漫画の描き方講座Part2
プロット作り
について。
プロットとは、言わずもがな、
ストーリーの、粗筋のことです。
起承転結
を考えていく作業になります。
漫画の制作には、
商業誌の場合、数回に渡り、
担当編集者との打ち合わせがあります。
細かなエピソードを煮詰め付け足したり削ったりする場合に、
絵が入るネーム(絵コンテ)からではなく
プロットから直す事ができると、
作画などの労力(紙に何枚も絵を描くのはかなり手の疲労がたまる)を少なくすることが出来、かつ
お話の全体図(骨組み)を見渡しやすくなります。
起=物語のはじまり。
登場人物の紹介。
(主人公がなにをやりたい人なのか、どんな性格なのかを
読者にきちんとわからせる。)
承=起を受けて、登場人物ならではの面白いエピソードが出て来る。
いくつかの承のエピソードにより、
クライマックスの転に向けての話がどんどん盛り上がってゆく。
転=承でのエピソードをうけ、物語のドンデン返し。
事件が起こる。
主人公の成長が生まれる
見所のシーン。
結=物語の結末。
と、なります。
32ページの内容だと、大体、
16ページで転のクライマックスが来る感じでしょうか。
ただ、プロット作りにおいては、
青年誌や少年漫画誌では、
やらない所もあるみたいです。

確かに、週1発行の雑誌だと、
そこまで細かくやる時間がない‼️💦
ワクワク30億の時も、
全体の締め切りまでの時間が足りず
プロットは飛ばしネームの打ち合わせから
いきなりやっていました。
女性セブンの漫画連載の時も
プロットをやる暇がなかったので、
もうネームからいきなり切っていました。
が、アタマの中では
常に、起承転結のドラマを
必ず作っています。
承の部分でのエピソードは、
その、キャラクターしか生まれない、
オリジナリティの溢れるエピソードだと、
なお、よいです
。

誰か、特定のモデルを
身近な人から見つけて、お話を作っていくと、
イメージし易いかもしれません
。

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