代替補完医療としてのアロマテラピー

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こんにちは

アロマとピラティスインストラクターのユウです。

今日は、お勉強に行ってきました。

アロマ関係のお勉強です。

代替補完医療としていち早くアロマテラピーを取り入れているイギリスの最も大きな総合病院『ロイヤルフリーホスピタル』の中で、イギリス皇室より大英帝国勲章MBEを受賞されている、代替補完医療コーディネーターのキースハント氏。

そのキースハント氏の元で、実際に緩和ケアアロマトリートメントを学ばれた佐々木恵子さんのお話を伺いに芦屋まで足を伸ばして参りました

素敵なエステティックサロンAMBREさんで。

私は、セラピストとして、サロン勤務してますし、ボランティアでディサービスや被災地のハンドトリートメントもやって来ました。

インストラクターとして、企業向け講座やヨガスタジオでのRYT500時間の認定のアロマテラピー講座もやっています。

日本マタニティセラピスト協会のテキスト監修もさせて頂いてますし、認定講師として講座をさせて頂いたりもしています。

真ん中が佐々木恵子先生。左端が日本マタニティセラピスト協会代表の横田真由美さん。

他は日本マタニティセラピスト協会の認定講師たちです。

私の心の中の宿題として、「代替補完医療としてのアロマテラピー」があります。

もう6年以上も前ですが、最愛の夫が癌でステージ３のBという宣告を受け、手術だけでなく、抗がん剤治療を選択しました。

今は、抗ガン剤治療に対して様々な意見や、知識も新たに賛否両論ありますが、私たちは前向きに生きる手段としてそれを選択しました。

壮絶だった治療中の話は長くなるので割愛しますが、本人もそばにいる家族も、心や身体が磨り減って、情緒不安定の状態が続きます。

当時、アロマテラピーのことを知っていれば…と、振り返っても仕方ないことを思います。

幸い、夫は完治し、現在でも再発しておりません。

ですが、最初の頃は、後遺症として足の裏が重かったり、様々な症状が現れて、救急車に何度も乗ったこともあります。

今はたまにアロマトリートメントをすると、とても気持ちがいいらしく、すぐに寝息を立てたりなんかしてますが。

その後、アロマの勉強をし、その過程でピラティスも知り、今はそれが仕事になっていますが、転職してすぐの頃、前の会社で仲良くなって、私の唯一の宝塚歌劇友達でもあった大切な人が闘病生活に入ります。

闘病の最中も、大好きな宝塚歌劇を一緒に観に行ったり、ランチを楽しんだり、私には病気の詳細を一切教えてくれなかった彼女が、だんだんやつれていくのをただ見守るしかなく（何度も病名を聞きましたが、私が心配するのを恐れて、最後まで教えてもらえませんでした）、最後にお会いした時も、もはや食べ物など喉を通らないほどやつれていたのに、私の前では無理して「今日はなんか調子いいわ」と笑顔でランチをご一緒して、私が「お願いだから、今度会う時は私がおうちか、病院に行かせて」とお願いしたほど。

その時初めて、「アロマのマッサージしてくれる？」と彼女からお願いされました。

検査とかいろいろあるので、具体的な日にちは決めないまま、それが最期に会った彼女との思い出です。

訃報を聞いた時、どれだけ後悔したか。

どれだけ自分を責めたか。

癌の治療は、死を迎えるためのものではなく、前向きなものであると、私は今でも思ってます。

ですが、痛みや、辛いこと、精神的な不安などはつきまといます。

そんなことが緩和出来、心が癒されたり、気持ちよくなったり軽くなったり、「あぁ、良かった」「又頑張れる」「闘病生活が終わったらあんなことをしよう」とか、そんな風なサポートが出来たらいいなぁと思っています。

そんな私の思いが長くなったので、講座の内容は次回に…。

緩和ケア、ターミナルケアの有効性やボランティアとしてではなく、ビジネスに変えていくことで、もっともっとアロマトリートメントやアロマセラピストの認知と地位を向上させるためのこと。

それに加えて、医療行為ではないアロマトリートメント、アロマセラピストの立場や役割を理解し、自分以外の領域を侵さないことへの注意など、もっともっと勉強しなければないないことがたくさんあります。

その辺りを、次回のブログで紹介させて下さい。

最後までご覧いただきありがとうございます。

大阪方面よりJRでお越しくださる方に