こんにちは!たかはしゆうこです。

先日の「人魚姫」の話が盛り上がったので

今日は、私が以前から感じていた

「白雪姫」

に対する疑問を書きますね。

 

ただ、趣旨としては

 

 

こういう読み解きも面白いけど

(私はこういうの大好きです)

人魚姫の時のように

「それぞれの人の感じ方」

多様性を感じたいので、そこを大切にして

白雪姫のストーリーにツッコミたいです。

 

で、それを書く前に自分の傾向と好みを書くと

もともとディズニープリンセスに興味ないの。実は。

シンデレラとか白雪姫とか眠りの森の美女とか

親が絵本を読んでくれたけど

「ふーん、良かったね」

くらいの感想でね。

もし、ディズニープリンセスの中で選ぶとしたら

ポカホンタス

ムーラン

が好きです。

自分の意思で素早く行動する2人なのです。

 

本題の白雪姫なのですが

あらすじを調べていると

ディズニー版とグリム版はずいぶん違う。

 

グリム版の方で話を書きながら

たかはしゆうこ的ツッコミをしていきますね。

白雪姫は雪のように色白な美しい姫。

ここで既にビックリするのは

グリム童話の初版では、継母ではなく実の母なのです。

そして母親は魔女だとは書かれていません。

 

この母親は、自分の持っている鏡を見ては

「世界で一番美しいのは誰?」

と確認していました。

 

しかし、白雪姫7歳の時、

「女王さま、ここでは、あなたがいちばんうつくしい。
 けれども、白雪姫は、千ばいもうつくしい。」

と鏡は答える。(カッコ内は菊地寛訳)

 

…まあ、そもそも私の場合「一番」っていうのが

決めてもしょうがないよねって思ってるけど

そこをあえてスルーしたとしても

 

この時点で鏡を割る(笑)

 

あ、それか、鏡に聞くわ。

「どんな努力をしたら一番になれる?」って。

客観的な意見を知ってそれに取り組みたい。

私の場合は、ですけどね。

 

怒った母親は、狩人に白雪姫を殺して

肝臓と肺臓を持って来いと命じる。

まだ7歳ですよ、白雪姫…。

 

狩人は白雪姫を森に連れて行って

殺そうとするけど、白雪姫が命乞いをします。

「森の奥に行ってもう決して帰らないから助けて下さい」

狩人は可哀想になって見逃します。

というか、きっと見逃したところで獣に食い殺されるだろう

と思っていたようです。

その後イノシシが出てきて、狩人はそのイノシシを仕留めて

肝臓と肺臓を持って帰るわけですから…

母親は狩人が持ち帰った肝臓と肺臓を

塩ゆでにして食べてしまいます。

(この時点で…かなりえぐいですよね…)

 

白雪姫は、森の奥の方に行くと

7人の小人の家を発見。

勝手に入ってスープとパンを食べて

葡萄酒も飲んで(7歳じゃないのかよ)

ベッドに入って寝てしまう。

 

私が思うに。

白雪姫…警戒心なさすぎだろうよ…

もし、母親より恐ろしい魔女とかだったら

どうするつもりなんだい?顔

 

そこに小人たちが帰ってきて

白雪姫を見つけてビックリしたけど

事情を聞いて可哀想になって

家事全般を引き受けるということで

小人の家においてもらえることになる。

 

運が良かったよね。

しかし、お姫様、家事できるのか?

 

お城では母親が鏡にいつも通り問いかけると
「女王さま、ここでは、あなたがいちばんうつくしい。
 けれども、いくつも山こした、
 七人の小人の家にいる白雪姫は、
 まだ千ばいもうつくしい。」

と言われちゃうわけです。

母親、怒り心頭。

 

私だったら狩人を呼び出すけどね。

逃げちゃったのかな、狩人。

 

それは置いといて、今度は自分の手でしっかり

抹殺しなきゃと思ったのでしょうか。

母親は自ら、物売りに化けて出かけていきます。

 

つーかさ。

母親も、7つも山越えていくほどのエネルギーあるなら

自分が一番美しくなる努力したらどうだろう?

と思ってしまう。

一番の人の足元すくったり、追い落とそうとするのって

何か無駄な努力に感じちゃうんだよ。合理的じゃない。

これね、子どもの頃から私、感じてました。

 

白雪姫は白雪姫で

小人たちから「気をつけなさい」って注意されてるのに

2回も騙されちゃって。

死にかけているところを、帰宅した小人たちに助けられる。

 

現代でもEテレでやってるよ?

