おはようございます!たかはしゆうこです。

 

一昨日、「100分de名著」のアドラー回の最終回、

再放送をリアルタイムで観ました。

何度聞いても岸見先生のお話、いいですね。

 

 

この本も、すごいんです!

まだ、ガッツリ読めていないのですが、

「アドラーって宗教っぽくない?」

「アドラー、実際のところここはどうなの?」

といった、細かい疑問も拾って書かれています。

 

私がアドラー心理学を知ってから

いろいろ模索する中で、

 

これは、本当に実践の心理学で

頭でどんなに理解しても

「態度」で示していく必要があるのだな。

そのために、まず自分を勇気づけるのだな。

 

と感じています。

私、まだアドラー実践し始めて、たった4年。

勇気くじきの態度を、人にも、自分にも、

取ってしまうことだってあります。

「身につくためには、自分の生きてきた年数の半分

実践をしていく必要がある」

と言われているので…あと18年…

一生かけて、アドラー実践者になっていくのでしょう。

 

アドラーが全て正しい!と思っているわけではないけど

少なくとも、この間気づいた自分の本音は

アドラーの「勇気づけ」がしっくりくる理由なのだ。

と感じました。

 

前にも書きましたが、アドラーは

「評価をしない」

「褒めない、勇気づける」

 

私は、小さい頃から

親や周囲の人に褒められたかった。

だから、いつのまにか

褒められるために行動するようになりました。

 

私がやりたいかどうか

ではなく

これをやれば褒められるだろう

ということを、たくさんしてきました。

 

振り返ってみると、嫌な奴です。

先生に褒められるために発達障害の子の

世話役を買って出たり、

介護職をしていれば、周りから偉いね、

と言われるから選んだりね。

 

全部「褒められる自分」のための行動です。

(うわー、自分で書いててめっちゃウザいあせる

それで自分が認められた!と思っていました。

自分で自分を認めていないのにね。

↑ここがポイントです。

 

だから、私はなんと!40歳まで、

自分の本当にやりたい人生を

生きていなかったんです。

 

気づいたきっかけは、長男の子育てでした。

誰も褒めてくれない。

誰も評価してくれない。

結果が出ていないのですから、当然です。

でも、子育ての結果って、いつまでも出ません。

 

本当に苦しかったです。

褒められるために行動してきたのに、

長男は癇の強い子で、ひーこら言って

子育てしている私に、両親は

 

「頑張りなさい」

 

の一言で終わり。

もう、十分頑張ってはいたのですよ…。私なりに。

 

その時には気づかなかったのですが、

夫は、とても自己肯定感の高い人で。

 

「6割できてれば僕はOKだと思う」

「今日も親子とも死ななかったんだから

僕は良かったと思う」

 

と、自然に勇気づけの態度でいてくれました。

 

勇気づけに出会って、目から鱗が落ちたのは

「褒める」って、一見良いことのようだけど

○か×かを決める、ってことなんだ!

ということでした。

相手が「決めて」いるんですよね。

 

「自分のことは自分で決める」

 

と言われて、私はとても戸惑いました。

そう言われると、全然分からないのです。

今まで自分で決めてきた、と思っていたことも

ほとんどが、気づいてみると、親のコントロール下なのです。

評価を得ることが目的で、

親が喜びそうだから、が動機ですから、当然ですよね。

 

でもね、この間分かりました。

自分のことを自分で決めるようになったら、

失敗しても、自分で決めたことだから

これで良かったんだ、と思えるのです。

 

そして、私が迷ったり、悩んだりしている時、

「ああしなさい、こうしなさい」

と指示をしてくれるのも愛だとは思うけど、

そうじゃなくて

「一緒に考えようね」

と言ってくれたら、嬉しいんだな、と。

「それは違う」

じゃなくて

「私はこう思う」

と言ってもらえたら、自分の気持ちを言いやすいんだな。

 

だから、息子達はどうなのか分からないけど、

少なくとも、私はそういう気持ちで子どもに接したい。

親が教えられることは、自分の知っている範囲での、

「こうしたらこうなる」

という法則に過ぎないから。

いろんな選択肢は「指示」じゃなく「提示」でいいよね。

 

