こんにちは アロマとピラティスインストラクター、アロマセラピストのユウです。
過去記事ですが、Instagramと連動がうまくできなかったので、再投稿してみますね。
以下、
2018年11月の投稿です。
月末のワークショップに向けて、知識の見直しと資料作り。
なんせ、古代エジプトの壁画にも残ってるくらいだからね。
上の本は、左から、リフレクソロジー始めた時に自分で購入した本。
リフレクソロジーの本の中で、1番(だったと思うんだけど)高くて、中の写真などが綺麗だったから買いました。
真ん中は、母校キャラアロマテラピースクールの認定コースを受けた時のテキスト。
右は、今のサロンの研修で使ったテキスト。
多分廃盤になってるかもしれないけど、当時は早く覚えたくて、中古の本を探してamazonで買いました。
わかりやすくまとめてるので、ワークショップ受ける方はお楽しみに。
そして、久しぶりに、アロマセラピスト仲間のラインが賑わったので(笑)
アロマについて考えてみました。
私はセラピストなので、日常的にアロマと呼ばれる精油(エッセンシャルオイル)を扱ってます。
基本的な知識や禁忌事項など、スクールにも通っていたし、講師の認定もあるので、当然頭には入ってます。
ですが、細かい成分の分析表や、化学成分の単一の作用などは、全て頭に入っているわけではなく、また、時代とともに、場所の違いなどでも、植物から抽出される成分は微妙に変化してますので、細かいところは知識の更新が必要だと感じています。
そして、効果効能などは断言したり、根拠のない安心は公言したりしないように気をつけてます。
提案はしますが、例えばお客様に施術をする際にも、実際に香って頂いて、選んでもらってるので、効能は無視の時もあります。
カウンセリング時に必要と思った中から、そのように選ばれる方が殆どですが、中には好きな精油を必ず入れて欲しい方もいらっしゃいます。
アロマで身体の調子が良くなるというよりは、香りの脳への作用、タッチングによる刺激での安心感、幸福感、筋肉へのアプローチの心地よさが殆どを占めているのではないかと思います。
エッセンシャルオイルは、植物の香り成分を抽出時にかなり濃縮されるので、希釈せずに使うと、植物そのものよりも毒性が強くなります。
その毒性を測るのに、LD50(半数致死量)という値があります。
経口毒性の強さを表す値です。
LD50とはLethal Dose 50の略で、その物質を動物に飲ませた場合、50%の動物が死亡すると想定される量のことで、体重1kgあたりの数値として示されます。
体重1kgあたりの値として示されるのは、動物は体重が軽いほど少ない量の毒物で死に至るためです。
簡単に言うと、体重30kgの子どもは体重60kgの大人に比べると、半分の量で死亡するということになります。
例えば、一番毒性の低いとされるベルガモットは、体重60kgの人の場合10mlボトル約67本、毒性の強いバジルは、約9本が半数致死量ということになります。
致死量と言っても、それ以下なら死なないというわけではなく、肝機能が劣っている人や病気の人、体力が落ちている人なら、少量で命にかかわることもあれば、これ以上でも死なない人もいるかもしれないと言うことです。
なので、私たちアロマの専門家は、その精油に含まれる成分の危険性を知った上で、適切な量を希釈し、使用します。
(感作などの例も結構な数で報告されてます)
原液を皮膚に塗布したり、飲用にするということは、絶対に勧めません。食事の際にふりかけるなどもね。
ところが、専門家を騙って、「この精油は品質が良いから飲むことが出来る」と、科学的根拠なく勧めている人が少なからずいることを、アロマの仲間同士で憂いています。
品質が良い、ピュアナチュラル(添加物や天然であっても混ぜ物がないもの)で、オーガニックの精油であっても、原液塗布も飲用も勧めません。
食品添加物として登録されているものが精油なのか、エッセンスというものなのか、添加物について私はそちらの専門家ではないので知りませんが。
添加物は精油でなく香料として使うのであれば、心や身体に作用すると言って欲しくないし。
そこに科学的根拠はまるでないに等しい。
と、思うのです。
ちゃんと科学も勉強し、脳の構造や神経など解剖生理学を何十時間も学んだ専門家としては、間違った香りの知識を語られるのは、少し心外。
一緒にされたくないんだけど
むしろ、その方が多いかな 悲しいけど。
調子が悪いのは自らの体力の無さとか、管理不足とか、メンタルの弱さを棚に上げて、なんらかの 責任にしてたりね。
「悪い霊が憑いてます」とか〜〜?! 嘘だろ?!(笑)
「このアロマは高いエネルギーを発してます」とかね
まあ、時に感じないこともないけど、だから何??(笑)
目に見えないものを、人に熱く語るほど、お🐴🦌さんではありません。
特にアロマと絡めては、説得力ないしね。
仕事に支障きたすわ。
まあ、このWikipedia自体は、かなり偏見の見方で書かれてる感じも否めませんが
とにかく、アロマはちゃんと勉強したと言っても、読んでる本によっては
ってやつもあるので、科学が説明出来る人、そんなにいないと思う。
本が全て、ネット検索が全てじゃないの。
ちゃんとした臨床結果だったり、化学分析の結果だったり、エビデンスが必ず必要。
私もまだまだ。
しかし、知らないことをさも知ってるようにとか、霊的なものと組み合わせようとしたりとか、危険な事を根拠のない理由で(最高級グレードとか、食品添加物として認められているとか)大丈夫って言ってみたりするのは、呆れるというか、
正気か??と、思います。
もちろん、そういうアプローチの方が好きな人は多いし、そう思いたい人も多いから、響くのは確か。
信仰宗教とか、カルトと同じやり口だよね。
私たち専門家が、そういうものに一喜一憂しないことが、情報の歪みをなくす1番の対策。
勉強したことに誇りを持って、自信持ってつられないようにしようね。
それと、最新の知識の更新ももちろんです。
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