ポカポカもふもふ
自分のことを無価値と思う人の要素で、
・家庭内不和の目撃
・褒められてきていない
・周囲から関心を持たれていない
はあった気がする。自分の生育環境を思い出すと、今がどうとかではないのだけど。幼少期の影響は長引きますよね。
そういった影響があるからか、褒められるのが嫌いなわけではないが、あまり心を開いていない人に表面的な褒められ方をするのが好きではなく(まあみんなそうだと思うけどね)、というのも語弊があるけれども、おざなりな褒められ方をするとイライラしてしまう。コントロールの気配を感じるからかもしれない。このへんは妙な感情が絡まっている気配を感じる。褒める褒めないとかより単純に距離をつめられるのが嫌とかその人がそんなに好きじゃないとかかもしれない。
00:00 今日のテーマ 00:43 自分を無価値だと思う? 02:00 3位:周囲から関心をもたれない 03:54 2位:身近な(性)暴力 04:58 1位:常に叱られてきた 06:55 どのように触れていくか 今日は「自分のことを無価値だと思ってしまう人の特徴ベスト3」を個人的な偏見も含めて語ってみようと思います。 あくまで僕の中のランキングです。口にするかしないか別として、自分のことに価値がないと考えている患者さんは結構いらっしゃいます。 <自分を無価値だと思う?> 皆さんが想像するであろうことと、患者さんが実際に口にするのはこちらの3つです。 ・ライバルとの争いに負ける、成績が悪かった ・恋愛対象(群)から求められない ・できないことがある ここら辺は喋りやすいのですが、喋りやすいということは本当ではありません。本人は本心だと思っていても、それは臨床的にというかカウンセリング的には本核ではないのです。 僕も自衛隊を出されたと動画でよく言いますが、それは嫌なこと、汚点かもしれないけれど、別に大した汚点ではないということです。 本当に自分のことを無価値だと思ってしまうのはどこなのかというと以下の3つです。
<3位:周囲から関心をもたれない> ・友達がいない 友達がいなかった、いても表面的な付き合いだった。 ・親が自分のことで忙しい 虐待やネグレクトではないけれど、あまりかまってもらえなかった。 ・先生からも注目されない(優等生・受動的) 問題児でもないので優等生だと思われることもあるけれど、受動的で自分から能動的に何かをしていけない。 これは自分の問題かもしれませんが、結構います。発達障害のASDの受動型にも多い気がします。 ニコニコしていて集団の輪に紛れ込むこともあるけれど、友達はいないというタイプです。自分には価値がないのではないかと思いがちです。
<2位:身近な(性)暴力> この辺りはあまり語られないのですが結構多いです。 ・本人への虐待、いじめ ・家庭内不和の目撃 父親が母親を殴る、母親の再婚相手による性暴力
<1位:常に叱られてきた> 一番多いのはこれです。 「もっと頑張れ」 「成績が悪いからもっとやりなさい、塾に行きなさい」 褒められてきていないのです。そういう人は大人になってからクリニックに来る人が多いです。 親子問題が現実にあったのか本人のファンタジーなのかはわからないですが、そういうのはあります。 大人になってから治療の中で共感、評価、褒めることも大事ですが、響いていかないです。こちらは言いながら心の揺れを確認しています。 僕は人を褒めるのは下手なのですが、患者さんが頑張っていることにきちんと評価するようにしています。その時に「ありがとうございます」「良かったです」と言ってくれると良くなっているのだなと思いますし、僕の言葉が一方通行で抜けていく、または「ヘラヘラ喋って私の気持ちをわかってくれない」となると過去を想像したりします。 <どのように触れていくか> では、わかっているからといって上に挙げたような話題に触れるのかというと、毎回触れるというのはやらないしやれないです。なんとなくこちらもわかっているけれど、臨床の場で取り扱うには機が熟していないこともあります。でもいつ機が熟すのかという問題もあるので、どのようなタイミングでどう聞くのかは悩むところです。 また、親子の話題は重いのですが、診察室から出ていく時にある程度の決着をしていないといけません。蓋だけ開いて、傷だけ開いて帰してはいけないので、診察の中でどう話していくのかはなかなか難しいところです。 ただ、初診の段階かどこかでそういうことがあったということは掴んでおいて、「そういうことがあったからあなたは今でも自分を許せないんですね」とサラリと喋るとか、本人の問題というよりはあえて過去の自分を分離させて、「昔あんなことがあって大変でしたよね」と客観視できるように喋るいったことをしながら少しずつケアしていく語りをします。 この辺りはやりすぎると侵襲的すぎて部外者が何をズケズケと喋っているのだとなりますし、偽善的に見えることも多いです。でも気づいてはいるので、気づいてますよということです。 これからもこのようなことを話していきたいと思います。
内気と不安を軽くする練習帳 (原書名:Overcoming shyness and social phobia)
社交不安の認知行動療法について、非常に丁寧に書かれている本。
「練習帳」の名の通り、社会不安を克服するためには地道なトレーニングが必要ですが、ひとつひとつ章立てて書かれているので、段階的にステップを登っていけます。自分の思
考や行動を記録していくやり方の説明も明確でわかりやすく、具体的・実用的で、読むと励まされる本です。
人前で話すのが苦手、緊張して上がってしまう、自然に人付き合いができず、社交をつい避けてしまうという状態は「社交不安障害」と呼ばれる。もっとも頻度の高い精神的な困りごとの一つで、有病率は一割を超える。しかし、自分を縛る不安の正体を知って、有効なトレーニングを積めば、改善は十分可能だ。実際にカウンセリングセンターで使われるプログラムを紹介しながら、克服の方法を実践解説。
対人関係療法でなおす 社交不安障害 自分の中の「社会恐怖」とどう向き合うか
具体的な治療法、不安にとらわれるメカニズムの解説などを解説した、SAD治療の入門書的な本。
わたしは数年前にこの本を読んだことがきっかけで治療につながれました。
ではでは![]()






