トミタのフサフサ鍼灸 円形脱毛症 | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

トミタのフサフサ鍼灸 円形脱毛症

 

円形脱毛症の原因と症状について

原因: 円形脱毛症(Alopecia Areata)は、自己免疫疾患のひとつで、体の免疫システムが誤って毛包を攻撃することが原因と言われています。具体的な原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関連していると言われています。

  • 自己免疫反応:免疫システムが毛包を攻撃し、毛の成長を阻害します。
  • 遺伝的要因:家族に同様の症状を持つ人がいる場合、発症リスクが高まります。
  • 環境要因:皮膚科学会のガイドラインではストレスの影響は否定的とされていますが、ストレス、感染症、ホルモンバランスの乱れなどが誘因となることがあります。

症状

  • 脱毛斑:円形または楕円形の脱毛斑が頭皮やその他の体毛のある部位に現れます。
  • 痒みや灼熱感:一部の患者では、脱毛が始まる前に痒みや灼熱感を感じることがあります。

脱毛のタイプ

1. 単発型(Alopecia Areata Monolocularis)

特徴: 単発型は、頭皮や体の特定の部位に1つまたは少数の円形の脱毛斑が見られるタイプです。

2. 汎発型(Alopecia Universalis)

複数の円形脱毛症が頭部全体に見られます。

3, 全頭型(Alopecia Totalis)

特徴: 全頭型は、頭皮全体の毛髪が完全に脱落するタイプです。眉毛やまつ毛も全身の体毛が脱毛する場合があります。

 

予後

円形脱毛症の予後は個々の患者によって異なります。単発型の患者では、数ヶ月から1年以内に自然に毛が再生することが多いです。しかし、全頭型や汎発型の患者では、毛の再生が難しい場合があり、再発のリスクも高いです。

  • 単発型:自然回復が比較的多く、治療により高い確率で回復することが期待されます。
  • 汎発型:回復には時間がかかり、完全回復しないこともあります。治療に反応することもありますが、再発の可能性も高いです。
  • 全頭型:最も重度であり、場合によっては頭皮だけでなく、眉毛やまつげなど全身の体毛がも脱毛します。治療は非常に困難で、治療に反応しない場合もあります。長期的な管理が必要です。

鍼灸臨床においては汎発型の円形脱毛症の方が来院される事が多いです。来院される前に大抵西洋医学のケアを受けているのですが、西洋医学の治療でなかなかうまくいかない方が多く、困っていらっしゃる方がたくさんいる印象です。冨田のふさふさ鍼灸は、鍼灸師にしかできないケアで、これらの患者さんに大きな成果を挙げています。特に2022年移行、コロナウィルス、コロナワクチンによる脱毛の方が多く、当院に来院されて改善されていらっしゃいます。

 

通常の円形脱毛症とコロナウィルスによる脱毛症は、作用機序が違うので、それぞれに対応した治療法が必要になってきます。アトピーにも応用治療できる鍼灸治療を使うのはそのためです。あわせて冨田の専門分野である頭皮鍼、山元式新頭鍼療法YNSAとの併用がポイントになってきます。またストレスや不眠に対するケアも重要です。これらは頭皮鍼が最も得意とする分野です。

 

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