トミタのつぶやき〜小児ついなセミナー | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

トミタのつぶやき〜小児ついなセミナー

トミタのつぶやき

 

615日に東京で友人でもあるNPO法人日本小児ついな協会理事長の新開(しんかい)先生にご登壇いただき、「夜尿症、便秘、夜泣きに対する小児ついなの小児はりへの臨床応用セミナー」と冨田が講師を務める「自閉症スペクトラム症ASDに対する頭皮鍼セミナー」を開催しました。本邦において小児ついなはあまり知られていませんが、本場中国では小児ついなはTV番組があるほどの人気だそうです。たとえば小児の前腕の内側の経絡には成人の肺経、心包経、心経とは全く違った特別な名前がついていてそれぞれ手技を行う方法も全く違うのです。

また小児の夜尿症や、便秘、夜泣きに対するしっかりとした弁証論治があり、パターンを決めて擦るだけの小児はりとは全く違った治療体系で、大変勉強になりました。

「自閉症スペクトラム症ASDに対する頭皮鍼セミナー」は世界の最新の論文を元にトミタが実際に治療したASDの患者さんの症例の経過や治療点について説明させていただきました。ASDの有病率は一説には7.7%と言われており、40名の教室に3名程度のASD対象者がいることになります。頭皮鍼治療や鍼灸治療は一般的なBEI(Behavioural Educational Intervention 行動介入面接)よりも早期に症状改善が見られるという先行研究もご紹介させていただきました。

熱心な内科や婦人科の医師の先生のご参加もあり、フロアからは活発な質問が相次ぎ大変熱気のあるセミナーとなりました。

アンケートではなんと100%の方がまたセミナーを受けてみたいとのお声がありましたので、また企画する予定です。このLINEでいちはやく情報をお届けしますので、楽しみにお待ち下さい。