2か月くらい前から取り組んでいる指標に「時間当たり採算性」がある。尊敬する我が故郷の「稲盛和夫」氏の唱える「アメーバ経営」の中の核になる指標だ。
氏の唱える「経営12カ条」の一つ、「売り上げを最大に、経費を最小に」と言う原理原則は、売上が増えても、知恵を絞って努力すれば、経費を減らすことさえ可能である、経営原則です。この原則を社員とともに実践していく、シンプルで分かりやすい指標が「時間当たり採算性」と言うことです。
とは言っても、なぜそこにたどり着くかは、今の私には今ひとつ確証がないのだが・・・。「時間当たり採算性」とは、「総売上」から「原価」や償却費など、費用(労務費のぞく)を引いたものを「付加価値」(一般には、「総売上」から「原価」を差引いた「売上総利益」をそう呼ぶが・・・)と言い、その付加価値を総労働時間で割るとこの指標になる。
私の良いところでもあり、悪いところでもあるのが「思い切りの良さ」です。これがどうも社屋新築移転してからは悪い所だけが前面に出ているようです。経営者としての「守り」を強くすべき時期に入ってきているようです。
幸いにも、こんなに厳しい局面に出くわす度に、私は腹が座ります。覚悟を決めてことに当たっているように感じます。
今期はダスキンレントオール(RA)、ダスキンヘルスレント(HR)の両事業は好対照な数字ですが、両事業の新たな展開にもこの「時間当たり採算性」の指標を基準に、みんなと「攻守」の勘所を決めようと思うと、これがワクワクしてくるから、不思議です。
伸びてるHRは「時間当たり採算性」が3000円弱だから、3500円を超えたら1名増員を図ろう。苦戦を強いられているRAはまず2000円弱だから、今期は何とかして2500円に乗せよう。こう考えていけば、社員との具体的行動、結果が共有できるのではないか、と思います。
まだ導入したばかりで稚拙なスタートですが、その中から新たに感じて来るものも出てくるでしょう。とにかく、売上を上げるために「人員増」的、「量の拡大」を考えていたのでは駄目だと言うことです。「質の充実」をこの厳しい環境で身につけないと、弊社の危機を乗り越えることはできない、その覚悟でやります!