【妊娠セラピーを始めるまで７】マタニティの施術を始めて感じた妊婦さんという存在

私は、３０歳の時に不妊治療を始めました。

予定外の検診など、急な休みを取ることで会社に迷惑がかかると思い、パート勤務に転職をしました。

友人や知人から、妊娠出産の報告が入り、羨ましい思いでいっぱいでした。

私も子供を育てたい！

なぜ、私は産むことができないの？

苦しい思いが３年続きました。

学生の時からの友人で、主人とも１０年以上のお付き合いがある夫妻から、ベビーシッターを頼まれたことがあります。

４歳離れたお兄ちゃんがいて、１歳になる前から、よく一緒に遊んだ事を思い出します。

やっぱり赤ちゃんは可愛い‼︎

とても素直な子で、もちろん両親の教育も良かった事もあり、私たち夫婦を第２の両親のように慕ってくれました。

幼稚園の運動会やお遊戯会にも見学に行きましたよ^ ^

ちょっとした子育て経験ができました。

そんな兄弟ですが、２人共に結婚をして子供までいます。

時が流れるのは、本当に早いですね。

さて、セラピストの道を歩み始めて８年目を迎える２０１２年に『アーユルヴェーダサロンゆう』を足立区西新井にオープンしました。

セラピストとして、個人サロンを持つことは、念願でした。

このお客様には、こんなアプローチの仕方の方が、辛さが緩和できるのではないか？

お客様ともう少し長くお話をしてコミュニケーションを深めたい！

仕事でしていると、会社の方針や時間の制限があります。

個人サロンですと、自分がやりたい事ができる！そう思っていたからです。

オープンして間もなく、定期的に通われてくださるお客様から、このような問いかけがありました。

「妊婦さんのマッサージは、していただけないのかしら？」

えっ、妊婦さんですか？

戸惑いました。

妊娠経験が無いし、私にできるのだろうか？

妊娠中は特に足のむくみやこむら返り、腰痛などで辛い思いをしている方がたくさんいるのも周り友人を見て知っています。

しかし、妊婦さんを受け入れているサロンが少ないのが現状です。

これから生まれる赤ちゃんとママには、いつも笑顔でいて欲しい。

と願い、マタニティ講座を受講し、マタニティケアをしようと決意しました。

赤ちゃんの笑顔には、素敵な魅力がいっぱいです。

最初にお迎えした妊婦さんは、特にムクミがひどく、合う靴を見つけるのが大変なくらいになられていました。

お腹の張りを確認して、横向きの姿勢でスタート。

もう３０週目に入られていました。

お腹をそる姿勢が多く、腰痛もあり、自分自身では気づいていないようでしたが、足は特に冷えていました。

いつもよりゆっくりなペースで、トリートメントをすると、直ぐに夢心地のようにリラックスされていました。

トリートメントを受けた感想は、

こんなに気持ち良いとは、思いませんでした。

いつの間にか寝てしまいました。

マッサージを受けるのが初めてなので、少し緊張しましたが、それは直ぐに解放されました。

母がお願いをして、マッサージを受けられるようになり、とても助かりました。

また、来週も来ていいですか？

お腹で、赤ちゃんも喜んでいますと笑顔でお帰りになりました。

こんな仕事ができて、私もとても幸せです！

現在では、ご近所の妊婦さんはもちろん、遠くは千葉県や埼玉県からもお越し下さいます。

この続きは、明日書きますね。

アーユルヴェーダサロン　ゆう
～女性専用サロン～
●足立区梅島３－３１－４
●西新井駅より徒歩２分

【定休日】水曜日
【営業時間】１０：００～２１：００
最終受付１８：００

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