こんにちは。

昨日は音とアートと星の叡智

木星&土星編でした。

何度も言っていますが

この会は、占星術の星を

惑星音叉・アートから深めていくので

完全に

 

感じる

 

ことが主体になった内容です。

基本的に、私はその人の中から

出てくるものをものすごく大事にしています。

そこにジャッジはしません。

場をクリアに保っていれば

自然と出てくるでしょうから。

 

 

昨日の木星・土星は社会天体。

自分が社会で何を表現するのか。

それは自我レベルで考えていると

どうしても、偏りが出ます。

自分の中心と、音やアートでつながって

耳を澄ましていくと

どんなことが自分にとって

個人ではできない広がりや課題なのか

心に浮かんでくることがあると思います。

 

私はユングの考え方を学んでいて

よく「魂の声をきく」と言われますが

それはユングの言う

Selfとつながることなのだ、と感じています。

 

占星術というシステム(円環)には

すべての元型が備わっており

出生図で、どこにフォーカスしているか

何が課題になっていて

それを乗り越えればよいのか。

個性化が起きていくプロセスとして

出生図を見ることができると思います。

しかし、未熟なホロスコープの使い方だと

自我視点のままになって

かえって偏りを強化することにつながるとも

感じてきました。

(関口シュン先生が、サインは煩悩であり

他サインから学ぶ必要がある

と言っているのは、このことだと思います)

 

この、意識の偏りが人間にはあるので

どうしても、出生図をSelfの視点で

そのまま見ることはできないのです。

 

というわけで、心の深層をみる占星術として

いろんな心理占星術を学んできました。

その上で、やはりずっと感じてきたこと

「自分の体験に落とし込んだ天体」

にしているか?していないか?

古典だとしても、モダンだとしても

そこを見ない限り、出生図はある意味

縛りになると思うのです。

 

ホロスコープから自分の偏りや課題を見出し

(天に映し出し)

内なる体験として、実感していくことで

統合が進んでいくのだと感じています。

 

さて、それで私自身

セッションではリーディングしているのに

今まであまり取り上げて来なかった

 

キロン

 

についてお話したいと思います。

 

キロン(カイロン)は

1977年に発見された小惑星。

木星から海王星の公転軌道の間には

「ケンタウロス族」という太陽系小天体があります。

その中のひとつがキロンです。

軌道がイレギュラーで、土星と天王星の間に

キロンの軌道がありますが、時に土星よりも内側や

天王星よりも外側を運行することもあるのです。

 

このキロンは占星術に取り入れられてから

さまざまな議論がなされてきた小惑星です。

主に

「傷ついたヒーラー」

と呼ばれます。

自分でも癒せない、理不尽な傷を負っても

誰も責めることなく、探求を続け、

その叡智が人々の役に立った。

傷ついているがゆえに

人を癒す必要が生じるのが

傷ついたヒーラーです。

 

今では、さらに進化占星術の観点から

キロンの神話になった、ケイローンは

生まれる時、母から望まれず

産みの父母から見放されたが

アポロンとアルテミスという

高次の両親に養育され

傷を乗り越えた、と見ることもできます。

土星の、出生の条件を超えて

天王星や海王星の方へ広がっていくことで

自分の負った傷を超えることができるでしょう。

 

このキロンは

セラピストや援助職、占い師

ヒーラーなどの職業の方にとって

見ておいた方が良い天体ではないかと

思っております。

 

キャロル・テイラーさんの

「西洋占星術 完全バイブル」によると

自分がアウトサイダーのように感じる

孤立感や疎外感を癒しながら

自分と他者を最終的にゆるし

と書かれています。

 

また「占星術と神々の物語 ホロスコープの中の元型」

では、キロン(カイロン)は

太陽系に捕らえられた外来者

という理論が書かれています。

キロンは彗星として捉えるという考え方も書いてあります。

 

自分のキロンのサインやハウスを知ることで

人生における傷ついていること

その傷を癒す努力をすることで

自分が、弱いところを持っていてもよいとゆるす

そして、何も自分はしていないのに

負ってきた課題を認め、ゆるすことなのではないかと

感じています。

 

私がこのキロンを

講座やワークショップで盛り込んでこなかったのは

小惑星だから、というのがありました。

ただ、セッションではキロンを

必ず見るようにしてきたのは

やはり、この星は小惑星だとしても

何かが違うと感じていたからだと思います。

 

キロン知りたい、というお声も

頂きましたので、講座形式でも

単発でやろうと思っています。

 

と同時に、音とアートと星の叡智で

やってきてすごく感じているのが

「今、このキロンの“音”が

必要な時代になってきたのではないか?」

ということです。

 

今、書いてきたように

「傷ついたヒーラー」

とか

「傷と癒し」

という言葉で理解できたとしても

自分の体験と結びつかなければ

キロンの示すものを受け取れないと思うのです。

 

そこで

惑星音叉です。

 

 

次回10/27(金)の

音とアートと星の叡智で

キロンと天王星を結びます。

天王星は、プロメテウスとも言われるのですが

キロンは、プロメテウスに不老不死を

譲って、自分は冥界に行くのです。

 

土星の限界を超えて

天王星の改革・可能性の増大を

助けてくれる、キロン。

 

ぜひ、まずは

惑星音叉の音を浴びて

自分の内から出てくる

キロンと天王星のアートを

生み出してみて欲しいなと思います。

 

 

 

残席2名様です。

毎回、HALUMオーナーMasakoさんの

素晴らしいハーブティーのサポートがつきます。

 

 

 

今日もお読みくださいまして

ありがとうございましたてんびん座

 

 

5月末で公式LINEでの

メルマガ的配信は、終わりましたが

月1回、月初のみ配信しております。

(公式LINEからの連絡は可能です)

 

お知らせ用メルマガがあります。

こちらはお知らせがあるたびに配信します。

特別セッションや限定のものは

メルマガでのみの配信もありますので

ご登録下さいませ。

 

 

それとは別に気づきの種~たかはしゆうこ公式メルマガがあります。

こちらでは、日々の気づきをディープに書いています。

良かったら登録して下さいね。

 

 

 

「ゆうこさんはどんなことをしている人なのですか?」は

HPをご覧下さい。

 

 

 

オープンチャット「星たちのしゃべりば~宇宙のハンモック」

非公開のLINEオープンチャットです。参加費無料。

ありのままのあなた自身が、自分にできることを提供して、

分かち合いをしていったり、自分がこういう活動が素敵だな!

と思うものがあれば紹介してもらったり…と、

気楽なコミュニティとして、つながりが広がればいいなと思っています。
分かち合い、育ち合いをしたい!という方はぜひご参加下さいね。

ゆるくいろんな話が出ていて、占星術や夢の話を

ちらほらしています。

招待してほしい方は、その他お問い合わせから

「オープンチャットの件」とご連絡下さいませ。

 

 

虹お知らせ

対面セッション・Zoom・電話セッション可能日や

イベントのお知らせがまとまっています。

10月のセッション可能日・イベント予定

 

個人セッションでは、時間内であれば何人でも

ホロスコープを見ることができます。

占星術の個人レッスンのリクエストも増えてきました。

ありがとうございます。

 

虹多様な方と交流したい人向け

・占星術よろずトークの会

次回は9月14日。水星&乙女座。

20~22時、参加費無料。

 

虹たっくんのアロマスプレー 他スペシャル企画

次は秋分前にアロマクラフトかスプレーを受け付けます。

 

すべてのお問い合わせはこちらから