理由が判れば悪くなった状況も悪くなくなる(中耳炎編)。 | yoshinology

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世の中に偽りというものが無ければ、疑いが生じない。疑いが無ければ、探求が行われない。探求が無ければ、知恵も、知識も、天才も生まれない。 —Walter Savage Landor

 今日は、目覚まし時計が鳴った時間よりは遅かったものの、それでも比較的早い時間に起きる事が出来ました。かっぱちゃんに起こされた訳でも、何かしらの生活音で起きた訳でも、左耳の痛みや不快感で起きた訳でもなく、自然に目覚めたのでした。それにしても普段どれだけ早い時間に目覚まし時計が鳴る様にしているのでしょうか。これも一つの過信なのでしょうか。何だかんだ僕も起きられる子なのじゃないかという。
 起きて居間へ行くと、N嬢は既に起きていて、用意をしている最中でした。何時に起きたのと訊くと、多分まだ空が明るみ始める前と思われる時間を言うのでした。昨夜のN嬢は体調不良で、ここ最近では最も早いと思われる時間に寝られました。だからでしょうか。たっぷり休む事が出来ていたら嬉しいです。
 そうして、一昨日の夜に作った肉もじゃが芋も無い肉じゃがを中心に、全粒粉入り食パンなどで一食目の食事を一緒に頂きました。ご馳走様でした。

 N嬢を見送り、僕の一日が始まり、洗物と洗濯をしてお風呂に入り、ドラムの基礎練習をして、お昼になったので二食目の食事を頂きました。食後、食休みをして、お散歩に出掛けました。向かった先は東南の町でした。我家の近くで最も大きな町で、時々用事があって行くのですけれども、お散歩の目的地として設定したのは久々な気がします。最近は大抵南の町か北の町か二駅東隣の町をお散歩の目的地として設定していました。
 別に何か特別な、お散歩以外の理由などがあった訳でもないのですが、たまには良いかなという気分だった事と、強いて理由を挙げるとすれば、百円でコーヒーを飲む事の出来るファーストフード店の喫煙席事情を知りたかった事くらいでしょうか。
 家を出て東隣の駅まで向かい、そこから大通りを南下したのですが、道中、昨日中耳炎と診断された左耳ではなく、右耳にも不快感を覚える様になりました。片方の耳の中耳炎が他方の耳へと移る事はあるのでしょうか。両耳への不具合が逃れられないのであれば、せめて別々に到来して欲しいものです。
 ところで、昨日中耳炎と診断されてからお散歩の時までに、処方された抗生物質を三回服用したのですが、痛みはともかく耳鳴りは昨日よりも酷い気がします。加えてそうして右耳に不快感を覚えたのですけれども、理由が判っていれば理由が判っていない時よりも悪い状況になったとしても、心的負担は少ない様です。心的負担が少なければ、心的負担から来る肉体的負担も少ない訳で、結局は悪い状況であって悪い状況でないのかも知れません。判られた不具合の理由が仮に本当の理由ではなかったとしても。だから一昔前までは、癌の患者に嘘の病名を告げていたのでしょう。成程、と思いました。

 ともあれ、無事に東南の町に着き、入ろうと思っていたファーストフード店に入りました。喫煙席は別に設けられていましたが、土曜日と日曜日と祝日はその喫煙席も禁煙席化するそうです。一つ賢くなりました。
 今日は平日でしたのでそこは無事に喫煙席で、無事に煙草とコーヒーと読書の時間を楽しむ事が出来ました。そうして小一時間程過ごしてお店を出、帰路に就きました。
 帰宅後は一休みしてからドラムの練習をしました。イヤホンを耳に入れる事がとても怖かったのですが、痛みは感じませんでした。けれども何曲か叩いただけで気持が悪くなってしまいました。身体は正直な様です。

 練習を切り上げて、普段より一時間程早く夕食を頂きました。明日は朝から東京都知事選挙の期日前投票に行く予定です。