その一本が「お守り」のような存在になるはずです。
がんばらなきゃいけないシーンで背中をぽんと押してもらえたり、恋愛や仕事のスイッチを入れてもらったり。
ーーーその場に華をそえる赤のリップは、大人女子の最強の味方です。




私は、本を読む時に必ず好きな一文を探し、心に記すようにしています。

本を読む前と、読んだ後

自分に変化を感じたいためです、

それはどんなジャンルの本も同じです、

読んだ後に、ほんの少しでも、

自分の知識や感情面、なんでもいいので

糧に、豊かにしたいという気持ちから、習慣づけています。



さて、今回は

MEGUMIさんの「キレイはこれでつくれます」

という本を読んでみました📕





わたし、こういう美容系の本を読むのが実は初めてで。。。


若さに怠けて、自分のケアを適当にしていて

美容に無関心ではないけれど、
まあ別に、自分自身ひどい方ではないし


あ、ひどい方ではないというのは
顔が可愛いとかそういうのではなくて、

体型や肌の質など、自分の中で許容範囲、人に見られて恥ずかしくない程度ってことです💦



そういうわけで、たいして美容の知識のないまま
昨年30才を迎えました…


違和感を感じ始めたのは

昨年、次女を産んだ後です。



一人目は26才で出産したのですが、
その時とは比べ物にならないくらい回復力が落ちていた。

 
一人目はミルク育児だったのですが、
二人目は母乳育児
  


栄養を母乳にもっていかれ、髪はやせ細り、抜け、
肌もガシガシに乾燥し、唇の色も常に真っ白


出産後、1年経っても体型が完全には戻っていません


産後って、出産から1年のことをいうから
戻らなくてもおかしくはないんですが、


そうは言っても前回の回復経過と比較したら
全く異なっているということが明らかでした



以前は加工なしのカメラで撮られることに抵抗はなかったのですが、今ではカメラを向けられることが怖い


どうしてこんなに肌が汚いんだろう
ほうれい線、こんなに深かったっけ?
わらったら変なシワできるんだけど
髪の毛ぺちゃんこすぎる!!
 


もらった写真を見て、自己肯定感はどんどん下がるばかり

 

人にはよるんでしょうけど、
ああ、何もしなくてもなんとかなる時代は終わったんだなと痛感しました。



さて、哀愁じみた文章が続きましたが、



さすがにどうにかしよう、
子の参観日に「あの子のお母さんくたびれているね」と言われたくない!



その思いから、今回この本を手に取りました。




MEGUMIさんが美容を始めたきっかけは、
周囲からの見た目に対する意見から自己肯定感が下がったことかららしいです。



そこからがむしゃらに様々な美容法を取り入れ、効果のあったものを本誌では紹介されています、



フェイスケア、メイク、ボディケア、ヘアケア、メンタルケアの5部構成となっています。



参考にしているYouTubeチャンネル、通っている美容医療やエステサロン、使用しているアイテムの具体名、値段など事細かに紹介されています💄



例えば、シートパックの重要さを謳っていて、
じゃあ試しにやってみようと思っても、


膨大な種類のあるシートパックの
どれを使えばいいのか!と悩んだ時に、

本誌ではMEGUMIさんが使用しているものが書いてあるので、

迷った時は一旦紹介されているものを使用することができ、助かります。



一通り見てみると、

やはり良いもの使ってるなぁ〜😰
 

というのが庶民の私の正直な感想です💦



美容ってお金がかかるのよね💸


ただ、できないことはない


同じものを利用したら財布はすっからかんになりますが、
プチプラで試すことはできます🫰


本誌でも、必ずこの商品を!と押し付けがましく記されていることは一切ありません◎



例えば文中に
35歳を越えたら乳液ではなくクリーム
とあります

MEGUMIさんは6〜9000円のクリームをご使用

私の今の経済力では無理ですが、使用していた乳液をクリームに切り替えることはできます🙆‍♀



こんな感じで、

できそうなところを拾って、自己肯定感向上のために少し生活を変えてみようと思います!




この本を読んじて、総じて思ったのは

著者が、とことん自分と向き合って
とても自分自身を大切にしようとしているんだなということです。

  

最初こそ、他者の心無い声がきっかけだったかもしれませんが


傷ついた自分を守るように包みこんで、


ピンと背筋を伸ばして堂々と顔をあげて歩けるように
好きな自分でいられるように


あらゆる方法を試し、奔走したんだなあということが

ひしひしと感じられました。




その中で見つけた、自分を引っ張り上げてくれるアイテムをお守りに、今日も人前に出る著者を眩しく思いながら、読了しました。


私もなにか、自分が堂々といられるためのお守りのリップや香水がほしいなぁ


今度デパコス行こうかしら😚💕




最初こそ、子のためにキレイに!と思っていましたが

読み終わった後は

写真に写った自分を見たくないなんて悲しいことを言わないように

自分のことが好きでいられるように

しっかり家事育児を頑張っている自分と向き合って
疲れを理由にケアを怠けずに

自分を大切にしてあげようと思いました🧡