プロ野球のキャンプも終盤に差し掛かってきていますが・・・
今日のファイターズはイーグルスとジャイアンツとの練習試合が2試合同時進行という珍しいパターンでした。
自分はマー君こと田中将大投手が登板ということで、イーグルス戦をパ・リーグTV で観戦
練習試合なので、結果は参考程度。
ファイターズに限っては、ここまでケガ人もなく順調にキャンプを消化しているのはいいことですね。
敵チームながら田中将大投手が日本球界に復帰したのは、「やはりワクワクしますね。
その田中将大投手は日米通算177勝を挙げました。
内訳は日本で99勝、大リーグで78勝で、日本で通算100勝へ王手をかけています。
ここから記録の話になりますが、
日本で通算100勝以上は過去138人おり、現役では11人しかいません。
現在、楽天には144勝の涌井と132勝の岸がおり、田中将大があと1勝すればチームで3人目となります。(間違いなく今シーズンに達成するでしょう)
しかしこれ、同一球団で100勝以上が3人そろうのは、最近では珍しくなりました。
実は去年のジャイアンツは、昨年10月に菅野が通算100勝を達成し、100勝投手が岩隈、大竹、菅野と3人そろいました。
が、去年の岩隈は1軍での登板がなく引退したのは残念でした。
100勝以上の投手が3人登板したチームは、
工藤、西口、石井一が投げた2010年の西武を最後に出ていないのです。
100勝トリオが活躍したのが1990年代のジャイアンツ。
93年に斎藤と槙原、94年に桑田が100勝を達成。
いわゆる3本柱が活躍した時代ですね。
あの伝説の10.8と言われる94年10月8日の中日戦では
槙原、斎藤、桑田の100勝投手リレーでセ・リーグ優勝を決めました。
その後、2000年~01年は斎藤、槙原、桑田、工藤と100勝投手4人のカルテットの年もありました。(工藤投手は2000年からジャイアンツ)
楽天には田中将大のほかに、通算85勝の則本もいます。
01年のジャイアンツ以来となる100勝カルテットが誕生なるか注目されますが、
ファイターズからしてみれば、脅威以外なにものでもない~(笑)
ホークスだけでも大変なのに、強敵が増えるのは厄介ですね。
ファイターズは最下位評価ですが、これらの強敵を倒さないと優勝はないので、頑張ってもらいたいですね。
【参考】
■現役投手の勝利数上位
・石川雅規(ヤ) 173勝
・涌井秀章(楽) 144勝
・和田 毅(ソ) 138勝
・内海哲也(西) 134勝
・岸 孝之(楽) 132勝
・金子弌大(日) 129勝
・松坂大輔(西) 114勝
・能見篤史(オ) 104勝
・大竹 寛(巨) 102勝
・菅野智之(巨) 101勝
・中田賢一(神) 100勝
・田中将大(楽) 99勝