夏季賞与の面談で、社員たちに「成長シート」及び、「成長支援制度」の復活を宣言した。
「成長支援制度」とは約3年前に、会社の「経営理念」や「経営方針」を業務に落とし込み、「何をやるべきか」を社員に「見える化」し、それにより社員の評価システムと、昇給昇格のツールにし、併せて社員教育システムを包括した制度である。私と常務(ある時はレントオール前店長も参加して)が週1回、社労士さんの指導の下、半年間学んで、鳴り物入りで導入したものだ。
しかし、私や常務の理解不足の中、その後の人事異動や社屋移転が重なり、常務の体調不良や社員の不満と退社、業績悪化が輪をかけて、とても継続することが出来なかった。しかし、「どんなことがあっても継続する」と言う「不退転の決意」が無く、状況に流されて挫折して、社員に「言動不一致」の不信感を抱かせてしまった私の責任は大きい。
それは裏を返して言えば、経営者は「どんなことがあっても挫けず意志(社是・経営理念・経営方針)を貫く」と言う強い姿勢が欠けていたから、社員の不満に対し妥協して方針を貫けず、結果他の社員たちにも混乱を拡げてしまったと、大いに反省している。
4月からの新年度は、過去3年の反省を鑑み、私は「現実・現場や社員の心のひだを理解し、どんな状況にも柔軟に対応できる経営者」であると共に、「社員の成長や会社の業績向上のため、確固とした信念を持って妥協しない”凛”とした経営者」を目指している。「成長支援制度」はその会社の意志(社是・経営理念・経営方針)を具現化したものであり、”凛”とした経営者の一端であり、併せて来期への「昇給昇格制度」や「求人教育制度」へのステップアップにつなげたい。
社員の面談とので「成長シート」及び「成長支援制度」を説明する際、色んな話が出来た。社員と経営者のコミュニケーションとしては最高の機会を与えていただいた、と天(神・仏)に感謝する。冬季賞与の機会には、ぜひパートさんにも広げて行きたい。
社員たちの課題も明確化出来た。挨拶が悪い、言葉のキャッチボールが出来ない、継続しない、整理整頓、頑固等々、和気あいあいの中で、こういった話が出来、ある社員には「実行課題」まで提出して、一歩も二歩も前進できたのではないだろうか。今後はそれを継続して、「成長する仕組み」を作り「求人教育」の一環として、後輩の教育にも活かしていくことである。
話の中から「今生きていることに〝感謝”する」と言う気持ちが生まれれば、「ありがとう」と素直に言えるし、元気に挨拶も出来る、もちろんお客様も大事に出来るし、社員同士も助け合い仲良く出来る。「感謝」の言葉は「魔法の言葉」と思った。いつも私の周りに争い事が絶えなかったのは、これまで私が「感謝する気持ち」が足らなかったからかもしれない。今こういうことに気付けるのもこの数年の「苦難」のおかげかもしれない。まず私から「感謝への恩返し」を実行して行きたい。