12月になり、早や1週間が過ぎました。

各地で雪の便りを聞いているというのに、まだ11月の話です。


さて、それでは吟行句会の皆さんの句のご紹介です。


流木に掛けて焚火に誘ひをり     富四郎


囲炉裏火になごみて知らぬ者同士 なほ


木洩れ日の山茶花の道続きけり   英子


   旧宮崎住宅

板の間の黒光りして炉火明り     裕子


藁屋根の軒先しのぶ一茶の忌    みどり


鳥声とメタセコイアのもみぢかな   淑江


吊橋を一緒に渡り返り花        しのぶ


待ってくれる人ゐるいろは紅葉かな


鶺鴒に川の流れの碧さかな     悠人


紅葉かつ散る岩陰に龍の尾が


今回は、「紅葉」と「囲炉裏」が季語の中心となりました。



悠人・しのぶの俳句日記-いろは紅葉

悠人・しのぶの俳句日記-宮崎住宅4



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