パ3連覇のオリックスの強さ | ジャイアンツ&ファイターズの二刀流応援ブログ

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プロ野球はCS最終ステージが行われていて、関西方面が盛り上がっていますね。

 

関東にいる自分は蚊帳の外という感がありますが・・・

 

セは虎が無傷で日本シリーズ進出を決めました。

 

パはオリが王手をかけて、今日決まるかどうか!?

 

 

 

そのオリはパ・リーグ3連覇を達成しました。

 

リーグ3連覇以上は2016~18年の広島以来で、

パでは1990~94年に5連覇した西武以来29年ぶりでした。

 

 

オリの強さは戦前から強力な先発投手陣と言われていましたが、これがデータにも表れていました。

 

先発投手の防御率は3年連続リーグ1位で、21年の3.30から22年は2.77、今季は2.61と年々良くなっていました。

 

この防御率2点台は近年のパ・リーグでは凄いことなんです。

(特に今季の防御率2.61という記録)

 

投高打低の1950年、60年代には先発投手の防御率2点台は珍しくなかったが、指名打者制が導入された75年以降のパ・リーグで2.70未満は、11年のソフトバンク(2.29)と今季のオリックスしかないのです。

 

 

先発陣が頑張ったオリックスは、前半の失点が少なかったのも特徴。

 

5回終了時の失点は、無失点が56試合もあり、1失点が33試合、2失点以上は54試合でした。

 

5回終了時に無失点だったケースは昨年の42試合から増え、パ・リーグでは56年の西鉄62試合に次ぎ、56年の阪急と並び3番目に多かったそうです。

 

 

その前半の失点数は勝敗に直結。

 

無失点の56試合は46勝9敗1分けで勝率8割3分6厘を記録し、1失点の33試合は20勝10敗3分け。

 

5回を1失点以下に抑えた試合では実に66勝を挙げ、3連覇につなげたということです。

 

ちなみに今季のハムは60勝ですから、これだけでもハムの勝ち数を十分に上回ってます。

 

 

先発投手が最少失点にとどめて試合を優位に進めることは勝利の鉄則。

 

これがデータにもしっかり現れていましたね。

 

 

来季のパ・リーグは、この強力先発陣のオリを他の5球団がどう攻略するか。

 

いつまでもオリの独走を許すわけにはいきませんからね。

 

 

 

■今季のオリックスの5回終了時の失点別勝敗

 失点    試合    勝敗        勝率

・0点     56試合  46勝9敗1分   .836

・1点     33試合  20勝10敗3分  .667

・2点      9試合   5勝4敗0分   .556

・3点以上  45試合  15勝30敗0分  .333