まあ、これを私の両親が読んだら

またそれはそれで、大騒ぎしそうですが(^^;;;

曲がった取り方をしている!とか。

いえいえ、愛されてきたのは知ってます。

感謝もしています。

でも、少なくとも、親の意図はどうあれ、

私がそう感じていた、ということも事実なのです。

親とは違う人間だから。

それをどうのこうの、間違ってる、と言われたくないです。

感情なのだから。

でも、親のせい、だとは思っていません。

私が、親に評価されたいと感じて、それにしたがって

生きてきたのも、その時にやりたいことだったのですから。

 

でも、今、自分で自分のことを決める。

誰のせいにもしない。

という生き方をしていて、本当に幸せで楽です。

 

アドラー心理学は、「○○のせいで~できない」

と思っている人には、厳しいし、耳が痛いでしょう。

だって、本当にそうなんだもの!できないんだもの!

と感じる人もいると思います。

 

ただひとつ、私が言えるのは

「私は、自分で自分の人生を決めるようになって

幸せです。

アドラーは、実践の心理学です。

やってみませんか?」

 

ということだけ。

私はいいや、という人は、

アドラーが合わないのかもしれないですね。

私がしているのは、提示だけですから、

面白そう!と思われた方、ぜひ。

 

なんとなんと!開催日は!

日蝕をともなう新月の日。

終わりであり、始まりである。

私の勇気づけカフェにとっては、

そんな雰囲気を秘めた日。

これからも、続けますよ。


アドラー心理学 勇気づけカフェ
第10回 3月9日(水)10:30~11:30

第12章  勇気づけをする
いよいよ「勇気づけ」です。そもそも「勇気」とは何でしょう?
アドラーが「褒めるな危険!」と言っている理由は?
YOUR BIG FAMILY 2階親子スペース

(東久留米市中央町1-1-48)
参加費 1000円
※お子さまの保育はありませんが、
お子様連れでご参加頂けます。

講座終了後、ランチ可能です(別料金)。

今回は1年間の総仕上げ!なので

ぜひランチにも参加してもらえると嬉しいです。
お申し込みはこちらから


来年度も、曜日や時間帯を少し変えて
また1年間でする子連れOK講座や、
単発での体験講座、3回で完結する全12章講座など
様々な形で勇気づけ講座を開催する予定です。

既に、5月頃から開講の3回連続講座、

開催リクエストがありましたので、やる予定です。

 

これからの予定

「ナインバードセルフセラピーWS」

ナインバードカードセラピーという

カラーセラピーをご存知ですか?

カラーとアートセラピーの融合で生まれた

「自分メンテナンス」のツールです。

今回は、自分と家族にのみ、できる

セルフセラピーのワークショップ。

2時間でお子さまや、大事な家族の思いを

引き出すツールを学ぶことができます。

工夫がたくさんあるので、自分メンテナンスの時も

主観が入りにくいようになっています。

3月10日(木)10:00~12:00

東久留米駅より徒歩5分ほどの場所

講座代3500円(セルフセラピーキット付)
お申し込みはこちらから

 

3月ゆるnaturalを楽しむ会

「シンギングボウルと遊ぼう♪倍音を楽しもう♪」

参加費3500円
3月11日(金)10:00~12:00

新座市新堀ふれあいの家

ゲスト:カナマルミナコさん

ぜひいらして下さいね。

お申し込みはこちらから

 

川越コラボ企画!

「私は誰?ゲーム&ほっこりごはん」

参加費3000円
3月16日(水)10:30~13:00
場所は中澤まゆみさん

おうちサロン kupu kupu 
川越(もしくは本川越)駅よりバス

ボイジャータロットの「私は誰?」ゲーム

本当に素晴らしいギフトの時間です。

あなたの素敵なところ、いっぱい発見できます♪

ぜひいらして下さいね。

お申し込みはこちらから

 

「勇気づけカフェ」

次期は5月スタートです!

・1年間かけて学ぶ勇気づけカフェ(お子様連れOK)

曜日と時間帯未定

・4章ずつ3回で全12章を学ぶ平日コース

・4章ずつ3回もしくは6章ずつ2回で

全12章を学ぶ土日コース

といった形で開講予定です。

 

今日も読んで下さいまして感謝です☆