じっくりと家族構成から好きなもの、癖や過去のトラウマにいたるまで細かく考え、1人の人間を
頭の中でこねくり回して作り上げていくわけなのですが、
プロになる前修行中の時も基本中の基本として
もう、編集者に口がすっぱくなるくらい
言われていた言葉があります!
「まず、主人公が何をしたいのかを
きちんと考えて!!」
サッカー選手になりたいでもいい。
宇宙に行きたい!!でもいい!
まずは、そのキャラクターが「やりたいこと」を作者である漫画家が、考えてあげる。
いわば、
1人の人間のやりたいことを決め打ちしてあげる
と、いう事をもうプロデビュー前から
ずーーーっとしてきました。
しかし、ある日から編集者の方針が変わりました。
「特に主人公のやりたい事は考えなくていい。」
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えっ⁉︎(どういうこと?)
理由は、「実際、ほとんどの人間はなんとなーく毎日をダラダラと生きているのであって、読者のなかでやりたい事があったり何かに夢中で夢に向かってがむしゃらに頑張っているひとはほんの一握りだから」という事だったのですが、
私はそれを聞いて
がーん!!
と、ショックを受けたのを覚えています。
えー!そうなの⁉️💦みたいな。
幼稚園のころから漫画家になる!と決めてきて、挑戦こそ我が人生!と思ってきた私にとっては、この編集者の一言はかなりショックでした。
確かに、それまで自分の夢とかを語れば相手が黙り込んだり、あからさまに話題をそらされたり、なんか相手の目が、面白くなさそうだなーって、感じる事は多々あったのですが…
私はあんまり
変わってるって言われても別に気にしない性格でしたが
(むしろ誇らしい)
日本人って、おとなしく波風立たなく無機質でいたほうが、
目立たないでいるのが安心、みたいな所ありますよね⁉️
たった一回の人生なのに、それはあまりにも
もったいないなーって、思うのですよね。
逆に、「簡単に稼げる!」とか
「ラクして痩せれる!」とかの話には
群れをなして食いついていくというか…(笑)。
挑戦することや、その過程が
楽しいんじゃないの⁉︎
って。
巷に溢れる、「推し活」についても私はあまり好きじゃない。![]()
「人を推す時間あるならまず自分を推せよ‼️」って
思っちゃう。
年齢とかは関係がない!!
もっと、自分に問いただしてあげて。
自分の人生は、自分だけのもので人生の時間は限りがある。
そして自分しか味方になってあげれないんだから。
ゲームやSNSや意味のない集まりなんかに、大切な人生の時間を奪われないように。
いま、私は人生を賭けて、描きたい漫画があります。
日本人の女の子がつい、なくしがちな
「自分を思いっきり好きでいる」
「自分を信じる」
を、地で生きてきた女性。
どんなにピンチが訪れようと
笑顔で
先の希望を見て、まっすぐに生きてきた女性。
日本を代表するあの、社長様‼️✨
🇯🇵
この作品が描きあがれば、
必ずや自己肯定感の低く周りに振り回されて生きづらくしている日本中の、若い人たちの、
社会のためになる‼️と確信している。
この漫画を描けるのは私しかいないと。
それだけ、素晴らしい作品ができあがると
もう、しっかり見えています!
だからそれを、すごくやりたい。
その漫画を描きたい。
夢が現実になるよう
がんばります‼️


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