おはようございます!たかはしゆうこです。

いよいよあと残すは4サインとなりました

12サインへのラブレターシリーズ

 

昨日の双子座の反対側にいる

芸術。射手座のカードです。

私は射手座には海王星しかないし

太陽星座の蟹座とはインコンジャンクトで

接点のない関係の射手座。

でも、父の太陽射手座、

仲良くなる人は射手座関係者多し。

というわけで、この間の水瓶座の時同様

「インコンジャンクトだからこそ

理解が深まっている」

になるのかどうか!?の

射手座について、語りたいと思います。

 

射手座のイメージは

「向上心」

という言葉がピッタリ。

いつも高みにチャレンジしているけど

深刻な感じではなく、

明るく、ほがらかに冒険に向かっていく。

 

でも、射手座の前のサインは蠍座。

蠍座へのラブレターはまだ書いていませんが

しくみとしては、蠍座までの間に

誰かと一体になるほど、自分の欲望と

相手の欲望をひとつにし、「私達」を作り上げました。

しかし、そこにずっととどまることはできません。

だから、蠍座の29度前後の

射手座への移行の時は、かなり負荷がかかる、

と言われています。

散々シビアな葛藤を繰り広げ、

ようやく手に入れた「情愛と深い絆」を

断ち切るために、それはそれは苦しみます。

そうして七転八倒した挙句、

最後は、蠍座30度で

なんと!悪ふざけ、お笑いに転換して

その世界を価値のないものとし、

次の射手座の、上へ上へと上昇する世界へ

シフトするのです。

 

この、蠍→射手 の移行が一番

理解も、行動も難しいと言われています。

やっと手に入れた、自分以外の誰かとの

一体感を手放して、外へ向かう。

自由を求めて。

未知のまだ見ぬ価値観、文化、世界を求めて。

 

それが、射手座の世界。

まさに「未知との遭遇」ってやつです。

 

だから、射手座は好奇心旺盛で、

どんどん外に向かって、軽やかに進む。

 

…と、書くと。

何か、射手座って他のサインに比べて

ゆうこさん、ずいぶん褒めてませんか?

なんて思われた方もいるかもしれませんが。

 

大丈夫です!これからですよ(何がだ)。

 

そんなフットワーク軽く、チャレンジ精神旺盛な

射手座なのですが、困ったことがあります。

理想を掲げて、矢のようにまっすぐに…

といきたいところなのですが

なにぶんにも、3区分が柔軟であるがゆえに

「とっても迷いやすい」

なので

「優柔不断で、決断が苦手」

「他の人の視点や意見を無視できない」

がある、と関口先生。

そうすると、火のエレメントの

「思い立ったらすぐやりたい」

と矛盾してしまうので

自分の中でも、どちらが正解なのか分からない。

「正しさ」を追求するという意味では

昨日の双子座と、射手座は共通しています。

でも、射手座が双子座になろうとしても

それは無理な話なのです。

火のエレメントの「思い立つ」は、直観的なもの。

直観とは、論理的なものじゃないのです。

「論理性」を求めてしまったら、

射手座の人は混乱してしまう。

(それは双子座の得意分野です)

 

でも…みんなに「賢い人」と思われたいので

とっても無理をしてしまう。

本当は心にはすごく負担がかかっていて

困惑や迷いから逃れるために

物事の「真理」を見つけ出そうとします。

射手座の探求心の強さはここから来ています。

ところが、理解が早く、集中力もあるのですが

いかんせん、寄り道大好きで、

「本当にそれは正しいのか?」を

いろんな角度から確かめようとします。

なぜなら、義務と束縛が大嫌いだから。

 

射手座に天体ある(特に月とか水星)お子さん。

「宿題をやらない」

としばしば相談を受けますが…

私はいつも

「面白いと思わないとやらないと思います。

人から決められた、一本道が

射手座は何より苦手なのです。

どうして?なんで?しなきゃならない理由は?

