村上春樹さんの

「偶然の旅人」

という作品がある。(東京奇譚集収録)

 

 

この作品では

「偶然」

にしてはできすぎていることからの

主人公の心の再生が起きるシーンがある。

 

それを題材にして

人が、自分らしく軽やかに

生きていけるための、ひとつのやり方を

示してくれるのが

 

「古くやさしい魔法の生き方」

 

というWSだ。

作ったのは、加登鉄平さん。

もう受講したことがある人はかなりの数にのぼる。

 

 

言葉でわかりやすく説明するなら

 

「脳のエラーを極力減らす」という作業を
負担なく取り組んでいるうちに、いつの間にか楽になってた!
と感じられる日常、自分の足元がしっかりする

 

のが、このWSの魅力で、

私はこの「今ここを一生懸命生きる」

ということが本当に大切だと感じて共感している。

でも、劇的なこともないし、インパクトのあることもないから

 

地味。

 

なのはしょうがない。

でも、長期的視点をもてたら

このことに尽きると思う。

足元が固まれば、一歩、また一歩と

進んでいけるようになる。

 

「魔法の生き方」

 

というタイトルがあえてつけられているのは

「誰かが自分を助けてくれて

ここではないパラダイスに導いてくれる」

のではなく、自分の足元がしっかりすることなのだ、

と、じんわりと心にしみいるの。

 

「誰か」が助けてくれるなら、その人がいなければ

自分はずっと困ったままだけど

「今ここ」をしっかり生きて、自分の足元がしっかりするのは

自分でできることだから。

でも「魔法」ってついてるのは

そういう風に生きている人には

不思議と、はからいがくるし

それを受け取れるということなんだよ。

それこそが、魔法だよ。というやさしい提案。

 

この「地に足ついてる感覚」が
私は大好きなんだなあと思うのです。
 
何者かになろうとせず
何かをなしとげようともせず
ただ、今ここを、大地を踏みしめて、
喜びと共に生きる。

 
そんな方法を教えてくれるのが
加登鉄平さん
なのですよ☆

実際、そうやって生きている人なので

とても安心感もあります。

 

 

私はこの方を「先生」と呼びません。

本人は「呼ばないで下さい」とは言わないし

導き手としては日々、いろんなことに注意を払っているので

尊敬していますが、あくまでも同じ人間という視点から

自分の叡智を伝えてくれる人なので。

先生と呼ぼうが呼ぶまいが、ご本人はどっちでもいいみたいだけど

私のスタンスはそんな感じ。

 

11月の東久留米開催は満員御礼となりました。

そして、11月23日にはこのWS

神戸で

開催されます。詳細こちら

関西方面での開催はレアです。

 

2020年2月22日 2ぞろいの土曜日

また東久留米で開催します。

来月末に募集開始となります。

 

私にとっては

「今を生きる」

勇気と軽やかさをもらえるWSです。

ぜひこれからも、たくさんの人に

体験してほしいなと思っています。