退院後の初診察で泣いた | 漫画家 高坂ゆう香(KOUSAKA, yuuka)オフィシャルブログ☆

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漫画家・イラストレーター高坂ゆう香の公式ブログです。
プロデビュー後、小学館で少女漫画を執筆。女性誌や女性週刊誌で体験漫画も体当たりで連載。ファッション誌web漫画イラストや企業の商品イラストも担当。著書「ワクワクだけで年商30億円」共著LICA(小学館)

先日、前十字靭帯再建手術での退院後、初めてのクリニックでの診察に行ってきました!!





私が執刀してもらったドクターは、地元のスポーツ整形外科クリニックの院長さんで、そこのクリニックでは手術環境が整っていないので、手術の時は近くの総合病院に行き執刀されているドクターです。

オリンピック強化チームや、大学のスポーツチームのチームドクターもされていて、クリニック開院のときには

あの、大谷選手をはじめ、沢山のプロのスポーツ選手からお花💐が届いていたりと、とにかくアスリートの怪我について、またスポーツ障害の起きる現場経験が豊富な先生だそうです。


実は、私はこのクリニックを見つける前、川崎にある、某有名な医科大学病院に診てもらっていました。

紹介ではないと行けない病院で、飛び込み診療だと7000円ほど別にかかってしまう、大きな医科大学病院です。

私は、50年間大きな病気も入院もしたことがなくて…

整形外科なんて、どこにいけばいいのかわからず、とりあえずそんな有名な医科大学🏥病院なら、間違いないだろう!と思っていったのですが…キョロキョロ


とにかく、安静第一!な方針で、なかなかシーネを外させてもらえずまた、GWを挟み診察の間があいてしまったこともあり、気づいた時には既に足が固まり、全く曲がらなくなってしまい…ショボーン

でも、その先生ものんびりとしているのか、

「手術までに曲がるようになっておきましょうね〜」みたいな感じで、「リハビリはどっか別のとこでやってきてね」という感じでした。

(でもまだ大病院信仰のあった私は、お願いをしてその病院のリハビリセンターでその時はリハビリしてもらってたのですが、とにかく、次の診察は2週間後!とかで間があくショボーン


どうにも曲がらないので、焦った私はとにかく、リハビリだけでもガッツリやってくれる場所を探そう‼️とネットで検索…。

2件ヒットしたのですが、なんとなく

「スポーツ整形外科」と「スポーツ⚽️」のついている方に行く事に決め、リハビリしてもらうためにはまずドクターに診察してもらわなければいけなかったので、問診票に今の状況を記入し、診察室に入ったところ…


シーネをつけ、松葉杖🩼でびっこを引いて部屋に入った私をみて、スポーツ整形外科のそのドクターはびっくりして

あなた、なぜ3週間も経ってるのにまだシーネ固定してるの?

今すぐ、それを外しなさい!!


アセアセ⁉️えっ…?


ドクターの表情と剣幕にびっくりして慌ててシーネを外したわけなのですが…

そのときドクターが親切にも「僕がその手術やりましょうか⁉️」と言ってくれたのですがその時は、そのドクターがスポーツ傷害の現場経験豊富な膝の怪我に詳しいドクターとは知らず、また、既に最初の医科大学病院で7月に手術予約を入れてしまっていた事もあり「検討します」と答えその日はリハビリのみ受けて帰ったのですが…

やはり、スポーツ整形外科クリニックだけあって、来てる患者もアスリートや体育会系の学生ばかりで、トレーニングルームではスパーリングのトレーニングをしていたりと、なんとなく、私はこっちのクリニックが、あってそうだな…と思ったのは事実。

何より、ドクターの厳しい一言で、私の心に火がつき、家のお風呂場で浮力を利用し「うおおームキー!💨」と唸りながら曲げまくっていたらなんと

たった3日で足が曲がるようになった‼️びっくり


この時の私の嬉しさといったら

…!!


⚠︎ちなみに、お風呂場の浮力で無理やり曲げていいのは、

前十字靭帯が切れたままの、再建手術前の状態だそうです。

再建してすぐ、新しく移植した状態でこれをやると、

強度がまだ弱いため再断裂してしまう可能性があるので

くれぐれも気をつけてください!!


ちなみに。私は、「そのままでいいんだよ」「がんばらなくていい」とか

の、寄り添い系の考え方がきらいである。

なんか、直感でそーゆーのきらい。


もちろん、大変な病気だったり、カラダがどうしようもない時は、それでいいと思う。


が!じゃあ、元気で挑戦したいひと、がんばりたいひと、は、もっともっと良くなりたいひとはどうすればいいの⁉️とか思っちゃう💨!