自分で納得できて、なおかつ、それをすると

面白いことが起きる!と好奇心が満たされない限り

やる気が起きないのです」

という話を伝えます。

 

逆に言うと、物事の本質的な真理は

パッとつかめてしまうところがあるから、

興味があったり、これはいい!と感じたりすれば

小1なのに専門書を読み漁るようなところもあるのが

射手座のお子さんです。

このような性質は、射手座の

「人生とは何か。なぜ生きるのか。」

といった哲学的なことを、射手座は常に意識していて

自分が感じる「どうして?なぜ?」の答えを

いつも探しているのです。

 

でもね。

本来、大らかで明るく、体を動かすのが大好きな

射手座さんなのですが

思考につかまってぐるぐるしてしまったり

自分の正しさを他の人に見せつけようとしたりすると

「シンプルでいいことまで難しく考える」

「わざと相手にも難しく話をして、

自分の高い視点を見せたがる」

「議論をしかけて、自分の意見を強く主張する」

という形で出てしまうことがあります。

双子座のように情報を集めて裏打ちしているのではなく

直観にすぎない部分も多いので、

スクエア関係の乙女座から

「それはどんな役に立つの?」

と問われたり、魚座から

「相手のことを善きものだと、

どこまで信じることができるの?」

と突っ込まれたりすると

途端に自信を無くす。

 

誰よりも、自分の心の中は傷つきやすく、

相手の考え方や感情に左右されやすい、

ということを自覚すること。

その裏返しとしての、正しさの主張や

難しい考えをひけらかすことをやめること。

 

射手座の人は、パッと思いついて

ちょっと向う見ずに見えても、

すぐに挑戦できるところが、素晴らしい特性。

失敗したとしても、引きずらない。

ただ、もし困ったところがあるとすれば

いろんなことにチャレンジしすぎるので

結局、どれをやろうと思っていたのか

きちんと「極める」までいくもの、

「形にする」ところまでいくものがないまま

「おおざっぱな感じ」で終わってしまうことがある。

すごくストイックな側面もあって

挑戦する勇気もちゃんと持っているんだけど

いかんせん、木星が支配星な分、

やりっぱなし

にもなりがちなんだよね。

 

だから、まずは

「生涯、学び」

という姿勢を大切にすること。

私は射手座のナチュラルハウスである

9ハウスに水星と火星を持っているので

ここは理解できるのですが

自分が興味を持っていることに関しては

学ぶことがワクワクするのです。

いわば「勉強が趣味」という感じ。

射手座の場合は、誰かに強制されて取り組む

学習は大嫌いですが、自分の好奇心から

学びたいと思ったことは、深めていけるので

「ちゃんと専門性をみつけなさい」

と関口先生も仰っていました。

 

その上で、誰かの導き手、案内人となる。

これが「射手座は教師」と呼ばれるゆえん。

もともと、とてもポジティブシンキングで

人は善なるものだと信じたい射手座。

それが「怖いものや面倒くさいものを見たくない」

という逃げから来ている時は、自分の正しさを

わざと難しく話して押し付けてしまいますが

逆に、自分が冒険して得たことを

他の人にも、地図のようにシェアして導き、

分かち合う、というつながりあいができれば

とても寛容で自由な、射手座を生かす、ができる。

 

射手座は、いつも遠いところを目指しています。

それが「海外に縁がある」と言われる理由。

目の前の狭い世界だけではなく

常に大きな何かに思いを馳せている。

それは、「自然や宇宙の波動」なのだろうと

関口先生は教えて下さいました。

その通りなのですよね。

射手座の人の、根拠のない直観は、

自然や宇宙とのふれあいによって、

よりシンプルになり、研ぎ澄まされる。

混乱している!と射手座の人が感じた時は

ぜひ、自然と触れ合ったり、体を動かしたり

してみてほしいです。

(これは火のエレメント全体に共通)

 

射手座のテーマは「I understand.」

私は理解する。

生きるということの中で浮かんでくる、

様々な疑問を解こうとしているのです。

そのためにたくさんの冒険をする。

だからいつも自由でいたい。束縛されたくない。

それが射手座のテーマなのです。

大らかで細かいことを気にしませんが

とても哲学的なところも両立しているのは

このしくみから、やってくるものです。

 

シュタイナーの12感覚では

射手座は「運動感覚」です。

昨日、双子座の時に

「言語感覚は、運動感覚を培うことで

ようやく育つことができる」

と書きましたが、これは、射手座の性質と

合わせて考えてみると分かりやすいです。

「まず、目的を持つ」

ということ。

体を動かすにあたって、

「最終的にどうなっていたいか?」

の到達目標を見定めて、まっすぐに向かう。

生きる力となる、リズムを発見し

体を動かすことで、生きる喜びを表現する。

これが運動感覚で見ていくことのようです。

 

