(´・ω・`)イラストを描かせていただいた舞台「覚醒ノスタルジック」を観てきました!
☆以下、完全ネタバレの感想ですので、お気をつけください!
今回も超エンタメの面白い舞台でした!
今回個人的にすごいなと思ったのが、構成的なもので
一見入り組んでるようでいて、実はシンプルな構成。
マンガの中の世界と、現実の世界。そして主人公の漫画家の秘密が複線で散りばめられて(2回観ると特によくわかる)終わり方もすごくわかりやすかったです。
マンガの世界のキャラクター達がたくさん出てきて、わかりにくくなるかと思いきや、「マンガの世界の話」としてくくられてるので、歌やダンスや色んなマンガの典型ネタなどたくさん出てきても観ていて理解がしやすかった。現実パートもシンプルだったし。
わかりやすい照明によるマンガ世界への導入や、大友さんによるナレーション(笑)で、はい、ここからマンガ世界!(^^)となってそこからシンプルに楽しめる。
鉄平さんすごいなー!と思いました(^^)
マンガのお話も、終わるところの引きがうまくて、次が見たい!と思わせられて、週刊漫画雑誌を見てるみたいで楽しかったです。
好きな引きのシーンはやっぱり「あたし達はポッピングエモ!」みたいな見えを切るナーナ・ポップの奈菜さんとリエモの羽倉さんのところで、次のお話が始まるところでもう1回やる!というのが連載ものぽくてよかったです(笑)
最初のエピソードの(そして最後にまた立ち返る決勝エピソードの)アイドルバトルも、ベタだけど少年マンガ的でけっこうわくわくできてよかったし、何より本編を通してフィーチャーされる「DAYS」がすごく存在感を放っていて、これによって現実世界もマンガ世界も繋げて、しかも秘密にも繋がってるみたいな一体感と、全て終わったあとに「あー「DAYS」よかったなー!」みたいな余韻も感じられて、実はここがこれまでのO-keyの舞台と違うところかな、と思いました。
ポッピングエモと「DAYS」の存在感はやっぱりでかかったですね。(しかもポッピングエモは実際のアイドルだから現実にライブに行けちゃうし!(^^))
あと実は3組のアイドルとプラスして、アイドルオタの面々の盛り上げがけっこうでかかった気がしました。あれがしょぼかったらアイドルのライブ会場に来てる感じが全然出なくて、観てる方も引き込まれないですから。あそこら辺は周作さんや千寿さん、主税さんのはじけ方が特に光ってたなー!と思いました。
ドルオタやアイドルのマンガパートの面々は実は現実のパートで、同窓会のところで出てきていて、主人公が絡まれて、実はそれが気になっていて夢的なマンガ世界に登場した、んだろうなと推測します(笑)
主人公役はすごくむつかしそうな役でしたけど、仲井真さんの佇まいは悩むマンガ家と天才ミュ〇〇シャンのどっちもありえそう!と感じさせていて、しかも実際歌も上手いという(笑)ピッタリな役だったなあ!と感じました。
今回特に印象に残ったのは(と言っても役者さん全員よかったんですが)悔しいけど大友さん(笑)のナレーションや、犬「ク~ンク~ン」は最高!(笑)鉄平さんが嶋田さんのお腹に週刊少年マガジソ(笑)をぼふっとやって嶋田さんが「うっ」となるところはもう爆笑。
佐倉さんも絶望エクスチェンジでもギャップ笑い(綺麗なのに、色々やっちゃう系)がキレキレでしたけど覚醒でもキレキレでした(笑)嶋田さんとの絡み最高!
あと主税さんのピーターパンも良くて(笑)セリフがないで去る!というのがとてもグッドでした!(笑)
野田さんは今回はかっこいい印象が強かったですけど、何気に、公演が始まる前の安田さんの録音ナレーションに会場内でツッコミを入れてお客さんを和ませるというのがすごくよかったです(笑)(そこか!)
アイドルチームもすごく華やかで、ポッピングエモは本職なので当然!存在感すごくてDAYSの熱唱シーンとかはすごくよかったです!お二人はダンスももちろんだけど、全身で表現してるのが伝わるし特に奈菜さんは表情とかでも精一杯が伝わってきて感動しました。
個人的な推しは梨花子さんで、毎回思うけどこの方はほんとすごいなと。なんでテレビの一線で出てないんだろ?と不思議に思うくらいの存在感で、特に今回は出番が多くてダンスも素晴らしかったです。存在感ではエルサさんの攻めた衣装と用田さんのヒール的な存在感が光ってました。二人のミーもすごかった(笑)村田さんもパンチがあったし(ほんとに初めての舞台なのか!(笑))重富さんもメイクすごかった(笑)(はじけ方もすごかった(笑))去って行きながら「アイです」「マイです」「ミーです」は2回とも笑いました(笑)
あ、笑ったと言えば太郎さんが爽やかな笑顔で痴漢した告白してたのも笑ったなー!(^^)(笑)そうそう狐塚さんと太郎さんのカップルも笑いました(笑)
今回すごくよかったのがラジオブースで、アクセントになってたです。鉄平さんは本職だからもう、実際こんな感じでやってるんだろうなーみたいな感じで(あ、そういえば昔ゲストで出させていただいたんだっけ(笑))声も通ってもちろん最高なんですけど、アシスタントのミカサ役が佐久間さんも怜奈さんもどちらもはまってました(^^)特に個人的には怜奈さんがほんとにこういうアシスタントしてそう!という自然な感じでよかったです。
安田さんは安定の実力で、今回もほんとに笑わせてもらいました。「マンガ読んでないんだよねー」みたいなセリフがあって、実はMaxの後輩のマンガ家の担当も、本当にマンガ読んでない担当がついてしまって相当怒ってたのを懐かしく思い出しました(笑)
いやもうほんとキャストの皆さんほんとよかったです!全員語れなくてすみません(笑)うわ、とりとめのない文になってしまいました(^^;
とにかくめくるめく世界でした!(^^)ありがとうございました!これは再演あっていい作品だなあー