こんにちは。
東京西新井アーユルヴェーダサロン“ゆう”の上野由美子です。
昨日は、毎月開催される『シュスルタ・サンヒター』の勉強会に参加してきました。
講師でもある加藤先生にスリランカのお話がしたくてしたくて、たまりませんでした。
先生からみた見解など、不可解な点が解決してよかったです^ ^
さて、昨日はシュスルタ・サンヒターの第1巻46章の446節からです。
古代インドの位の高い王族のために準備する食事のことが書かれていました。
キッチンは、広くて清潔な場所。
調理をするのは調理人ですが、スパイスなどは医師が管理をしていたようです。
そして、毒が盛られないよう、液体の飲み物や肉スープなどは銀製の器で提供するよう指示されています。
銀製の食器を使用する事で、毒が混入されていると色が変化して、目でも分かるようにするためだそうです。
そして、食事を出すサーブの仕方まで事細かにありました。
日本食では、先ずはお味噌汁をすすり、ご飯を一口食べてから、おかずを食べる。
このような食事の作法がありますが、
インドでは、右手を使って食事をします。
そのためご飯は右手に、スープ類は左手から配膳をし、デザートのようなものは、中央に置くよう指示されていようです。
最初に甘い物を食べ、中間に酸と塩味の味。その後で残る味を医師の指示に沿って食べるべきであると言われます。
甘い物とは、いきなりケーキを食べるのではなく、穀物やタンパク質、油質を含む物を指します。
ゆっくりと噛む事で、じわじわと甘味を感じ、消化を助けるためでもあります。
日本では、最初に味噌汁と一口のご飯。
まさにその教え通りのように思えます。
薄味のものから徐々に濃い味付けにしていき、途中で口の中をさっぱりするために白湯をすする。
次の食事は、前に食べたものが消化され、空腹になってから食します。
アーユルヴェーダでは、食事に関しての注意があるのは、食べ物から私たちの体ができているからなんです。
スリランカ滞在中は、ドクターの指示に従った食事を摂っていました。
特にシロダラーの施術を受けた後は、レストランにドクターが来て、食べて良い食事と悪い食事のチェックがありました。
厳しい目で見つめられました^^;
季節や日常生活のスタイルによって、オススメの食材など変わってきます。
サロンでは、アフターカウンセリングの時にお話しさせて頂いています。
6月のキャンペーンは、こちらをご覧ください。
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