自分の好きな季語に「雀隠れ」というものがある。

今日はとある駅に降り立ったとき、線路脇の草むらに2羽の雀が戯れていた。

草むらからちょっと飛び立ったかと思うとまた、その中に隠れたりしていた。


ちょうど歳時記にある「春に萌え出た草々が、雀が隠れるほどに伸びた景をさす季題」というのにぴったりだった。


春もたけなわ…どこかで雲雀の声もする。

田圃も、これから水を引くのだろう。水路はふつふつと水を湛えている。


せき  みずあふ   すずめ

堰の水溢るる雀がくれかな   悠人


ちょっといい景色を見た。日本の田園風景…。ずっと残さねばならない。





ランキング

こちらもクリックしていただけると励みになります。