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☆ Night Rainbow ☆

―… ゆきえの気まぐれBlog です。…―

骨髄バンクドナー体験記「提供しちゃいました(仮)。」



≪Vol.1 突然: 適合通知≫


そのお知らせは、本当に突然やってきました。


休暇で札幌へ。クリスマス市というイベントに行ってみたくて、少しばかりお休みしてのショートトリップでした。帰り道、たくさんの北海道銘菓やクリスマスグッズなどの土産を抱え、どんなペース配分でお菓子たちを頂こうか(笑)、それを楽しみに考えていました。


真夜中になってようやく自宅に到着し、郵便ポストを開けた時。色々入っていた中に、オレンジ色のでっかい封筒がありました。しかも中身がそれなりありそう。


「んん?」


A4サイズ対応の大きな封筒なんてそうそう来ません。しかもオレンジ色。気になります。表に返すと、“大切なお知らせです。至急開封してください。” のメッセージとともに書いてあった差出人は、



(財)骨髄移植推進財団 初期コーディネート担当


でした。



「キターーーーーーーーーーーーーーッ」



骨髄バンクから来た「適合通知」。


一瞬で、今置かれている状況がわかりました。ドナー候補になった事、そしておそらく「迅速コース」でのコーディネートであること。


実は、この適合通知をもらったのは2回目。1回目は、この時点からさかのぼる事約6年前でした。今回と同じく、何気なくポストを開けたら入ってた、って感じで。しかも、同じオレンジ色の封筒。


そんなことがあったため、自分の置かれた状況がわかったのですが、そうなると気になることが思い浮かびました。「このお菓子たちどうしよう・・・・・・」



オレンジ封筒 = 患者さんの病状により、移植までの目標日程が早めとなる「迅速コース」であること(前回の経験&数々の体験談より)


適合通知 = 確認検査がある = 血液検査(採血) = お菓子食べ過ぎてたら何かヤバい気がする(^▽^;)



自宅に入り、土産や荷物はほっぽらかして封筒を開けました。あらためて骨髄バンクから来たドナーコーディネートのお知らせであることを確認。


中には、色々と同封されていました。


・ 「骨髄ドナーコーディネートのお知らせ」というお手紙

   (今回、移植までの目標はこの案内より80日前後と記載)

・ アンケート(問診票)&面談施設一覧

・ 骨髄提供者となられる方へのご説明書

・ 注意事項の一覧(各回答事項についての補足、提供できない条件、など)


そして、前回のコーディネート時にはなかったものも。


☆ 今回は骨髄提供でのコーディネートになる旨の文面

    (2010年10月より末梢血幹細胞での提供も開始されている)

☆ 原発事故に伴う作業をした場合の申告書

    (被ばく線量が一定基準を超えると、提供NGとなるため)



さっそくアンケートを書きました。考えうる限りでコーディネートの妨げになる案件は特にない(はず)。


サクサクと書き進めました。提供の意思がある事、家族同意について、連絡先、勤務先への電話連絡

対応、確認検査の希望日・不都合日、既往歴、渡航歴、などなど………


あと、面談施設一覧。都内なので、施設は選択の余地はアリアリ(^_^;)です。 来院可能な所、ということでなるべく多くマルを付けました。


そして、提出するアンケート類をすべてコピーして手元に残し、翌日に投函。さて、これからどうなりますか・・・。