漫画の描き方☆プロット作り | 漫画家 高坂ゆう香(KOUSAKA, yuuka)オフィシャルブログ☆

漫画家 高坂ゆう香(KOUSAKA, yuuka)オフィシャルブログ☆

漫画家・イラストレーター高坂ゆう香の公式ブログです。
プロデビュー後、小学館で少女漫画を執筆。女性誌や女性週刊誌で体験漫画も体当たりで連載。ファッション誌web漫画イラストや企業の商品イラストも担当。著書「ワクワクだけで年商30億円」共著LICA(小学館)

漫画の描き方講座Part2
プロット作り
について。

プロットとは、言わずもがな、
ストーリーの、粗筋のことです。

{D4EFBE33-B202-462C-B59F-C401C3F15D76}

その、ストーリーの
起承転結


を考えていく作業になります。


漫画の制作には、
商業誌の場合、数回に渡り、
担当編集者との打ち合わせがあります。

細かなエピソードを煮詰め付け足したり削ったりする場合に、
絵が入るネーム(絵コンテ)からではなく
プロットから直す事ができると、
作画などの労力(紙に何枚も絵を描くのはかなり手の疲労がたまる)を少なくすることが出来、かつ
お話の全体図(骨組み)を見渡しやすくなります。

起=物語のはじまり。
登場人物の紹介。
(主人公がなにをやりたい人なのか、どんな性格なのかを
読者にきちんとわからせる。)

承=起を受けて、登場人物ならではの面白いエピソードが出て来る。
いくつかの承のエピソードにより、
クライマックスの転に向けての話がどんどん盛り上がってゆく。

転=承でのエピソードをうけ、物語のドンデン返し。
事件が起こる。
主人公の成長が生まれる
見所のシーン。

結=物語の結末。


と、なります。


32ページの内容だと、大体、
16ページで転のクライマックスが来る感じでしょうか。

ただ、プロット作りにおいては、
青年誌や少年漫画誌では、
やらない所もあるみたいです。ガーン

確かに、週1発行の雑誌だと、
そこまで細かくやる時間がない‼️💦

ワクワク30億の時も、
全体の締め切りまでの時間が足りず
プロットは飛ばしネームの打ち合わせから
いきなりやっていました。

女性セブンの漫画連載の時も
プロットをやる暇がなかったので、
もうネームからいきなり切っていました。

が、アタマの中では
常に、起承転結のドラマを
必ず作っています。

承の部分でのエピソードは、
その、キャラクターしか生まれない、
オリジナリティの溢れるエピソードだと、
なお、よいですウインク

誰か、特定のモデルを
身近な人から見つけて、お話を作っていくと、
イメージし易いかもしれませんおねがい


発売先行予約中にカテゴリランキング1位!
発売直後にアマゾンで品切れ
その後楽天でも品切れ
の、
ワクワク30億が、入荷しました‼️

もしよろしければ、ご覧になってみてくださいね♡