先日、注文していた『漱石俳句かるた』が届いた。


悠人・しのぶの俳句日記-漱石俳句カルタ


日本語版と英語版とあったので両方購入した。


ちょうど今NHKで長編ドラマ『坂の上の雲』が放送されているが、漱石は正岡子規との出会いから俳句を始めることになる。

漱石が『坊ちゃん』の舞台でもある愛媛県尋常中学校(旧制松山中学)に赴任中、子規が病気療養のため故郷に帰り、そこで大学以来の級友が再会を果たす。

その頃の子規は、既に自身の余命を悟り俳句の世界に没頭していた。

この松山時代に漱石は子規より俳句を学ぶのだが、子規が仲間と句会をする際、漱石の下宿に行ってはそこで賑やかに催したため、うるさくて仕方なく、とうとう漱石も句会に参加したのが漱石俳句のきっかけとなったというから面白い。

この後、漱石は熊本市第五高等学校(熊本大学の前身)に英語教師として赴任し、そこで自己の俳句の境地を見出すのである。


付録に『漱石俳句かるたマップ』なるものが付いており、熊本市内の漱石の句碑などが示されている。


悠人・しのぶの俳句日記-漱石MAP

ちょっと熊本を散歩してみたい気になってしまう。


楓の会では例年の新年句会で歌留多会を催すため、この歌留多を使ってみようと思う。

それまでに一通り、この歌留多の句をご紹介させていただこうと思う次第だ。



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