さて、彼らへのラブレター♪

今日はフィギュア関係者が喜びそうな

このラインナップで。

まずは羽生結弦くん

実は結弦くんのファン歴は筋金入ってます。

ノービスの頃から「すごい子がいるぞ!」

と注目していて、彼が

「きのこピンクいきのこ(マッシュルームヘアだったから)」

と呼ばれていた頃から好きだった。

逆に今みたいに、爆発的に

人気が出てからは、ちょっとスルー気味だけど…

でも去年のこのSEIMEIは大好きだった。

 

結弦くんの場合は、太陽・水星は射手座だけど

最初に目に留まるのは、獅子座の火星に

蠍座の木星・冥王星のコンジャンクションがスクエア。

これを心のバネにして、起爆剤として使って

ストイックにやってきたんだろうな、と感じる。

獅子座の火星だから、目立ちたい。

自分が一番になって褒められたい。

それに対して木星・冥王星ですから

やっぱり「認められてナンボ」なのです。

結弦くんが出てくるまでの日本男子は

高橋大輔くん・織田信成くん・小塚崇彦くんなど

割と「ガツガツしてない」選手が多かったと思うけど

(ちなみに私は佐々木彰生くんと町田樹くんが好きだった)

結弦くんは、もう最初から「負けたくない」が強かった。

これは射手座の太陽・水星の負けず嫌いもあるだろうし

そのためにストイックに挑戦し続けるところでもあると思う。

※念のため断っておくと

アプローチが違うというだけの話で

高橋くんも織田くんも小塚くんも

それぞれのスケートを追求する姿勢は

私も大好きで、みんな応援してきました☆

 

射手座の水星には魚座の土星がスクエア。

自分のスキルを形にするために

たくさん葛藤があっても、とにかく努力し続ける。

金星は蠍座で、好きなことに対しては集中力もあるし

そこに土星トラインですから、楽しくてやっていることが

しっかり身につき、土台になる側面もありますね。

月はたぶん水瓶座じゃないかと思います。

前から結弦くんはすぐに人と打ち解ける印象がありましたが

あのフレンドリーな感じ(でもベタベタしていない)は

射手座の人懐っこさと、水瓶座の仲間感覚なのかな。

 

私が結弦くんから感じる射手座は

「高みを目指す!」

これに尽きますね。

今年のプログラム、コーチのオーサー氏と

戦術でぶつかったという話もありました。

オーサー氏は完成度を高める方向性。

でも結弦くんは、4回転ループを入れることにこだわった。

彼は挑戦者ですから、完成度を高めるやり方は

逃げに感じたのかもしれませんが、

結局、この間の四大陸選手権で起きたことを

見る限り、結弦くんのチャレンジ精神がなかったら

今後は大変だったことでしょう。

でも、彼は4回転の種類も増やしつつ

プログラムの完成度も少しでもあげる、

という方向性でやっているので、そこがかみ合って

彼にしか滑ることができないプログラムの

バイブレーションを起こしていけるかどうかが

鍵になるかなと思います。

 

次は宇野昌磨くん

彼も2011年のジャパンスーパーチャレンジに

出る前から知ってはいましたが

あのスケートで、コアなファンの間では

一躍有名になりましたね。

13歳のクリムキンイーグル。すごかった!

 

あれから今年で6年かあ。

今季、試合に出てきたらすごくお兄さんになった!

という印象です。もうあどけなさが抜けて

演技中はその躍動感にカッコよさを感じるようになりましたが

もともと性格的には、すごくシャイなんですよね。

 

そして、偉大な先輩である羽生くんとは

射手座つながり。

昌磨くんも大変な努力家で有名です。

私がずっと感じてきた、昌磨くんの安定感というか

小さかった頃から、現実をしっかり見据えている感覚

あれは、山羊座の火星のエネルギーかも。

ただそこに海王星がコンジャンクションしているので

時々、自分の方向性が見えなくなることもある。

出生時間によるからハッキリは分からないけど

この火星に、蟹座か獅子座の月がオポジションだったら

自分の心の中ではいつも、着火点があって

自分への怒りを原動力にして、練習頑張る人、

という感じもします。

水瓶座の金星に射手座の冥王星がセクスタイル。

金星の傍には天王星もあるので、ここで独創性を出して

自分のスタイルというのを確立していけると

カリスマ性のようなものが出てくる気がします。

もう今でもその片鱗は見えてきていると感じますが

昌磨くんは高橋大輔くんリスペクトの人なので

踊れるし、スケートを通じてほとばしる感性が魅力。

昌磨くん本人は、気持ちで動いているというよりは

割とイメージに合わせて体を動かす

というやり方で踊っているようです。

ここが海王星効いてるな、という感覚がします。

体操の内村選手も、すごく海王星のイメージ力を使って

すごい技のビデオを繰り返し見ながら

頭の中で何度も何度もできているイメージをして

それで体を動かしてみる、みたいなことを言ってました。

 

羽生くんにも昌磨くんにも、これからも自分の

「高み」を目指して、でも無茶はしないで

楽しく、軽やかに挑戦していってもらいたいなと思います。

 

あと高橋一生さん

リクエストされたのでちょっと見てみますね!

