漫画家になるのには漫画の学校に通った方が良いか
私は、独学でひたすら投稿を繰り返し商業誌でプロデビューした作家なので、現在の漫画の専門学校が
どのようなカリキュラムになってどういう授業を展開しているのか
知らないので何ともいえないのですが、少なくとも周りの、とりあえず漫画の専門学校に通ったことのある作家さんに話を聞くと、「特に行く必要はない」
という答えが返ってきました。
話を聞くと、なんだか定規で真っ直ぐな線を引くことから始まったらしく、それを聞くとなるほど😅!って思っちゃうのですが・・。
投稿時代に、入賞経験のある投稿者が対象の、主要都市のホテルなどで夏休みに
開催される、りぼんやなかよしなど各有名漫画雑誌の編集者が赴き原稿を実際に見てくれるといういわゆる、
「移動漫画教室」に行った時、講師に来たあるプロの
漫画家の先生が「専門学校に通って卒業後デビューしたら、〇〇先生もうちに通ってデビューしました!みたいに勝手に宣伝に使われててびっくりした」みたいなことを仰っていて、ええー😅!と思った経験があるのですが・・。
私が、漫画の学校に行かなかった理由として、
(あくまで私の場合)当時のある専門学校にて
①教えてる先生がプロ漫画家として活躍していない(デビューしていない)
②わざわざ1つの場所に集まって漫画描く必要があるのか
③漫画以外のことにも触れ合っていたい
(色々な体験をしていた方がお話作りに役立つのではないか)
というのがありました。
①については、たまーに特別講師として、また普段はいないけれど
名誉講師的な存在としてホームページにプロ漫画家さんの名前が載っていたりはしたけれど、
漫画の学校に通ったからといって、結局作品描くのは1人だよなあって、
思っていたんですね。
それよりも、実際に、自分がデビューしたい雑誌に持ち込んで、日頃からたくさんプロの原稿を見ているプロの編集者に会って、きつい厳しい事を言われるかもしれないけれどその人の話を聞いて、自分の描いた原稿を見せて、活躍しているプロの漫画家と、自分の作品は何が違うのか、自分には何が足りていないのかを聞いて、そこを直して、上手くなってプロデビューの突破口となる作品を仕上げたい‼️
と、強く思ったんです。
当時はデジタルではなく、つけペンにケント紙のアナログ漫画の
時代でしたから、特にそう思ってしまったのかも。
雑誌の移動教室でも、プロ漫画家さんがトーンの削りかたなど
デモンストレーションしてくれるのですが、参加者はそれを周りで
見てるだけだったので、やはり職人のように自分で技術は習得していくんだなあって思いました。
以上、プロのなるのには漫画の学校に通った方が良いのか否かについての
私の持論でした!
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