2月も早「立春」を過ぎました。

ご案内遅れて申し訳ございません。

今月の募集要項を記します。

 

・漢字席題1句

・句型・技法の課題2句

合計3句を募集します。

 

【漢字席題】

1月参加作品より

「地、正、過、守、通」、の5文字から一文字を句に詠み込んでみてください。

 

【句型・技法の課題】

1)類想・因果関係を避ける

 

例句を記します。

衣ずれの音のゆかしき晴着かな

この場合、「晴着」→(だから)→「衣ずれの音のゆかしき」となる、こういう因果関係であったり、ありきたりな表現は避けましょう、ということ。

作句の際、だから何?と自問自答することを意識してみてください。季語の説明をしていないか・・・そんなことも考えてください。

 

2)遠近・大小・(明暗)の組み合わせ

これをメインテーマにします。要はコントラストを表現してみてください。

 

例句)

遠山に日の当りたる枯野かな    高浜虚子

 

この場合「遠山」(遠)←→「枯野」(近)となります。

また「遠山」(明))←→「枯野」(暗)ともいえます。

 

花すぎし林檎や雲に五龍岳     水原秋桜子

・林檎(小)←→五龍岳(大)

山かぞへ川かぞへ来し桐の花    飯島晴子

・山川(大)←→桐の花(小)

鰯雲日かげは水の音はやく      飯田龍太

・鰯雲(明)←→日かげ(暗)

 

2句ともこのコントラストを意識するのも結構ですし、1句からでも結構です。

まずはチャレンジ。

 

兼題:当季雑詠

 

最初の例の、「遠山」・・・遠くを描いて、季語を手元(近景)にするのがやりやすいと思います。

 

【スケジュール】

①投句締切:2/15(木)25:00

 

②投句内容アップ予定:2/16~18

 【句稿一覧】としてアップします。

 

③句稿確認

 最初に【確認】とタイトルに付けた句稿をアップします。

 1日その状態にします。基本コピー&ペーストで皆さんの句を一覧にしておりますが、誤字、

 コピぺ間違い等ありましたらお知らせください。

 その後【正記】タイトルに表記した句稿を再度アップします。

 そこから「選句」のスタートです。

 

④選句締切:2/22(木)25:00 *投句後、一週間と思って下さい。

結果発表および次回要項2/23~29

 

すべての投句・選句は当blogメッセージ・コメント欄にお寄せください。

なお投句に関してはタイトル欄、もしくは頭書に【投句】として頂ければ間違ってのコメントアップなどを防げます。

それでは皆さまの力作お待ち申し上げます。次回の季題、その他、当句会の運営に皆さんからのご意見頂戴できると助かります。


また、不明な点があればなんなりとお問い合わせください。