そのままなんて絶対、嫌だ。

挑戦したい

頑張って、よくなるんなら全力で頑張りたい私。

いい方向にがんばるのは自力で誰でも出来るしタダだからね!!💨


だから、今回手術のため入院して初めての理学療法士さんとの会話の時にも、私が見ている方向、やりたい仕事のこと大切な打ち合わせや仕事のために絶対に今月末までには、地下鉄に乗れる、歩けるようになる!こと、目指す方向とやる気をお伝えし、ビシバシやってくれるように、ガチでお願いした❗️いい理学療法士さんで、バリバリとやってくれて本当に嬉しかった!


私は、前みたいに歩けるようになりたいから、車椅子の練習は1日かけてしたくない!!とはっきり、言った!


特に、医療現場において、良くなるその方法はあるのに、身体も気持ちの方向もめちゃくちゃ健康なのにそれなのに、ゆっくりとか安静にとか、ゆるりと無理しないなんて、言われても困るんですーー!!

えーんえーんえーんムキー


話は戻り、セカンドオピニオンで、キツーく言ってくれたスポーツ整形外科ドクターに何故か強烈に惹かれつつ、とりあえず予約を入れていたので最初の医科大学病院の診療日、診察室に普通にスタスタ歩いて入ってきた私をみて、医科大学病院の先生はびっくりしていた。そしてそのまま3回目の徒手検査。

すると、徒手検査終了後、その若い先生はおもむろに

「やっぱり前十字靭帯、切れてないかもしれませんね!!」と、宣うた。


この時の私の心境

「えええーーー!!」ポーンゲッソリである!


その後も、突然手のひらを返したように最初と全く同じMRIの画像を指差しながら、

「ほら!切れてるんじゃなくてこれは、このグチャっとあるのは、血の塊かもしれない!」とか力説しだした先生を見ながら、私は、やるせない気持ちになった。。

いやいや、これまでの2回の診察であなた、はっきり同じ画像見て「前十字靭帯切れてます」っていいましたよね…ガーン

と。


その時直感で、この先生はやめたほうがいい、とも思った。

あと、「かもしれない」はやめて欲しい


若い先生だし、まだまだ経験不足でこれからなのかもしれないけれど、そこはやっぱり自分のカラダだから…


(ちなみに、その医科大学病院で担当してくれたリハビリセンターのPTさんは、3日で曲げられた私をみて、「手術前なのにそこまでモチベーション上げてがんばれる人は、一握り、いや一つまみですよ!」ってめちゃくちゃ褒めてくれたおねがいニヤリ!!✨)


で、その後スポーツ整形外科クリニックでそのことを伝えたら、もしかしたら、まだ、切れてないって言われたことに期待を持っていたねかも…あせるドクターが半ばあきれ、「いい?今から切れてる右脚と左脚を比べてみせるから、自分で違いを確認してみて!」脚をつかみ、ずんずんと動かすと

怪我したほうの右ひざは、ゆるゆる〜、

左膝は、ガッツンガッツン!と、止まる感じ。

もう、間違いなく絶対右膝前十字靭帯は切れてる!と思った。汗


それで、やはり医科大学病院はキャンセルし、セカンドオピニオンのこちらの病院のドクターを信じ、手術してもらうことに決めたのですが…


あのまま、このクリニックを、このドクターを知らず、有名だからと名前だけで病院を決めていたら、今頃どうなってるんだろう…と思う。


スポーツ整形外科クリニックのそのドクターのACL手術は評判通り、手術後も全く痛くなくすぐに足を地面につけられ、

こっそり…車椅子の動きを利用して、洗面の時などに自主トレーニング。照れニヤリ

そしたら!曲げも初日に何とまさかの110度獲得。

再建術後5日目にして退院でき、1週間ちょいで松葉杖なしで歩くことも出来!

(まだかなーり、家の🏠なかでおぼつかなくヨボヨボだけど)


ドクターが、私の足をみて

「うん!150点だ!」ニヤリウインク

と、はっきり言ってくれた瞬間、なんか、張り詰めた気持ちや、執刀してくれた感謝のおもいといろんな感情が混ざって涙がポロポロ、ブワーって溢れちゃって悲しいあせる



あー、



お医者さんって、すごいなって、思った。


ありがとうありがとうありがとう

本当に、ドクターと出会えて良かった。


まだ、リハビリ最中で、

ごつい装具は外せず、動きもセーブされてますが


先生と理学療法士さんを信じて、がんばろうと思います❗️






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