たこ焼きパーティーのあとのキスから早くも1ヶ月が経っていた。
あれから1年生は喧嘩したり仲違いしたりすっごく大変だった。
「ねえ。佑唯。」
「なんですか?」
「1年生仲良くしてよ。」
「ん〜。だって〜。」
「だってじゃないよ。いちいち話し合って解決するのめんどくさいんだけど。」
「ん〜。ごめんなさ〜い。」
「別に佑唯が悪いって言ってるんじゃないだけどね?」
「だって〜なんか考えが合わないっていうか、あの人達と同じことしてたら自分達の代になった時に勝てないですよ〜。だから、今からでもちゃんとしないと。」
「たしかにそうだね。佑唯もいろいろ考えてるんだね。」
「そりゃそうですよ〜!」
「偉いじゃん。よしよし。」
友梨奈は微笑みながら佑唯の頭を撫でた。
「ねえ、友梨奈先輩?」
「ん?」
「ちゅーして?」
「うん。」
ちゅっ
「んふふっ。友梨奈先輩好き〜。」
「うん。ありがとう。」
「いつも思うけど、友梨奈先輩は言ってくれないの?」
「言えないよ。佑唯にはあいつがいるじゃん。」
「ん〜。そうだけど。。。」
「別れてよ?」
「んんん。ん〜。」
友梨奈の言葉に佑唯は困った顔をした。
「ごめん。ごめん。そんな顔しないで?」
「ん〜!」
佑唯は「ん」としか言わず、友梨奈にぎゅーっと抱きついた。
「ごめんなさい。」
「いいんだよ。佑唯が幸せなら。」
「ん〜!やっぱり友梨奈先輩好き〜!」
「はいはい。笑」
「ちゅーは?」
「しょーがないな。」
キスのお願いに友梨奈は快く答える。
最初は短く、次第に長く。
でも、舌は入れない。
唇だけでお互いを感じる。
「、、、ちゅっ、ん、ちゅっ、、、」
練習後にキスをするのが2人の日課になっていた。
全体練習の後に2人で残って練習をして、
部員が全員帰ってから、部室でする。
「あ、時間やばい。」
キスをしながら腕時計を確認すると下校時間が迫っていた。
「じゃあ最後!」
ちゅっ
「ほんと音鳴らすの上手いよね。佑唯は。」
「えへへ〜笑」
「帰ろっか〜。明日も早いし。」
「うん!」
「こら。うんじゃなくて?」
「え〜。、、、はい!」
「は〜いよく出来ました。行くよ。」
「変なとこ厳しい〜。」
「そんなとこで拗ねてると置いてくよ?」
「待ってよ〜!」
1年生の時に1人で寂しく帰っていた帰り道は佑唯のおかげで寂しさなんてなくて、幸せな時間になっていた。
周りから見れば、歪んだ関係。
私が女だから、浮気っぽくないんだろうか。
十分なほど浮気だけどね。
まあ私が男だったら股かける前に奪うけど。