「ひとりでお留守番している時は

決して鍵をあけてはいけません」

って。

 

Eテレ「子ども安全リアル・ストーリー」

これすごく参考になる番組。

大人も子どもも見ると参考になります。

http://www.nhk.or.jp/sougou/anzen/?das_id=D0005180275_00000

 

で、白雪姫ね。

3回目に毒りんごでついに倒れる。

その時はさすがにちょっとは学んでいて

「誰も入れちゃいけないの」

「人から物をもらわないよう言われてるの」

って拒否したんだけど

最後は食べちゃうんだよね。

 

こうしてついに死んでしまった白雪姫を

どうしても埋める気になれない小人たちは

ガラスの棺を作って、白雪姫を交替で見守る。

 

ある日、王子様が森に迷い込んできて

白雪姫の姿を見て、心を奪われます。

 

(おいおい…白雪姫、この時成長してはいるけど

10歳なんだけど…と言いたくなるけど、

まあそこは置いといて…)

 

王子様があまりにも熱心に言うので

気立てのよい小人たちは

王子様に白雪姫を差し上げることに。

 

ここ、衝撃なんですけどね。

この後、王子様のキスでつまってたりんごのかけらが

取れて、白雪姫は目を覚ます、

と、私は記憶してたんですけど…

 

違った!

そういう内容になってるのもあるんだろうけど

グリム版では、あまりに棺が重いので、

家来のひとりがつまずいて、

棺が大きくゆれた拍子に、白雪姫ののどから

毒りんごのかけらが出てきたんですって。

キスで目覚めるんじゃないんですって。

 

この後は、王子様が白雪姫にプロポーズして

小人たちも招かれて、幸せに暮らしましたとさ…

悪い母親は、鏡を見たら老婆になっていて

驚いて、塔から落ちて死んだとか

雷が落ちて死んだとか

火の中に落ちたとか、いろんな結末があるみたい。

 

ですが

グリムの最初の話だと…

 

王子様と白雪姫の結婚式に呼ばれて

まっ赤に焼けた鉄の靴を
無理やりはかされ、倒れて死ぬまで

ピョンピョンはねた

 

と書かれているようです。ぞぞぞーーー汗

 

今、こうやってストーリーを追いながら

白雪姫の登場人物に想いを馳せてみて

自分の感じ方、わかりました。

 

白雪姫って、自分の置かれた状況に文句を言わず

人を疑うことも知らず、とても純粋で素直で

小人たちにやさしくしてもらうことも含めて

とっても「受け取り上手」。

 

そこの部分を見れば、

「遠慮なく愛を受け取ることが

自分も愛を発すること」

「置かれた状況に不満を持たず

あるがままを受け入れることが大事」

という話なんだね、

という見方もできるんですけど。

 

私が白雪姫にちっとも心惹かれなかったのは

王子様が「姫の美しさ」を気に入って助けていることや

母親である女王も「自分が世界一美しくなること」を

一番の人を追い落とすことで達成しようとしている。

そこも嫌だし、終始、話題は、白雪姫の性格じゃなくて

美しさについてなのよ。

ストーリーの中には、白雪姫は気立てもやさしく、

ってどこかに書いてあったような気もするんだけど

私だったら、自分の性格じゃなくて

外面ばっかり見られたら、腹立つけどな…。

 

私は逆に、自分の容姿にはものすごくコンプレックスがあって

だから、頭のいい子だと思われたい!という目標があったな。

容姿で「可愛いね」って言われるタイプじゃなかったから

別のところを磨きかけようという。

自分で登りつめたいんだよ。

人を追い落とすとか必要ないんだ。

自分がやるか・やらないか しかないじゃん?

って思うのは、私が自ら動きたいから、ですよね。

あるがままを受け入れられる器の大きい人

私はすごいなあと思います。

 

さらに、私は金星双子座だから

おしゃべりとか手紙でもいいけど

何かしらのコミュニケーションを通じて

「この人好き!」と感じるから

一目ぼれって今までしたことないんだよね。

ファーストインプレッションで「感じる」

合う・合わないには敏感だけど。

それだけで、ガーッと好きになることはあまりないな。

相手が言っていることやしていることを見ていて

勝手に妄想を膨らませて「勘違い」することは多かったけど

(それで恋愛はいっぱい失敗談あるけど)

相手の考え方とか信念が見えた時に

カッコいい!と思うことが多い。

 

だから、ぜーんぜん、私の心には響かない!

王子様…私なら、お断り(笑)

 

でも、もし白雪姫がすごーく好きで

こういうところがいい話だと思う、っていう人がいたら

ぜひ教えてもらいたいです♪

あと、登場人物で一番嫌いな人とかね。

私は、もし最後に母親に復讐というか

魔女裁判みたいなことをしたのであれば

王子様が一番嫌いかもしれないな…

自分の立場を利用して白雪姫を手に入れて

母親もひどい目にあわせてさ。

パートナーに選びたくないです。

 

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今日も読んで下さいまして感謝です♪