咳をしても一人 尾崎放哉
最近はめっきり、夜PCに向かいブログを閲覧させて頂いたり、記事を書いたりする時間が多くなった。
自分は気管支がそれほど丈夫ではないので、ちょっと根をつめると咳が止まらなくなる。
もうそんなことには馴れっこになってしまった細君は、私が少々咳き込もうがそんなのは関係ない…といった具合である。
ところが、だ、写真の愛犬、トイプードルのメイが咳き込んだ日には具合が違う。
メイちゃん…大丈夫?・・・大丈夫?
かわいそうに・・・。
猫なで声でメイをあやし心配する。確かに16才の老犬だから、いたわる気持ちもよく解る。
が、しのぶが甘やかすため、メイはもう女あるじ気分である。
夜、布団の中でのびのびと寝る話は以前にも書いたが、最近では明け方になると人の枕まで侵略するようになってきた。ちょっと間借り…くらいは許せる。
…が、だ。このメイ、布団の中で暑くなってくると、顔を出し人の耳元でいびきをかき出すのである。
スー…ぴぃ~…ぐるるるるるぅ…
ぐぐぐぐぐぅぅ…ぴぃ~…
私は寝返りをうって枕の端に寄って眠る。
そして、一夜明けると上の写真のようにメイが枕の中央を占拠しているのである。
こんなの許せますか?
なに?可愛いから許しちゃうって…?
ハイ、そうですか・・・?
咳をしても一人…
壁際に寝返りうって…
も、独り…。
それでは皆さんごきげんよう!
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