円形脱毛症の治療について フサフサ鍼灸 | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

円形脱毛症の治療について フサフサ鍼灸

 

円形脱毛症の治療について

 日本皮膚科学会では医師向けに診療ガイドライン(治療の参考になる手引き)を発表しています。そこで薦められている治療の代表例として、ステロイド局所注射、局所免疫療法、ステロイド外用療法があります。

 ステロイド局所注射は脱毛部位に副腎皮質ステロイドを直接皮内に注射していく方法です。脱毛部位が広いとそれだけ注射回数が多くなります。痛みを抑えるため事前にリドカイン・プロピトカイン配合クリームなど局所麻酔薬を外用してから行うこともあります。脱毛の範囲が広くない場合には有効な治療ですが、小児には行いにくいとった面もあります。

 局所免疫療法は、SADBE、DPCPといった化学物質を脱毛部位に外用しアレルギー性接触皮膚炎(かぶれ)を繰り返し起こすことで免疫バランスを変化させ円形脱毛症が改善することをねらったものです。広い範囲に脱毛がみられる患者さんでも有効である場合もあります。しかしアトピー性皮膚炎を合併している方は皮膚炎が悪化してしまうこともあり注意が必要です。ステロイド外用薬は実施しやすく世界で広く行われている治療です。

 また、急速に広範囲に脱毛が進むような場合には入院しステロイドを短期間大量に投与する点滴静注ステロイドパルス療法が行われる場合もあります。

 その他、紫外線療法、グリチルリチン・グリシン・DL−メチオニン配合剤錠の内服など炎症を抑える治療や、カルプロニウム塩化物外用液、セファランチンの内服、液体窒素療法などが一般的に行われています

 難治性脱毛症の場合、局所免疫療法または15歳以上の方で発症してから半年以上経過し、脱毛面積が50%以上の場合、新しい治療法としてJAK阻害剤(オルミネント)という内服薬の新しい治療が始まっています。JAK阻害薬は、細胞の内側にあるJAKという酵素の働きを抑えることで、炎症や関節破壊を抑える薬です。円形脱毛症の治療では内服薬として使用され、通常投与開始から36週までには治療効果が得られます。36週までに効果が得られない場合は投与中止を考慮することとされています。

JAK阻害薬は生物学的製剤と違って飲み薬ですが、炎症の原因となる物質(サイトカイン)の働きを抑えます。また、肺炎や帯状疱疹などの感染症にかからないように注意しながら使用していく必要があります。

残念ながらこれらの治療法で回復されない脱毛症の方が多く当院に来院されています。また西洋医学の治療薬の副作用により治療の継続が困難な場合もしばしば見られます。

特に汎発性までの脱毛症に対してはフサフサ鍼灸で多くの場合効果が見られることが多いです。

また副作用がまったくないのがフサフサ鍼灸の特徴です。インスタグラムの症例は4ヶ月で何年も育毛できなかった円形脱毛症が改善した例です。

9月8日のセミナーでは実際の症例も交えて鍼灸治療のメリットについて詳しく説明する予定です。

 

https://x.gd/y4ldG

 

 

 

大阪市西成区や堺市などを中心にリウマチやパーキンソン病、耳鳴り、めまいなどの自律神経系のお悩み解決なら当院【康祐堂あけぼの漢方鍼灸院】へおまかせください。