病室で年越し | YUKO’s ニューヨーク書記

病室で年越し

血をとられすぎて

穴だらけ

YUKOです☆





ニューヨークも年をあけました☆

明けましておめでとうございます鏡餅おせち門松





1月31日大晦日の夜

病室から検査に行く時に

お隣さんの白髪の綺麗なおばあちゃまと

ご挨拶

お目目がキラキラ可愛くて

とても素敵な方でした

検査から戻ってくると

ニコニコと話しかけてくださいました





私は自分の話は何もしていないのに

私の痛めている方の足を

マシュマロのような

柔らかな手で

優しくさすりながら

クルクル踊っているのが見えるよー

子供が走り回っていて

幸せに溢れている

私は約束を破った事はないから!

大丈夫!

約束する!

キープポジティブシンキング☆





と話して下さいました

彼女は今年で90歳

しっかりと自分の足で立ち

人差し指をピンと顔の前にたてて

キラキラした暖かい目で

話して下さいました☆





その瞬間

ずっと耐えていた涙がドクドク溢れてきて





またおばあちゃまがいいました





泣く事は悪い事じゃないんだよー

流したら

シャインがたくさん入ってくるから


可愛い笑顔で話して下さいました☆





肩もやられて足もやられて

精神的なダメージが大きく

お正月におうちにもかえれなくて

人生で一番嫌いな注射と検査が続いて

不安と申し訳なさと

ぐっとこらえていたものが

ドバーと流れ出たような

そんな感じ。





おばあちゃまは明日退院するから

またおうちに遊びに来てね


名刺を置いていって下さいました☆

フレディーおばあちゃまは

凄い人生を送られている方でした。






私は

神経筋肉科の病室に移ることになり

おばあちゃまと

お別れ





元気になったら

お手紙を書こう☆

もし

90歳まで生きられるのだとしたら

こんな素敵なおばあちゃまになりたいな


思う

素敵な出会いでありました☆





移動先は

個室だったので

有り難い事に

ガンダルフも一緒に年越す事が出来ました☆





ガンダルフが買ってきてくれた

年越し蕎麦

ナースが持ってきてくれたお湯は

ぬるぬるだったので

アルデンテ蕎麦☆

先ほど

フレディおばあちゃまのところに

お見舞いに来られていた方が

タイムズスクエアのカウントダウン番組に

出演されておりました





病室で

テレビを見ながら年をこして

セントラル・パークが近くなので

ドーンドーン!ドドーン!

と花火の音が盛大に聞こえました





ガンダルフが

花火が見える屋上があるか

ナースに聞きに行ってくれましたが





生死の現場では

大晦日もお正月も

関係なく

忙しい時になんだ!

という目で見られて

病室に戻ってまいりました☆





彼は別に花火には

興味がなかったと思うので

やっぱり

優しいなぁーと

ほのぼの☆





フレディおばあちゃまのお部屋の窓からは

カウントダウンの花火が

綺麗に見えるそうなので

来年は

好きだと言っていたお寿司と

おせち料理を持って

遊びに行こう花火





それでは皆様

2020年波乱の幕開けではありましたが

健康第一で

お過ごし下さいビックリマーク





キラキラ〜ン音譜