四球の重要性 | ジャイアンツ&ファイターズの二刀流応援ブログ

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今日は朝早くから大谷選手のドジャース移籍の話題で、テレビなどは盛り上がっていましたね。

 

米メディアでは、早くもドジャースのユニを着た大谷選手の合成写真が公開されていましたが・・・

 

日本のファンは「中日ドラゴンズにしか見えない」と、ネット上では「中日ドラゴンズ」が脚光を浴びる珍事になっているとか!?(笑)

 

中日はドジャースのユニを真似ていて似ていますからね。

 

移籍先が決まって、大谷選手には来季の活躍を期待したいですね。

 

 

 

話は変わって・・・

 

野球はシーズンオフでネタがないので、今季の記録などについて書いていこうと思う。

 

 

今年のセ・リーグの投手部門のタイトルで、

 

東克樹(DeNA)が最多勝と最高勝率、村上頌樹(阪神)が最優秀防御率のタイトルを獲得しました。

 

この2人に共通しているのは与四球が少なかったこと。

 

東投手は172回3分の1、村上投手は144回3分の1を投げ、ともに四球を15個しか出しませんでした。

 

規定投球回以上の最少与四球は、昨年の加藤貴之(日本ハム)が記録した11個。

 

15個以下は過去に7人しかおらず、セ・リーグでは1983年の鈴木孝政(中日)に並び最少となりました。

 

これはどれだけ凄いことかというと・・・

 

9イニング当たりの与四球数を示す与四球率は、東が0.78、村上は0.94。

(与四球率=与四球×9÷投球回)

 

2人とも9イニングを投げて四球は1個あるかないかという抜群の制球力を見せたことになります。

 

ちなみに規定投球回以上の与四球率も昨年の日ハム・加藤貴之

の0.67が最高です。(ホントに来季もハムに残ってくれてよかった)

 

東は82年の江川卓(巨人)の0.82を抜いてセ・リーグ1位となり、村上も同8位に入りました。

 

 

以前のブログでも書きましたが、今季のセ・リーグは四球がクローズアップされましたね。

 

優勝した阪神は、四球数が昨年の358個からリーグ最多の494個に増え、与四球の315個はリーグ最少。

 

四球で出塁した走者の得点が増え、チーム打率は3位、チーム本塁打が5位でも得点は最も多かったのです。

 

 

四球を多く選んだチームが優勝し、与四球が少ない投手がタイトルを獲得。

 

改めて四球の重要性を思い知らされたのではないでしょうか。

 

 

 

【参考】

■セ・リーグの与四球率3傑

              年  与四球率  投球回 与四球

①東克樹(DeNA)  2023年 0.78    172回1/3    15  

②江川卓(巨人)   1982年   0.82   263回1/3    24

③大石弥太郎(広島)1971年   0.83    216回     20