私がいろいろ調べてみて

一番アンテナに引っかかったのは

「ネットは見ないので反響はわからない」

と答えているところ。

この方、風のエレメントは天秤座に木星・土星の

グレートコンジャンクションと、冥王星はありますが

個人天体が風のエレメントに1つもありません。

反響を知らなくても平気、というところは

風が少ないこととつながる気がしました。

風のエレメントの人達は割とネットとかSNSを

駆使してコミュニケーションしたり、情報集めたりしますから。

ゆるめだけど、射手座の太陽・海王星コンジャンクションに

冥王星セクスタイル。

自分の理想としている目標に向かって

ひたすら集中していく。

 

エピソードの中では

「役作りを信頼していない」

というのも印象に残りました。

全部自分の中にあるものでやっている、

人は、相手によって態度を変えていると思う。

みたいなことを答えてらしたのですが

こういうセンスを持った役者さんは強いな、

と私は感じました。

 

「それだけ人って奥深くて多面的で。

良かれと思って人を変えたり、

良かれと思って動いたりしていると思う。」

 

この言葉。

とっても射手座を感じました。

人の多様性を認めていて、

しかもそれが「善なるもの」がベースだ、

と思っているところ。

 

あとの個人天体がばらけていて

蠍座に金星。山羊座の火星とセクスタイル。

人間関係は一途で信頼と尊敬ベースの人。

月が分からないけど

(射手座最終か山羊座初期か)

山羊座初期だとすると、木星土星とスクエア。

自分の中のコンプレックスを

うまくバネにして、俳優活動につなげているとすれば

これもありそうかなと思います。

「卑屈演技」とか言われちゃってますが

そういうの得意そうな気がしています。

 

インタビュー読んでいたら

「興味もつとそのことしか見えなくなって

失礼なこと聞いちゃうこともあるんです」

って言ってたけど、それは射手座の

空気読まず質問しちゃうところかなあと。

ただ、高橋一生さんは射手座の水星が

木星土星のグレートコンジャンクションと

セクスタイルなので、これがいい感じに生かされると

仕事のスキルで、チャレンジしながらも

しっかり自分の糧にしていけるので

これからも地に足つけて頑張って欲しいですね!

 

射手座の人が目指すのは「理想」

人間の幸せはどこにあるのか?

それを「国境」を超えて考えられる人。

物事の分野とかカテゴリーを

軽々と超える、という意味でもあります。

あらゆるものから自由になって、

喜びいっぱいに、希望を持って前に進む。

これが射手座の本質です。

見ている目標がとても遠いところにあるので

目の前のことにこだわらないのが

おおざっぱとかがさつとか言われてしまうけど

蠍座の執着から解放されて

思うままに動けるのが楽しくてしょうがないのです。

だから、どこへでも冒険しに行く。

乙女座の細部に目が行き届くところとは

相反するので、細かいチェックはNG

でも、射手座も乙女座の「役に立つもの」

を意識しながら、ガイド役になっていけると

自分の特性を生かしながら、

成長していけるのでしょう。

 

*--+--*--+--*--+--*--+--*--+*--+--*--+--*--+--*--+

 

たかはしゆうこの

お申し込み・お問い合わせはこちらから

 

今募集中のセッション・講座

【3月お届け】占星術特別セッション 

「春分からの、木星・土星で読む

あなたの2017年~幸運と課題~」※メールでお届け

 

メールリーディング「ボイジャーからのメッセージ」

 

3/2「春分から夏至までの過ごし方~ 

占星術の星の流れと、こよみの養生のお話会」残席2

 

※2月と3月、対面個人セッション、

ほぼ満員御礼です♪

お問い合わせがあった方については

順次対応させて頂いております。

 

※勇気づけ単発講座3/7(火)に開催予定。

8章&11章 どなたでも参加可能です♪

 

星のまなびば金星編

3月14日(火)、3月21日(火)

開催決定しました!

それぞれ残席4です。

 

今日も読んで下さいまして感謝です♪