こんばんは。
昨日の
n冥王星－t冥王星スクエア
の続きになります。
n海王星－t海王星スクエア
だいたい、40〜42歳ごろに体験する星回りですが
39歳とか43歳くらいまで影響する人もいます。
昨日の冥王星スクエアを経て
今度は、金星のハイヤーオクターブとも言われる
海王星を確かめる時期。
40前後と言えば、火星期の真っただ中。
火星は金星とセットになると、自分の好きなものを取りに行く。
金星期に心残りがある人は
火星期でリベンジするという話がありますが
この、n海王星－t海王星スクエアの時期は
「もう一度、夢を見てみようか」
が合言葉。
海王星は夢や理想を描く天体。
同時に、陶酔、中毒も意味します。
具体的に感じる現象としては
・先が見えない（霧がかかったよう、夢の中にいるよう）
・自分のこの先の人生の方向性がわからなくなった
・子どもがある程度手が離れたり
今まで続けてきた仕事も円熟期に来たりして
「わたし、このままでいいのかしら？」とぼんやりしてしまう
・突然、恋に落ちてしまう
などなど。
表面上のうまくいかない事象というよりは、
自分の内面的な「これじゃない感覚」
しかも、海王星なだけに原因はハッキリせず。
心揺さぶられたり、不安定になったりしがちな時期です。
出生図で太陽や月に海王星スクエアを持っている場合は
Tスクエアができてしまうので、さらにしんどくなる要因が強いです。
いろんな意味で、麻痺したり、何かに依存したりしやすい。
安全かつ、現実的に対処可能な程度の依存であれば
やむなしと思う星回りですが、海王星なだけに
限度を超えて広がり続ける、リミッターが外れてしまう場合も。
※私がよく話す、対処可能な程度の依存は
・月に1万円だけ買い物に依存する
・毎日Youtubeで占い動画を見る。
・推しに決めた金額だけつぎ込む。
等です。これは、あくまでも「例」です。
上記の内容も、厳密に言えば好ましくはないものもあるかもしれません。
が、お酒におぼれたり、不倫したり、借金してでも夢を追いかけたりするよりは
まだ、ましだからです。
道義的にどうのこうの、という話をしているのではなく
恋したりお酒を飲んだり、夢を追いかけたりしてもいいけど
海王星だと、浮世離れしすぎてしまうことが問題化します。
リマーナすず先生が、以前海王星を
「真綿で首を絞める」と仰っていました。
私はそのことが忘れられません。
冥王星の、しんどい体験
天王星の、ハプニング体験も
ガツンときますし、ショックですが
海王星の、霧が晴れたら崖っぷちにいた
という体験は、もっと厄介だと感じています。
すず先生は、ブログでも、
「気が付けば茹で蛙」の話を書いていらっしゃいました。
ただし、この「海王星」の象徴する
自分にとっての夢や理想を、直感を使って思い描く
に生かすことができたら、n海王星－t海王星スクエアの時期は
先が見えないけど、自分にとって本当に大切にしたいものと
改めて、つながり直せるのかもしれません。
私の体験ですが、実は、この星回りについては
私はとても恩恵を受けたところがあります。
昨日書いた、n太陽－t冥王星オポジション
n木星t冥王星コンジャンクション
を先に体験しました。
ここで、自分にとってこれだけは人生で大事なんだ！
と思うことを確認できたのです。
「生きてるだけで十分」
「穏やかな日常が幸せ」
長男も少しずつ、てんかんが良くなってきて
2人目、どうしようか…
私、高齢出産だけど。
と思っていたところに、すず先生と相談して
2012年6月頃にセッションを受けて
次男を授かりました。
ちょうど、この2012年2月ごろ～2014年までが
私のn海王星－t海王星スクエアでした。
次男のおかげで、私は長男の時の
「赤ちゃんの子育てはしんどい」
を書き換えて、母子ベッタリの蜜月を過ごすことができ、
まさに、夢の中にいるような幸せなn海王星－t海王星スクエアを
過ごすことができました。
しかも、次男が0歳のころから、リピーター様の個人セッションの
ご依頼は定期的に頂いていて、家族の協力のもと
お仕事も継続できていました。
実は、この時私はP新月の直前でもあって、
もし仕事だけに邁進していたとしたら
n海王星－t海王星スクエアと
P新月の直前2年間の
何もかもがうまくいかない感じがする時期で
頭で考えすぎて、つらくなっていたのではないかと思います。
どのようにn海王星－t海王星スクエアを過ごすかは
人それぞれですが、自分にとって現実的に大事にしたいことを
心に留めておくことで対処できると思います。
これだけは！と思う、n冥王星－t冥王星スクエアで確認したことを
軸にしてみて下さいね。
もし、この星回りを今、リアルで体験している方
※おそらく、1980年～1982年生まれの方
オーブ圏内に入っているという意味では
1983年生まれの方も該当するかも。
何だかぼんやりしてしまう
これからの目標は何だっけ？
と感じていて、そのこと自体を自覚するのが
難しい可能性があります。
渦中にいる時は、何がしんどいのかすらわからないし
自分がしんどいのか自体がわからない。
しかも、この世代は昨日の
n冥王星－t冥王星スクエアも同時に来ている方が多いです。
両方同時は、本当に大変だと思いますが、
逆手に取るならば、冥王星の「これだけは！」を自覚することによって
海王星の霧は晴れるのではないかな、と感じます。
「中年の目覚め」
の第二段階の、もう一度夢を見る海王星。
もし、自分にとっての理想、夢をちゃんと直視せず
また、現実的に叶える方法を考えられない場合は
子どもに背負わせて、無意識に代理で叶えさせる
という「お弔い」をしてしまう人もいます。
昨日も書きましたが、中年の危機は
心理的危機、自分のアイデンティティが揺らぐ時です。
しんどいのは当然。
だからこそ、自分をねぎらいながらも、
今、ここに生きていることや
身の丈に合った、自分の小さな幸福に
ちゃんと目を向けてみましょう。
精神性を高めることに制限はないので
冥王星や海王星からの問いかけは
人間的に大きく成長できるチャンスでもあります。
しかし、現実離れした、自分の外側に注目した
変化変容を欲しがると、海王星にしっぺ返しを食らうと思います。
明日の、n天王星－t天王星オポジションに続きます。
たくさんのブログの中から、
今日もお読み下さり、ありがとうございました
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