高校野球は春の大会が終わり、これから夏の甲子園へ向けて地方大会が始まります⚾(沖縄と北海道は22日に開幕)
この春の大会をチェックしていたら、大阪府大会で優勝したのは大阪学院大で、失礼ながら知らない高校でした!
もちろん初めての優勝みたいです。
あの「大阪2強」と呼ばれる大阪桐蔭と履正社を破っての優勝は凄いと思い、調べてみました📝
甲子園出場は1996年春の1回だけですが、今春は4回戦で履正社、準々決勝で大阪桐蔭を下していました
同じ大会で「大阪2強」と評される両校に勝ったのは、2009年夏のPL学園以来だそうです。
この大阪学院大の監督は、辻盛英一氏で異例の経歴の持ち主。
奈良高から大阪市立大(現大阪公立大)を経て、銀行に就職。
その後、大手保険会社に転職し、営業成績が13年間トップだったそうです。
仕事と並行して2010年から大阪市大の監督を13年間務めて、現在は生命保険代理店を経営しながら、昨春から大阪学院大の監督になったそうです。
就任にあたり、「高校野球はこうあるべき」はすべて覆したそう。
髪型は自由で、週末でも練習は最長で4時間。
プレゼンテーションソフトを使って保護者に指導法を説明しているそうです。
監督は「何でも絶対にやらせてみる。できなくても、ほめる。
すると、選手から質問が出てくる。社員の育て方も同じです」と言う。
攻撃中はノーサイン。
選手が自分たちで決断したプレーが最も成長につながると考えているそうです。
監督を含めてコーチ陣は8人いて、守備、打撃、投手、動作分析など役割を分担しています。
22年秋に専用グランドが完成し、トレーニング場にはトレーナが常駐して、充実した環境も揃っています。
環境も充実していて、練習なども合理的な感じがします。
過去10年、春夏秋の大阪の公式戦を制した数が最も多いのは大阪桐蔭で計18回、履正社が計5回となっています。
2回以上優勝したのはこの2校だけで、まさに「大阪2強」状態。
辻盛監督は「大阪2強は終わります。うちが終わらせます」ときっぱり言っています。
これは楽しみな高校が出てきました!
夏の大阪大会で、この言葉は現実になるのか、それとも「2強」が意地を見せるのか。
全国屈指の激戦区と言われる大阪。
注目したいと思います!