チラシイラストを描かせて頂きました舞台

「逆鱗ディストラクション-極-」をダブルキャスト、逆チーム鱗チーム、あとその間のアドリブ演劇の回も観てきました!(^^)


※以下は完全ネタバレありの感想なので、ご注意ください!









さて、今回は以前公演された逆鱗ディストラクションの再演ということで、どう変わったかなー!?というのが楽しみでしたが、

以前にもまさるキャストの配置の良さというか全体的にバランスのとれた舞台で、


またもや内容を知ってるにも関わらず、何度も泣き笑いさせてもらいました!(^^)

なんで泣いちゃうんでしょうねー?(笑)


もうキャストの皆さんは全員達者な方ばかりで

安心して舞台を楽しませて頂きました!(^^)


今回、その中でも特に凄いな!と思ったのは一ノ瀬役の古畑恵介さん!


この方の振り幅とメリハリ、その全部にきっちり感情が入り込んで、振り切ってる所が素晴らしいな!と思いました(^^)

声も聞き取りやすくて場面ごとに変えてくるバリエーションもすごい。何より舞台を楽しんでるなー!というのがすごく伝わって来ました。

まさに舞台をぶん回してた感じで、今回の肝の1人だったと思います。


次によかったのは毬絵役の奈菜さん!

一ノ瀬と同じく最初から最後まで通じて出番のある重要な役どころでしたが、

前公演の毬絵役のわかぱいさんとは違う感じでまた凄くよかったです!

何より美少女から豪快キャラへの振り幅が出たのがよかった!(おいおいわかぱいさんも美少女だぞ!)


恋愛シーンは特に奈菜さんのかわいさ爆発で、


クライマックスでは特に春樹役・千秋満さんの、

安定したイケメンキャラと相まって

効果的に作用してきっちりキュンキュンして泣かせてもらいました!(笑)


奈菜さんのニンニンギャグとかも面白ゾーンもきっちり笑えて素晴らしかったです(^^)オールラウンダーだなー(笑)シイタケの帽子もかわいかった!(笑)


星役の嶋田真さんは安定の実力で、今回の笑いシーンの核でしたね!出てくるだけで笑いが起きるだけでなくこの方は、全てのタイミングや間の絶妙な所を全部ちゃんとわかってらして、

確実に我々観客を楽しませてくださるので「どう展開してくれるのかなー!(^^)」とワクワクして観てました。

ダンスもこの方凄くてほんとエンターテイナーだなー!とまたもや思わされました(^^)


五十嵐役の安田裕さんのいやらしい出資者(?)は、

しっかりその役割を演じられていて、

前公演の大友さんとはまた違った笑いでガッツリ笑わせて頂きました!

「ええー??!」とマスオさんばりに驚くだけで観客爆笑必至!(笑)の完全実力者の本領発揮!という感じでした!(^^)


八神役の菊池恭平さんは、最初みて「すごいかっこいいイケメン!」全開で、しかもうまいなあー!と思って見てましたが

その後、きっちりそれと真逆の甘えキャラも出されて演技の幅がすごい!と楽しませてもらいました(笑)(^^)


面白刑事?神崎役の飛弾信也さんは今回けっこう気に入ってしまって、階段で足ぷるぷるネタと間違い電話シリーズ(笑)は2回みてどっちも笑ってしまってすごくよかったです!


この方の、おじいちゃん的に味わい深くしゃべる感じがすごく楽しくて好きでした!(^^)


雨宮役の平野友里さんは、すごく通る素敵な声で好演されてました。

本性を出して悪い感じを出すシーンもよく入り込んでる感じがしてよかったです!キャザマ!という所や「ワイルドな方が好きなの!」と言って去る時に一旦伸びあがってから立ち去るのが好きでした(^^)(笑)


風間役の用田チカさんはO-keyプロデュースでは常連!今回はピンチヒッターとして急遽の出演にも関わらず素晴らしい立ち回りをされていて安心して見ていられました!(^^)

雨宮の悪口を言うあたりとかすごく好きです(笑)


真澄役の名倉愛さんはしっかり地に足のついた会社スタッフ、お姉さん、そしてお母さんを好演されていて、

「ああ、このお母さんは芯のある人だな!」と感じさせてくれました(^^)


トキオ役は、今回逆と鱗でけっこう違っていて、

狐塚祐紀さんではファンキーで爆発的な勢いのあるトキオが痛快で好感度大!な感じが楽しく、

安原拓海さんバージョンではそれとは違ったちょっと不思議系の入ったトキオが新鮮で面白かったです(^^)


真澄の初恋の相手、和彦役の長谷川裕さんは、きっちり真面目キャラを好演、

クライマックスの告白シーンでは完全に泣かされました!

本気入った感じは泣かされちゃうんですよねー!よかったです!(^^)神崎にツッコミをちょいちょい入れるのも楽しかった!


暦は、鱗チーズの河原寧々さんの爆発的な無邪気さが明るくてよくて、

停止した星に「ねーねー」と無邪気コメントで笑わせようとしてる所が好きでした(笑)


逆チームの和田小夏さんは正統派の暦というかちょっとした小悪魔感がすごくよくて、「時停めチーム」の存在感をしっかりさせてました(^^)


雛子役の羽倉りえさんと陣之助役の江田亮太郎さんは、単純痛快シンプル姉弟が気持ちよかったです!

全編を通してタイムリープ感を演出する、疾走につぐ疾走で、お芝居にテンポ感が生まれてました(^^)

陣之助は頼りないようでいて実はバシッとも言ったり、

雛子は蹴りなどのアクションもやりつつ、でも2人してお母さんを思って

泣いちゃったりもしてかわいい1面も見れました(^^)


黒須役の坂田鉄平さんは、もちろんご自身出られてるんですが、脚本が素晴らしくて再演して正解!なタイムリープ物という感じでした(^^)


「お芝居」ということを自ら茶化す「演出」を所々入れつつも、実は本質的なことをお客さんに問うスタイルもO-keyのお芝居では定番とも言えますが

それが冴え渡った1本だったなと思いました(^^)


あ、是非ミュージカルもやってほしい!(笑)


個人的に好きなのは古畑任三郎のマネとか、まわる装置が早くてセリフ言えないやつとかですが、

「あ!もしかしてあれキャストの古畑恵介さんにかけてたのか?!」とさっき気づきましたが、多分偶然でしょう(笑)


柚月役は、後半で星と絡む役で、


前半の星に対するあんまりつれない態度と

ラストのラブラブな態度への急変が面白いキャラクターで、


見てる側としては「幸せになって良かったね!星さん!(^^)」とホッとできる所が好きでした(笑)上野美里さんバージョンではその意外さが際立ち「えー!くっつくんだ!」というのが大きく感じられ


金澤真央さんバージョンではわりと自然なカップルに落ち着いた感がしました(^^)


ダンサーさんの平林聖菜さん、皆川千草さん、CHIAKIさんは今回もダンスシーンを彩りつつも、

ちょいちょいエキストラで普通シーンに出られていて、確か平林さんは「メールが~」とセリフもあったのが印象的でした(^^)


とにかく今回も笑いあり涙ありで、多分観に行かれた方たちは満足した人たくさんだろうなあー!と思うような楽しい舞台でした!(^^)


いやーこんな素敵な舞台にちょっとでも関われてほんとありがたいですし嬉しいです!


ありがとうございました!



Max